10年以上前に大流行した歌に
ナンバーワンではなくて、オンリーワン。
自分だけの花を咲かせよう!
と、いうメッセージソングがありました。
この歌を聞いてイメージできる花は
色とりどりで、大きさや形には
個性が光るみたいなことでしたが
一見すると、花とは思えない花も存在していて
その花かどうか識別できない花が
長い時代、日本人の命を支えてきたようです。
その花の開花時期がきたようです。
この時期に開花して、実を付けるのは
9月に入ってからです。
花を咲かせる時間帯は、
朝9時頃から2時間くらいの間だけです。
違う見方をすると
日本中で9時~12時の間に、
相当数の花が咲いていることになります。
でも、その存在に気づいているのは
ほんの一握りの人たちだけなんです。
その花の花粉が
花粉症の原因になっているヒトもいるとか。
そんな、誰からも注目されていない
花の開花を目撃することができました。
その花を観察していて思ったことは
人もだれからも注目されずに
でも、意味のある花を
咲かせているのではないでしょうか。
場合によっては、
その花の存在に自分自身でも
気づいていないかもしれません。
毎日コツコツとしてきたことの
成果が開花しているのです。
その花に気づくためには
自分を肯定的に見つめる必要が
あるのかもしれません。
≪#0657≫
~~編集後記~~
今日もありがとうございます。
今年の夏は、初めての経験が多くて
頭がどうにかなりそうな高坂一彦です。
今日は、ベランダで育てている
稲の花が咲きました。
こんな感じです↓
私の実家は、田んぼの中に
ポツンと家があったのですが
稲の花を観るのは初めてです。
どんな花かも知らなかったので
見ていたかもしれませんが
全く意識の外でした。
興味がないというのは
すべてにおいて同じです。
身近にいる人の輝きに気づかずに
その人の素晴らしさも気づかず
感動も感謝も無くしてしまいます。
興味が湧かないこと程
コミュニケーションや
成長の面でマイナスになる要素はありません。
子どもに限らず大人も
興味を湧かせることができる
健康な心身を育む必要性を感じます。
産業や教育はその興味や好奇心を
育む商品を開発、製造、販売したり
サービスを提供することが
基本的な目的に成らなければいけないような気がします。
私のしている仕事は
人々の好奇心に刺激を与えることが
できているか?
興味を持つ心に導いていけるか?
今一度、振り返ってみて
自分が講師として行っていることは
すべて、自分や周りに興味を向ける
手助けとなっているようです。
高坂一彦 拝
