春から夏にかけての日本は
春の息吹から夏には生き物の
一生が終わる期間でもあります。
草木は青々と茂り
虫たちは、繁殖行動をとり
卵を産んだり、冬支度をしたりと
活発に動き回るので
私たち人間はこの時期
自然からエネルギーを感じるのだと思います。
この自然の営みが盛んな時期に
論理的に物事をとらえるには
キャパオーバーになるので
感覚や情緒からくる情報に頼って
生活をしています。
早い話が、暑すぎて細かいことを
考えられないと云うことでしょうね。
暑いから涼を求める。
喉が渇くから水分を求める。
自然の摂理に従って生きる
哀愁や考え過ぎ(思慮深い)が
必要ない季節とも言えます。
そんな季節を大いに活用して
自然を感じる為に山に入り
風を感じ、海のパワーとリズムを感じる為に
海に近づく。
そんな、自然に触れたいと思う季節に
先週、伊豆のある村の移住者対象の
説明会に参加してきました。
村おこしの一環なので
行政が主導して行っています。
その説明会は、11月までテーマを決めて
毎月行われます。
その説明会の内容の流れが理に適っていて
夏の暑い時期には、現地見学も含めて
感情を大いに盛り上げる内容にしていて
秋から冬に向う時期には
移住のために必要な準備事項を
組み立てるプログラムになっています。
その中でも、特に重要なのは
移住に伴う初期資金と
生活を始めてからの収入や経費の計画も
しっかりと立てていきます。
このプロジェクトのコンサルタントをしている
知人の話を聞くと
夏は開放的になり、
勢いでなんでも決めてしまう人が多くて
最終的には上手くいかない事がほとんどだそうです。
従って、涼しくなる季節に
冷静に判断が必要になる
資金面の計画を考えてもらうのだとか。。。
頭を冷やして考える!
と、いうことですね。
さて、来月から8月ですが
夏前の涼しい時期に立てた計画を
ひたすら実行するだけにしようと思います。
コンサルタントの知人が言うように
暑すぎて、新たにち密な計画を立てて
細部にまで気を配った判断は
難しそうです。
≪#0654≫
~~編集後記~~
今日もありがとうございます。
8月は感傷的になりがちな
高坂一彦です。
暑さで、判断が雑になるということは
逆に言うと
商売をするには
この時期を利用して
売り上げを伸ばすのも有なのでしょうか?
クリスマス商戦なども
クリスマス気分を盛りあげて
購買意欲を掻き立てているので
やはり、理屈より感情が景気を良くするのかも?
しれませんね。
今、判断できないことに
伊豆の移住の1泊2日の現地見学ツアーに
申し込むかどうかがあります。
IターンやUターンの計画の進め方の
視察として参加したいと思うのですが。。。
高坂一彦 拝
