偏見を持つときは
視覚からの情報が多いようです。
偏見とは
かたよった見方・考え方。
ある集団や個人に対して、
客観的な根拠なしにいだかれる
非好意的な先入観や判断。
と、記されています。
目を閉じた状態で
偏見を持つとしたら
喋っている相手の声色だったり
話しの内容等で
悪者だと偏見を持ったりします。
次に、目を閉じて、耳も塞ぐと
匂いでその人の素性を探ろうとします。
例えば、酒の匂いがする
相手がいたとしたら、
どんな偏見を持つでしょう?
私なりに偏見について考えた結果
偏見は自分を守るバリアの役目、
または、先制攻撃の武器とも言えそうです。
もし、具体的な根拠も無く
誰か、または、何かを否定的に捉えたとしたら
それは偏見を持っていることになります。
そんな状態になった時には
自分の何を守ろうとしているのか
冷静に考えて見ると
実は、そんなに怖がることが無いと
気付く場合が多いです。
偏見は、自分に対して不利益をもたらす
ヒトや組織に対して向けられます。
いづれにしても
偏見を持ってしまうと
ありのままの事実を見れなくなり
冷静かつ客観的に物事を捉えることが
出来なくなります。
何より、負のエネルギーを持つことになるのと
楽しく、前向きに進むことが出来なくなります。
もし、誰かに対して偏見を持ちそうになったら
予想や、感覚や過去の出来事ではなく
目の前の事実だけに目を向けて見てはいかがでしょうか。
思い込みで見えていた世界が
少し違ったモノに見えるような気がします。
≪#0634≫
~~編集後記~~
今日もありがとうございます。
時々、食わず嫌いになる
高坂一彦です。
食わず嫌いも、立派な偏見です。
強面の人がいると
怖い人に違いないと
偏見の眼差しで見てしまったり
自分の意見に
反対やアドバイスをされると
この人は敵に違いないと
偏見を持ったりします。
最近では、偏見を持つ前に
必ずしている事があります。
これを行えば
偏見を持つことが少なくなります。
それは、相手の真意を確かめることです。
当然、真意を確認したら怒鳴られることもあります。
そうなったら、偏見ではなく
事実に変わるので、そこから
対応を考えるようにしています。
過去に失敗した経験があります。
ある人に、とあるお願いをした時に
「エ~」と、嫌な顔をされたことがあり
その人は、本心からその頼まれ事が嫌だったのですが
それで嫌な思いをした私は
数年後ですが、別の人に、あるお願いをした時に
またしても「エ~」と、言われ
すぐに、そのお願いを撤回して
その人から距離を取るように成ったのです。
でも、その人の「エ~」は、
私のお願いをむしろ喜んでいたらしく
1年後にその事実を聞かされた思い出があります。
これなどは、傷つきたくない為に
偏見というバリアを張った典型でした。
そんなこともあり
最近では、図々しく
相手に本意を聞けるようになったという訳です。
逆に、そんな私が皆さまから
偏見を持たれなければ良いのですが。。。
そうならないように
出来るだけ笑顔と優しい口調で
本意を聞くようにしてるのですが
どうでしょうか。。。
高坂一彦 拝
