今日も「人つながり」のブログに
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≪#0508≫
自分の感情をコントロールするコツ(№3)
自分の感情をコントロールする(№2)
桃の節句から広がる思考(№1)
と、続けてきたテーマの最終回です。
今回は、どんなに長くなっても
書き切ってしまうつもりです。
私たちは、母なる地球(大地)から
自然の恵みをいただいています。
このことは、自然環境問題が取り上げられるようになり
殆どの人が地球上の自然や生態系を
当たり前と思わなくなりましたね。
今回、取り上げる「時間(とき)」の存在も
例外なく誰かが造っていると考えます。
物理学の世界では
時間そのものの存在の有無が解明されていません。
ニュートンの考える時間は絶対的。
宇宙は大きな時計のようなもので
一定のリズムで時を刻み続けるもので
アインシュタインの時間は相対的で
人や場所(環境)によって時間の流れが異なる。
(重力などで歪んでしまうらしい)
天の川銀河の外に飛び出して
他の銀河にいったとしても
絶対的であろうが相対的であろうが
時は流れているはず?!
科学的なことは、横に置いておいて
沢山の銀河の中心には
団扇をもった誰かがいて
(仮に「団扇おじさん」としておきます)
一回扇ぐと1年の時が流れていく。みたいな。。。
そよ風のように、時は流れている。
何故、時は存在するのか?
答えは簡単!
それは「必要」だからなんですね。
偉い人たちが良く言ってますよね
「この世の中で起こることに不必要なものはない」と。
さて、感情コントロールの話に戻しますが
怒りが湧いてきた時に「時間」を軸に考えます。
折角、団扇おじさんが造ってくれた時間を
醜い感情で汚染させてはいけないと言う事です。
時間は自然環境と同じで
「清流」とか「きれいな空気」なんですね。
清流を醜い感情で汚したら。。。
きれいな空気を醜い感情で汚してしまったら。。。
それでも、環境の汚染は少しくらいなら
循環システムの中で元の状態に戻してくれる
可能性があります。
しかし、時間は循環もしていなければ
戻ってもきません。
時は流れたらそれきりです。
過ぎてしまった時が「遺恨」などの
目に見えないものを残してしまう。
そして、誰が最初に言ったか解りませんが。
時間=命(人生)に例えられます。
いろんな考え方がありますが
あえて言わせていただくと
私自身にとっての時間とは
生きている間のコトなんですね。
死んでしまったら
この世での私の時間は終了。になります。
そう考えると
大好きな家族の誕生日を一緒に祝えるのは
寿命を考えると残り20回前後しかありません。
まっ!100才まで生きたら50回程ありますけどね。
そんな貴重な時間を
不必要な怒りや不安で汚したくない!
怒りが湧いて、戦うと決めたら
勇気と希望の感情に変えて。。。
不安や心配が湧いてきたら
愛情と希望の感情に変えよう。
怒りが湧いて
「くそ!」と、思う事は
ちゃぶ台をひっくり返した時の料理と同じで
団扇おじさんが造ってくれた時間に
申し訳ないと思うようにしています。
日頃から、時間に感謝して
身体に染み込ませておけば
マイナスの感情を引きずった時に
思い出すことが出来ます。
ここ数年、座禅を組むことがあります。
その時も、時間を意識する時があります。
当然、座禅を組んでいる時は何もしていません。
ただ呼吸をして座って、若干脳を使っているだけです。
人間30歳を超えると、肉体の成長は止まり老化が始まります。
従って、30分座禅を組んでいる間にも
どんどん、老化が進んでいるんです。
そして、座禅を始めた30分前のその時は
もう戻ってきません。
こんな貴重な時間を30分も自分の為に使えることに
感謝せずに、何を思えば良いのでしょうか。
もう一つ例えるならば
お金を稼いで、そのお金を使う時に
お金に感謝するのと同時に
その金を使える時間が有ることを忘れないようにしています。
いくらお金を持っていても、使える時間がないと
何の役にも立ちません。
そんな考えになったのは
やはり、わが子のお蔭です。
わが子の歩みに寄り添うことは
私に時間がないとそれが出来ない。
時間は目に見えないので
誰にも、気づいてもらえない存在ですが
時間が止まれば、すべてが止まってしまう。
いつ、自分の時間が終わっても後悔しないように
穏やかで、喜びと希望に満ちた時間にすることが
日々の目標です。
皆さまも、今日1日は何をするにも
時間があるからそれが出来ると
意識してみてはいかがでしょうか。
ひょっとしたら、
いつもと違う視点で日常が見れるかもしれません。
場合によっては、新しい価値観が生まれるかもしれません。
高坂一彦 拝
