老婆心の反対を考える!
≪#0479≫






今日も「人つながり」のブログへようこそ!





皆さまは「老婆心」と聴いてどんなことを思い描きますか?




最初に「老婆心」という言葉を聞いたのは
おそらく、小学生の頃だった思います。




耳で聞くたけでは、どのように書くのか
解らないまま受け入れてしまいました。




その時は、まさか「老婆」と書くとは思いもよらず
もっと違う意味だと感じていた事を思い出します。




そして「老婆心」は、
おせっかいという意味でつかわれたり
お年寄りは心配性なので、
若い人へ忠告や助言的に使われる意味で
捉えられたりしているのではないでしょうか。




そして「老婆心ながら。。。」と言うときは
へりくだっているようにも聞こえます。




老婆が若者に向ってなにか、アドバイスをするときは
若い人は、老婆の言う事に耳を貸さないので
「老婆の言う事ですが、聞いてくださいね」と、
こんな感じでしょうか。




昔の私も、年配者の言う事には
耳を貸さなかったかもしれませんね。




最近では、この「老婆心」を
素直に受け入れられるようになってきています。




むしろ、もっと「老婆からのアドバイスが欲しい」




しかし、いつも姑と一緒の人は微妙かもしれませんが。。。




考えてみると、すでに私が「老婆心」を誰かに
話す立場なのかもしれません。




もし、おせっかいや忠告などがうっとおしいのであれば、
老婆心の意味の反対をすればよろしいかと思い
反対の意味を考えてみますと
「無関心、無干渉」といったところでしょうか。




今のご時世、「無関心」が社会問題になる中で
これでは、せっかく歳を重ねてきた意味が解らないので




忠告やアドバイス、無関心ではなく
若い人や周りの人を見守り、寄り添う。
年配者の立ち位置はここだと思っています。




寄り添う方法のひとつに
相手の話を聴くことが
寄り添うことになるのではないでしょうか。




老婆心側になっても
人の話の聴き方や言葉の伝え方を
勉強しなければなりませんね。




今、私が取り組んでいることに
自分自身も楽になる、人の話の聴き方講座の
『傾聴1日講座』の開催準備をしています。




私も2年前から人の話の聴き方を
改めて学んだ結果
家庭、仕事、友人関係など
人間関係がかなり好転しました。




今や、人の話を聴くことが仕事の80%を占めています。
人の話を楽に聴けるようになるには
ちょっとしたスキルを学ぶ必要があります。




そのスキルをお伝えできるように
急ピッチで準備をしています。
ご期待ください。。。




高坂一彦 拝