今回も「人つながり」のブログを
読んでいただきありがとうございます。
人の話に集中できない癖
≪#0333≫
人の話を聴く目的はいろいろあります。
一字一句漏らさずに聞く。
言いたいことを把握する。
何を感じるため。
学習で理解や暗記する。
私が苦手なのは
授業などで聴きながら
深く理解したり記憶にとどめること。
それと、一字一句漏らさず聞くのも
できませんね。
逆に得意なことは
言いたい事を把握するのと
何かを感じること。
最近、自分の話の聞き方の癖が
解ってきたのですが
多くは、自分の価値観の中で
相手の話を聴いているようです。
今までは、相手が何を言いたいか
ではなく、
自分がどう感じたか
どう聞いたか。
それが大事でした。
自分に理解できない
話をする人には、全く興味を
持てませんでした。
だから、相手の話を
全く聴けていませんでした。
前の仕事で、相手の話をきいて
そこから、色々な文章を作る仕事を
していました。
その作業は、聞き漏らしがあっては
一大事なので、ICレコーダーで録音をして
あとで、文字に起こすのですが
公式文章的なので、感嘆詞などは
当然、削除することになります。
その他、接続詞や形容詞、副詞も
できるだけ使わない文章にすることが多くなり
出来上がった文章は
言いたいことだけを文字にして
スッキリしたものになっていました。
まさしく、言いたいことだけ
簡潔にされた文章は
今でも心地よさを感じます。
所謂、目に見えないイメージできない
ことは文字にしないです。
例えば、涙が出るくらい悲しかった。
涙が出るくらい?どれくらい?
悲しかった?人によってちがうよね。
そして、気持ちを盛り込んだ
文章を書いてしまうと
気持ちは主観的で抽象的なので
その文章が意見書や要望書の場合
相手が明確な返答をできない
口実を作ってしまうので
目に見えた理屈を文字にすることが
大事になります。
しかし、
コミュニケーションが大切に
扱われるようになった最近は
事柄や事実よりも
相手の気持ちを聴く必要性が
求められてきています。
少なくとも私の周りの人たちは
その傾向にある人が多いです。
高度成長期、バブル期など
とにかく前に進む
イケイケの時代では
なくって来ているのは間違いありません。
時代は、いかに人の気持ちに
寄り添い、それに応えることが
ビジネスの形になっていると
感じます。
従って、人の気持ちを
聴くことが出来ない人は
時代から取り残されていくのかな。
私も、取り残されないように
こだわり、囚われ、頑固を手放して、
人の話を正しく聴けるように
トレーニングを続けていこうと思います。
今日も、あるアナリストのコメントの
文字を起こして、削除したくなる衝動を
抑えていたので、まだまだだな~。
と、反省もあり、ブログに書きました。
高坂一彦 拝
