かずのブログへようこそ! ≪#0100≫


本日のブログの続きです。
内容は料理の最初について


前回のブログはこちら
↓↓
【物事には最初があった】


私が育ったのは関西です。
それが原因ではないのですが
関西企業の日清食品で販売されていた
乾麺の「日清焼そば」
私の調理の原点となりました。


小学校の頃のわたしは、
お手伝いが嫌いな、
普通のやんちゃぼーずでした。


従って、調理なんかすることもなく
お腹が空いたら、お菓子を食べて
空腹を満たしていました。


そんな中で、おかんが作る
インスタント焼きそばがおいしく
小学生の私の心が釘付けになりました。(大げさな!)


しかし、おかんの作るこの焼きそばは
その時々でおいしい時といまいちの時があり
それが、許せなくなり
あるとき自分で作るようになりました。



そして、

おかんが作った焼きそばの
まずい時の原因を突き止めました。


これを説明するために、
そもそも、日清焼そばはどのように作るのかを
説明しなければなりません。
<おいおい、インスタント焼きそばの説明か?>
↓↓
↓↓(これが、袋)


日清焼そば 袋


この焼きそばは最初に、
フライパンに220CCの水を入れて
沸騰したら、そこに乾麺を入れる
↓↓
↓↓(おいおい、調理の写真まで掲載か!)


日清焼そば フライパン


そして、お湯が無くなるまでに
麺をゆでる。


お湯がなくなりかけたら
粉末のソースを振掛けて
完全に水分が無くなるまで
麺にソースをからめる。
↓↓
↓↓(粉末ソース)


日清やきそば 粉末ソース


私が作りだした当時は
液体ソースも付いていて
すこし、辛い味付けでした。


以上の調理工程を経て
出来上がるのですが、
なぜ、おかんの作る味にバラつきがあったのか?


それは、

最初のフライパンに入れる水の量。


どうしてかと言うと。
粉末ソースを入れるタイミングの問題で
水分がまだ多く残っている状態で
粉末ソースを入れると、
「べちゃ」とした、出来上がりになり
ピリッとした刺激のある味にならない。


おかんは、特に大雑把で、
水の量を計量カップで測らずに
コップで適当に入れていました。


それを見ていた私は、
ちゃんと水の量を測っていれてよ!と

何度か訴えましたが、


そんなことを受け入れる「おかん」でないので
仕方なく、「日清焼そば」を作るときは
私が作ることになりました。


小学生が火を使って、
水分が蒸発するかしないかのうちに
粉末ソースを入れる経験は、
とても、緊張したものです。


そして、一番困ったのが
育ちざかりの小学生、
一袋では満腹にならないこと。


仕方がないので
二袋分を作ることに。。。


そこで、調理の難しさに遭遇した
小学生がそこにいました。


それは、一袋220ccの水が必要なので
小学生は、220+220=440cc
確かに間違っていない。


そして、出来上がる前に異変が起きた
麺がまだ茹で上がってないのに水分が無い!


さすが小学生、慌てて水を加えるも
量が多すぎて「べちゃべちゃやきそば」の
出来上がり!


なるほど、麺が増えたが、
フライパンの大きさは同じ
乾麺が重なっていて
最初から湯に浸っていないところがある。


しかし、火でどんどん水分は蒸発しているので
先に水がなくなった。


そんな、ところから私の調理が
スタートしたのですが、
それから、20年経ち結婚をしてから一つの衝撃が。。。


私の奥様になった人が
『日清やきそば』の存在を知らなかった。
奥様は、関東の人なので、
日清食品になじみがなかったのか。


と、言うことは
日清食品がスポンサーだった
『ヤング おー!おー!』も知らないのか。
そら~、えらいこっちゃ!


話をもとに戻そう。


私の調理ヒストリーは
そこから始まった。
↓↓
↓↓(昨日の完成品)


日清焼そば 出来上がり


ところで、このブログで何度も書いてきましたが
4月から「呼吸法の講座」を開きますが、
呼吸法をしてから
性格がガラッと変わり


あまり細かいことに囚われなくなりました。
その具体的な事柄として


日清焼そばを作るときに
最初の水を入れる量が
どうでもよくなって


水道の蛇口からダイレクトに
フライパンに多めに入れている
私がいました。


ん? 呼吸法のお蔭なのか?
おかんの子供と言うことで遺伝なのか?


さて、どっちでしょうか。


今日のブログを最後まで読んでいただいた方
本当にありがとうございました。


因みに、私は日清食品とは何の関係もありません。
念のために!


高坂一彦 拝


追伸
1963年(昭和38年)7月2日 - 袋入り焼そば「日清焼そば」発売