かずのブログへようこそ! ≪#0071≫


元日も終わり
正月の2日目ですが、
皆様はどの様にお過ごしですか。


私は、ここ数年は
お正月という特別な事はなく
通常のお休みと同じく
生活をしております。


今日のブログは
昨年最後のブログの続きです。↓↓【クリックしてください】
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昨年出会った物の中から
書籍のお話しします。


昨年の私の大きなテーマは
穏やかな性格になる。
自分を見つめて、
自分と会話する。


それを助けてくれる
書籍との出会いがありました。


一つは
『荘子』
荘子という本のタイトルですが、
筆者は、「荘子(荘周)とその弟子たち」


荘子は、紀元前300年頃を中心に
活躍した「思想家」です。
論語の「孔子」や道家の「老子」
との関係が深く書かれています。


昨年、自分の能力の限界を感じた時に
運よく、この本に出会いました。


今回は、この本の教えを二つご紹介します。


一つは、このブログの
プロフィールの座右の銘に記している
「無用の用」


これは、世間(一般的な価値感)では
役に立たないと思われている物が
見方や価値観が変わると
役に立っている。と、云う内容。


少し、この「荘子」の書の説明をすると
格言的な言葉は物語になっていて
具体な事例から読み取れるように
書かれています。


不思議なのは、
紀元前に書かれている事例なのに
現代にそのまま当てはまる事が多く
私たち東洋人の思想は
共通して脈々と繋がっている事に
別の意味で感心させられました。


二つ目は、
「ありのままを受け容れる」
これは多くの事に当てはまり


こだわりを持つ事の意味。


比べてもしようがない事を
他人と比べての不満。


これは、自分の「もちまえ」
続ながっていきます。


「もちまえ」とは、
天から与えられた
形や能力。
そして、無意識の領域で
できるようになった事。


考えてみると、
各界で活躍されている人たちは
「もちまえ」を発揮されている
と思います。


冒頭で私が「能力の限界を感じた」
書きましたが。


誰と比べての限界なのか?


私は誰の役にも立ってないのか?


それを解らせてくれた書籍です。


そんな事があり、
自分という者と向き合い
「もちまえ」を探しに
自分の心にアプローチする事を知りました。


他にも、何冊か紹介したい本がありますが、
別の機会にご紹介させていただきます。


因みに、中国の古典が
苦手な方には、
エッセーのような翻訳版が
お勧めです。


最後に、昔の名著を読む
キッカケとなるテレビ番組があります。
NHKの「100分de 名著」が面白いです。


今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。


高坂一彦 拝