noburinのブログ -7ページ目

究極の旅

『究極の旅』ロバート・モンロー著、日本教文社

を読み終えました。


モンローは、元ラジオ番組制作者から会社を作りました。

ひょんなことから、音響を操作しているうちに、体外離脱(幽体離脱)体験をします。

その後、研究に没頭し、体外離脱が可能な音響システムを開発した人です。


現在、「ヘミシンク」という名前で、その音源は販売されています。


なかなか普通の環境では達成できない深い瞑想状態に誘導する音響です。

その研究の過程と、それによって得られた結果について書かれています。


圧巻でした。


私も「ヘミシンク」を最近聞き始めています。

以前、瞑想の習慣を持っていましたので、

ある程度は行けていますが、

まだまだこれからトリップを深める入り口に立っている気がします。


一般的な現代人が考えている「人間」は、極めて狭いバンド(領域)でしか情報を

享受できないシステム内に閉じ込められているために

非常に苦しい生き方を余儀なくされています。


歴史的に、なぜ一部の人間が「瞑想」を取り入れてきたか・・・。

それは「自分」(極めて偉大なはずの)の情報享受能力を高めるためでした。


人間は「死」というものがいったい何であるのかが分からないために、

苦悩の人生を送る、苦難の道を歩むということを繰り返しています。


そろそろ人類は、「死」についての教育システムに

関心を持ってもよさそうな気もしますが・・・。


想像できないほど人類の生き方が楽になりますよ、きっと。



リアルファンタジア

いま山川健一氏の『リアルファンタジア2012年以降の世界』と同時進行で

『神をさがす旅』を読んでいます。

リアルファンタジアはもう少しで終了。


ヘミシンクという脳の波動を調整する音響があって、

最近さぼり、さぼり体験しているのですが、

山川氏は、ヘミシンクにハマッていていろいろとトリップをしているとのことで

購入したのであります。

ヘミシンクとはイヤホンで聞くある種の音源なのですが、

機能的には、意識が日常の意識世界から外れてトリップできるのです。


僕は20代のころに中近東やインドを放浪していて、

マリファナでトリップした経験があるのです。

ちなみに、もちろん日本では違法なのでできませんが、

オランダなどでは今でも合法的に摂取することができます。


ヘミシンクは、合法的な音響ドラッグともいってよく

意識の拡大を促すことができます。


僕の専門は、学問的に言うと精神医学で、

人間の心と意識を扱うのですが、

領域は日常の意識の体験領域を基本としています。

もちろん幻覚や妄想といった世界も扱うのですが、

それらを包括的にあつかう概念がありません。

残念ながら・・・・。


『リアルファンタジア…』は、現代の量子力学の世界から

人間の存在や意識の問題に迫ってゆきます。

山川氏は、自分でヘミシンクで体験している変性意識の状態を

現代物理学の世界から何とか説明をしたく、試みているのであります。


人間は、「体験」したことを何としてでも、

「説明」をしたい存在なのだなーと思いました。


「体験」は説明という言語的なものではないもん。

いや、「説明」という再体験という考えもあるか・・・。





スパイク2

昨夜スパイクと夕食をともにしながらの会話。

日本でも出版社は斜陽化となっているが

アメリカではどうなのかという質問に対して、


あと3年から5年で大手の出版社は消えてなくなるだろうとのことでした。


ほとんどが電子媒体に変わってきて、

製本による出版は事業として存続が困難である

との判断でした。


日本もアメリカほどではないが、おそらく

そのような傾向になるのではないか。


それにとってかわる書籍の情報媒体は

電子書籍が圧倒的で、スパイク自身

アイフォンから自分のサイトに飛んで

書籍を読んでいるし、いったんスイッチを切って

次に開けた時には読んでいたページから

よみ始められるというシステムが定着しているとのこと。


ちなみに聞くと、読書は週2ないし3冊読むとのこと。


読んだ後の情報整理について聞くと

マーカーを引いてスタッフがその部分をファイルし

分類してフォルダに入れていて、検索を可能にしているとのこと。


あとは読みたい本は、サマリーを専門にやっている

業者があって、そこに依頼してサマリーを読んでいるとのこと。


アメリカで有名なZapposという、靴の販売の

企業戦略の話も面白かった。

まるでホテルリッツカールトンの企業アイデンティティでした。


その他顧客名簿の重要性、利用方法などなど

普段気がつかない、きめの細かいアイディを学びました。