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湘南マラソン

23日、日曜日。湘南国際マラソンに参加しました。生れて初めてのフル(42.195Km)参加でした。大磯プリンスホテル前から江ノ島までの往復コース。

昨年前半は右の足関節の痛みの治療で苦労して、6月ころから皇居周囲を走り始めました。

皇居2周、10Kmしか練習で走っておらず、しかもゆっくりペースだったので、20Km走ればよいか・・くらいの覚悟でした。

初めてのマラソンで、ハーフも走ったことがないために、フルを走るということが想像もつきませんでした。

前日に大磯プリンス宿泊。大会当日、快晴、朝日が三浦半島、相模湾から昇ってくるのを拝んで朝食。スタート会場へ。聞くところによると参加者は2万人を越えているとか。

「炎のランナー」の曲がかかる中、9時にスタート。

10Kmを超えたあたりから右の膝関節周囲が痛み出して、それをかばいながら走り続け、止まっては痛み止めの軟膏を塗りながらの走行になりました。

折り返し地点の江ノ島が見えたときはうれしかった。

 32.5Kmの第4関門でタイムアウト。バスに乗せられての帰還でした。

 息子と一緒に走ったのですが、彼は5時間13分で完走。

 無論まったくの練習不足のために、完走できなかったわけですが、フルは走れるという感覚をつかむことができました。しかし、自分に対して悔しい思いを味わいました。

 昨年は、スカイダイビング、富士登山、尾瀬縦走、バイクの免許取得など体験しました。

 引き続き今年の初チャレンジは、フルマラソン。

 人生において体験したことのないことを繰り返し体験すると「いまを生きる」という感覚が湧いてきます。

 湘南マラソンの参加者に配られたTシャツの背中に様々なメッセージがプリントされていました。

 私のTシャツには「気力に限界はない JAST DO IT」とありました。

 私の前に走っていた人々のTシャツは「人生のすべてをこのコースに刻め」「ゴールの先にあるものは何か」でした。

 足を引きずり走りながら本当にそうだと感じました。

アイルトン・セナ

映画「アイルトン・セナ・音速のかなたへ」を観てきました。


言葉にならない・・・。


映画という人間の想像が生み出した世界ではなくて、

本当に存在した、想像を超えた天才の世界。

彼は、何度もレースで奇跡的な結果を出した時に、

神を感じたという。

レース中に通常の意識を超えた状態で走っているという。


私の知人で、もとF1のレーサーがいる。

本当かどうか分からないが、レース中は恐怖と緊張のために

心拍数が200を超えると言っていた。


セナのマシンにセットされたカメラの映像で見える

時速300キロを超えるスピードの世界。

前の車に追いついたと・・その瞬間に追い越している

この世のこととは思えない映像。


世界一を争うために生れる政治的な攻撃にさらされても

不屈でしかも静かに戦う精神力。

人間としての高度な精神性が要求され、

成長してゆくセナ。彼の静かなマスクがよかった。


予選中に目の前でクラッシュして死んでゆく仲間たち。

クルーが言う。

この世界はもうやめて、フィッシングにでも行こうと。


マシンが言うことをきかない。

不安と緊張がつづくうちに・・・

セナは事故で他界する。


たった一人の男が、貧困にあえぐブラジルの人々に、

世界中の人々に勇気を与えた。


映画を観終わって、帰ってきても

まだ何をどういえばよいのか、言葉が見つからない。

自分にとって、このような映画体験も珍しい。




尾瀬縦走

日曜日、月曜日と尾瀬に行ってきました。

鳩山峠から入り、見晴らしに一泊、

翌日尾瀬沼経由で沼山峠を越えて、

バスで奥只見湖、経由で戻ってきました。


「尾瀬を見ないで死ねるか・・」と長いこと思っていたので、

達成感がありました。

天気予報が、2日とも雨・・でしたが、

晴れ男のせいか、1日目は晴れ、2日目の朝まで晴れ、

10時頃から2,3時間雨に降られました。


紅葉が始まったところで、それなりに美しかったです。


冬は、4から5メートルくらいの積雪、

5月にようやく雪解けという土地で、

半年は人が入れない世界。

6月に青葉が芽吹き、10月には木の葉が散る。

生命のはかなさと、輪廻を感じ、

なんだか自分の子どものころや、両親のこと、

遠い過去のことがやたら思い出されました。


子どものころ、父が道南のあちこちへ、

四季折々、海釣り、川釣りと

連れて行ってくれた記憶がよみがえり、

いまこうして息子と尾瀬を訪れている自分がかさなり、

このように生きていることに感謝しました。


それにしても、尾瀬の旅行者は

高齢者の団体がやたら多かった。










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