息子1歳10ヶ月。
ご多分にもれず、イヤイヤ期です。
でも言葉を理解して話すのが早かったため
聞き分けがよいので、
思わず言葉でいろいろと説明してしまいます。
コレはこうだからダメなんだよ
コレはこうすると危ないよ
一見いいことのように思えるけど、
ある日息子がどもり始めました。
私や夫を呼ぶこともままならず普段との違いに
ビックリして、いろいろ検索してみたりしました。
そしたら、発達段階で起こりうることであるとのこと。愛情不足とかではない、と強調して書かれていることが多かったです。
でもじゃあ放っておいていいのか⁈と
やっぱりなんかしっくりこなくて…
調べると、愛情が足りていない、という記事もでてきました。どっち⁈ってなりますよね。
まぁ、違う記事を探せば、そういう記事がでてきますよね。情報ってそういうものだから。
そこで一呼吸して、目を閉じて
本当に息子のためになることってなんだろう?
と、自分に聞いてみました。
そしたら、
ゆっくり喋ろう
という気持ちになりました。
あれだけ記憶力がよく、話すと伝わっている彼が
なぜ言葉を出せなくなったんだろう?
情報が多すぎるのかな?
と考えると、大人の言葉をずっと聞いていて覚えている子からしたら、たぶん私を含めて周りの大人がよく話す人ばかりなので、脳がパンクしちゃっているなと。
もっとゆっくり喋って、
言葉だけで伝えようとすることをやめて
息子をちゃんと一歳の男の子
として扱ってみよう、と。
生まれた時からひとりのニンゲンとして尊重したいという思いがあって、なるべくそう接してきたけど、それによって息子にとっては、子どもとして受けるべき愛情表現が不足していたのかな?と思いました。
そう、愛情不足なのではなく、
愛情表現不足ってこと。
話せば伝わるからって、早口で顔も見ずに言ってなかった?ちゃんと甘えさせてあげてた?
いろんなことを省みるきっかけになりました。
それから、夫にも話して、
なるべくゆっくり話すこと。
先々のことを言葉で伝えるの(今日はどこどこにいくよ、とか明日は誰々が来るよなど)をやめて、
ひとつひとつの行動に集中できるように促すこと
をしてみました。
記憶力がよい息子に対して、先々の予定をいうと
いろいろと負荷がかかる気がしたので
ゆっくりゆっくり話すようにして、
三日後くらいに、息子も落ち着きを取り戻し、
今は普通に話せるようになっています。
発達の段階で仕方のないことだとしても
異変があるということは、何かしらのサインなのかなと思うので、その異変に気づいて、反応していくというのも、愛情表現のひとつなのかなと、
今回の経験で感じました。
息子の世界には、まだ限られた登場人物しかいなくて。与えられるものをみんな吸収していく彼を、そのまままるごとまた、受け入れて抱きしめていくことが、私たちのやることなんだなと、気づかされました。
器、おっきくしていきたいなと改めて思うできごと。
どんとこい!ってまだまだ言えないけど、一緒に成長させてもらえることは幸せなことです。
「イヤ」じゃなくて、「イヤの」と言うので、
我が家では「イヤノイヤノ期」と言ってます
♡Yuko♡