金曜日ですね!
✨おはよーございます٩(๑❛ᴗ❛๑)۶✨

三連休目前にして、

本日は職場でのイベント開催☠️

Aster Work 消滅びっくりマーク

0(:3 )〜


人間だものキラキラ


    再びっくりマーク *\(๑• ₃ •๑)*



 



わたくしが織りなす「人間」シリーズ完結編!
締めはこちらの作品

 

タイトルはズバリ気づき


「人間」びっくりマーク飛び出すハート



お笑いタレントで太宰治を愛読されている又吉直樹さんの作品。

ひょっとして!太宰治「人間失格」へのオマージュも見られるのでは!?と期待しながら読ませていただいたのですが、そのまま登場しました!

            (*ᵒ̴̶̷͈̀ᴗᵒ̴̶̷͈́)و YESピンク音符



ラスコーリニコフもびっくりな胸熱シーンでした!

太宰治ファンの方にはお馴染みのあの場面が語られます



​「人間」ストーリーは主人公の自叙伝!

現在の主人公は38歳の男性。

学生時代の友人から受信したメールを開き、二十年前に上京した当時の出来事を回想するシーンが語られます。

舞台が谷根千なんて「わかってるぅ⤴︎」な滑り出しピンク音符



「おまえは何者にもなれない」という意識に脅かされながら生きてきた主人公の自意識や苦悩といった感情を交えながらシェアハウスで仲間たちと暮らしていた当時の出来事が描かれています。



本を愛する又吉直樹さんならではの演出が楽しめる内容でもありました!

要所要所に見受けられる様々な文学作品へのオマージュや、クスッと笑わせてくれるお笑い要素は芸人さんならではのサプライズでしょうか。

主人公が誰かと会話をする際に、ちょいちょい関西弁でツッコミを入れるくだりもテンポが良くて面白かったです♪


正にの融合Ξ(*゚▽゚)ノ ウイッス!!



私が一番心に残ったシーンは下北沢のバーでの主人公と友人の影島くんとの会話です


漫画家を諦めて漠然と物を書く仕事をしている主人公と、お笑い芸人となり、さらに芥川賞を受賞した友人影島くん。

お互いにお互いの胸の内を打ち明けながらもどこか漫才のような会話のやりとりが印象的な場面がつづきます。


目指す目標の最高到達地点をクリントイーストウッド(イコール宇宙)に例えて語り出すシーンが個人的にめちゃめちゃツボにハマりました ꉂꉂ笑



幼少期に描いた「象」の絵を先生に否定されたことによりとても傷ついた影島くんは人と違うことをするのが恥ずかしくなり、のちの創作活動にも支障をきたすほどのトラウマになったのだそう。


それ以来、影島くんは「本当に心から描きたいもの」を見つけることができなくなってしまいます。


幼少期の影島くんの描いた「象」の作品は

画面から見切れた象の尻尾



この場面はサン=テグジュペリ「星の王子さま」に登場する「ウワバミに飲み込まれた象の絵」へのオマージュとなっていると思われます。

この時に影島くんが「星の王子さま」に出会っていたのなら、「本当に大切なこと」に気がついてくれたのではないかと思うととても残念です。


先生に言われる前の自由な状況があと数年続いていたら、どうなってたんやろう?って考えだしたら苦しくなる。あのゾウの絵を描く前の自分の絵を影島(今の自分自身のこと)に見せたいな。

ずっと苦しんできた心の内をぽつり呟くとても切ない場面が描かれます。



それから2人の愛読書「人間失格」を語る場面になるのですが、作者又吉直樹さんはこの下北沢のバーでの2人の会話のシーンに一番力を入れたのではないかと感じました(*☌ᴗ☌)。*゚💕

今度ご本人にお会いしたら伺ってみたいです。


主人公「線引き過ぎて、どこが大事かわからんようになってるやろ?」

影島「むしろ最近は線引いてない箇所を重点的に読んでる」


思わず(♡ˊ艸ˋ)むふッッッ。「人間失格」に共感する同士ならではの会話ですね!




 ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。

     いちばんたいせつなことは、目に見えない。

サン=テグジュペリ「星の王子さま」より
           キツネくんのセリフ


主人公と影島くん、お互いが王子さまとキツネくんの関係でいてほしいと思う下北沢のバーでのシーンでした.。❁*.:。❁



また、本作「人間」はタイトル別に4章構成となっており、終章である第4章では主人公の家族や親戚・知人が一堂に会する場面が描かれています。
舞台が父親の故郷である沖縄県名護市に移ります。

主人公の父親にスポットが当てられているのですが、要所要所に挿入される回想シーンが破茶滅茶なエピソードばかりでとても面白かったです。

北野武さん監督の「菊次郎の夏」に登場する菊次郎のような、はたまた、思春期の中学生がそのまま父親になったような奔放な父親像が浮き彫りとなり、物語最後の瞬間まで笑わせられました!

父ははっきりと眼を開けていた!
僕を笑わそうと変な顔をしていた!


また、第4章には胸キュンな伏線回収も!❥·・
影島くんとの会話では答えに窮した「前世がなんだったとおもうか」の答えがしれっと散文詩で挿入!

夕暮れ時の高台で遠くの海の夕焼けを見ながら母と主人公が何気ない会話を交わした際にふと心によぎります。

自分の前世が幼い母の網膜だったなら。
母が見た景色を自分も生まれる前から見ていたとしたら、
僕が母の網膜の生まれ変わりなら、
僕が見るということは母がみているということになる。

 これが又吉直樹さんの世界です(°□°;)飛び出すハート
        という感動に打たれました気づき


悩める主人公を中心に描かれる苦悩と笑いと感動に満ち溢れた純文学の世界観。
作者又吉直樹さんの「手に取ってみんなに楽しんで貰いたい!」という熱い気持ちをとても感じることができた愛すべき作品でした
             (๑˃̵ᴗ˂̵)و ピンク音符



相田みつをさんの名言!

   「うばい合えば足らぬ

     わけ合えばあまる」

    
    が引用されたところで


    未収録作品ももれなく
       回収ぜよ( •̀ω•́ )و


綾辻行人

「人間じゃない完全版!


廃屋化した別荘「星月荘」を訪れた4人の若者を襲った凄惨な事件の真相が描かれたタイトル作含む全5作品の単行本未収録作品集。
さらに書き下ろし作品を加えた完全版!が文庫版の本作。

収録内容はミステリー作品とホラー作品の短編集。
「人形館の殺人」の後日譚「赤いマント」は気になるところ

私のお目当ては文庫版に追加収録された作品
「仮題・ぬえの密会」!

お話の主人公は作者ご自身。
綾辻行人さんの自宅に元京大ミステリ研のメンバーが集まり、謎解き大会が開かれるという内容。
みんな五十歳を過ぎていて当時の記憶が曖昧もやもや

「あの時話題になった作品のタイトルと作者は誰だっけ??」

綾辻行人さんの奥様小野不由美さんをはじめ、我孫子武丸さんや法月綸太郎さんなどが実名で登場して三十数年前の記憶から「幻の犯人探し」に挑みます。
我孫子さんは酔っ払って舟を漕ぎ出したり 笑


意外な結末と、ラストに登場するあの作家さんにニンマリ(*´艸`*)
有名な推理作家皆様の会話や雰囲気を楽しむ作品でしたピンク音符

  では、

横溝正史「悪霊島」をお手元にご用意して

٩(•ω•  )ว let's ぬえ!

 






全2回に渡り掲載させていただいた私の東方常敏相田みつをさんと「人間」シリーズ!

最後にピックアップする作品がこちら気づき


「みんなほんもの」


相田みつをさんといわさきちひろさんのコラボ詩画集。

※お二人のご子息により実現した作品


命の尊さや絆を感じ、とてもあたたかく心に沁みる優しさに溢れた作品です飛び出すハート


「人間失格」の主人公大庭くんや、「人間」の主人公、そして影島くんがこの作品を手にしたらどう感じるのでしょうか。


  何者にもなりたくない人間

  何者かになろうともがいている人間

  大切なことが見えなくなってしまった時、


その答えがここにあるんだもの

 

(๑ •̀ω•́)۶





お読みいただきありがとうございました
皆様良い週末をお過ごしくださいませ
            (⸝⸝ᴗ͈ˬᴗ͈)