今月はハロウィン🎃

毎年ハロウィンの時期に登場する可愛い提灯💕





『いいこと ありそな、
      いいこと ありそな』

キキが自分を勇気づけるおまじないスター
今回は自身以外も勇気づけます(๑•̀ㅂ•́)キラキラ





魔女の宅急便第4巻

キキの恋

(作者:角野栄子)



キキ17音符


技術学校に通うためコリコの町から遠く離れたナルナの町に行ってしまったとんぼ君。

第4巻はとんぼ君からの手紙がキーアイテムになりますラブレター気づき

泡立て器をお届けするエピソード(第5章)がキキにとってのターニングポイント!!



気づかないうちに荷物だけでなく、人々の気持ちや想いを運び、人と人との絆を結んでいくキキ🧹

第4巻も色々な出来事が起こりますうずまき




第1章〜第4章

「魔女の宅急便第2巻」で登場したヤア君が1ヶ月間のホームステイにきます。

いたずらっ子だったヤア君がおソノさんの小さな2人の子供たちの面倒をみてあげる姿に感激します。




第5章はキキのターニングポイントとなる章

まっくらな森に迷い込んでしまったキキは、こわくてこわくて子供のように泣きじゃくってしまいます。


暗闇の中で触った木の幹の温もりがキキに「初めて空を飛んだ日の気持ち」と「魔女になる」と心に決めた日のことを思い起こさせてくれます。


最近の自分自身は不満だらけだったことや、自信をなくしていたこと、そしてそう思うのがいやでたまらなく、何かにつけて文句を言っていたこと、暗闇になった途端慌てふためいて泣くことしか出来なかった自分を見つめ直します。



キキは大きく息をすいこむと、靴がぬげてはだしになった足をひきずって歩き出しました。

(本文より抜粋)


このエピソードを機に、キキはおこらず、べそもかかず、愚痴も言わなくなります。

※ちなみに同じ時期にとんぼ君も雨傘山の夜の山を克服するというキキと同じような経験をしています気づき




第6章キキ、雨傘山へ

(第4巻のメインエピソード)


雨傘山でひとりキャンプ体験をしているとんぼくんからの手紙で始まります。

とんぼ君からの手紙に感激したキキは、仕事をお休みにしてとんぼ君のいる雨傘山まで飛んでいきます。


「行ってきまーす!」と元気よく飛び立つキキ。


「もうだいじょうぶ」

それまでの不安や迷いを乗り越えて、自分自身を取り戻したキキの安心した気持ちが感じられる第4巻を象徴するエピソード。











第7章「あなたを運んでください」

お届けするものはキキ自身。

ヨモギさんという女性と優しい空間との出会いのストーリーにもう一つ温かい秘密が隠されています。

「生まれたての景色」に「綺麗な桃色のジュース」、「ありがとう」の言葉が静かな余韻を残す心に残るエピソード。






個人的に

お気に入りなシーン



みんなで向日葵のキャンディーを食べる場面にほっこり( ∩ˇωˇ∩)

今年の夏限定販売の向日葵の花の形の棒つきキャンディーはコリコの町の子供たちに大流行♪

子供たちにせがまれてみんなで町までアメを買いに来たキキとヤアくん、おソノさんの2人の子供たちノノちゃんとオレくん、そしてジジの5人黒猫あたま気づき

ʕ•̫͡•ʕ*̫͡*ʕ•͓͡•ʔ-̫͡-ʕ•̫͡•ʔ*̫͡*ʔ-̫͡-ʔ
夏の日差しで飴が溶けちゃう溶けちゃう💦ということで

みんなで日陰に入って向日葵のキャンディーを食べます。

「はなびらのとこがすっぱくておいしいね」とノノちゃん。
この台詞が個人的に何だかとても胸にジーンときました。

2人の子供たちの面倒も見るヤアくんのお兄さんぶりにも注目のほっこりする場面。
それとジジとヤアくんもいつの間にか仲良しになっています♪


ヤアくんとのお別れの場面
第4章「まっくらくらさんぽ」では見習い仕事を終えたお姉さんのモリさんがヤアくんを迎えにきて、1ヶ月のホームステイは終了してしまいます。
※ヤアくんのお姉さんのモリさんは1ヶ月間となりのとなりのとなりの町まで料理の見習いに出ていました。


『さよならがいやで、なにもしゃべらずに体をちぢめてじっとしているノノちゃん』
という場面がとても切なく、胸が締め付けられるシーン( ˃ ⌑ ˂ഃ )

(本文より)
そして、いよいよ駅でおわかれというとき、
(ノノちゃんは)握っていたおソノさんの手をふりはらうと、
ヤアくんのそばにさっとよっていきました。
そして背伸びするとヤアくんの耳に口を近づけてなにかささやいたのです。
ヤアくんも、うんとはっきりうなずきました。

ノノちゃんはなにをしゃべったのでしょう。
それを見て、キキの胸は大きくゆれました。

ノノちゃんもオレくんもまだまだ小さな子供たち。
ノノちゃんはヤア君に内緒で何と言ったのでしょうか…

一緒に過ごした1ヶ月が、とてもとても嬉しくて楽しくて、ノノちゃんにとって良い思い出になったのだと思います(ღꈍ◡ꈍღ)

ヤアくんとノノちゃんが何を話していたのかは終盤のエピソードで判明します。










第4巻は


手紙と暗闇が教えてくれる

とんぼ君のキキへの想い

キキが初めて飛んだ日のこと

そして魔女になりたいと思った気持ち




第4巻は


気持ちを感じる一冊!!



最後の第10章ではキキの熱い気持ちが母を助け出します!!
母コキリさんが体調を崩し、急遽実家に帰るキキ&ジジ

キキは自身で作ったくすり草で飲み薬をつくり、うすめた液でコキリさんの顔や手を拭き、足を温めます。そしてくすり草を鍋にかけ、部屋中をいい香りで満たします。


・予定よりも多く収穫されたくすり草
・コリコの町の夕暮れ路
・タカミカラさんの歌
・生まれたての景色の庭
・ヨモギさんとの絆
一連の出来事が集結しキキに勇気を与えてくれる場面にハラハラドキドキさせられます。

そして、「幼い頃のキキの話」や「父親オキノさんのコキリさんへのプロポーズ」なども聴くことができる、4巻終幕及び第5巻への足がかりにふさわしいエピソードとなっています。


あしあと「第4巻」は前作「第3巻」を読んでいた方がより楽しめるかと思います。→重要なシーンで3巻のキャラが登場するので!


次はとうとう第5巻!

スタタタッ εε=(((((ノ`・Д・)ノ!!ではまた
















ブログタイトル:My Little Lover
アルバム「The Waters」より「The Waters 」