「リウマチ感謝！STORY（９）いよいよ断薬→リバウンド→痛みが大幅に改善」の続きです♪（※まとめ記事はこちら）
リウマチ薬の断薬後は、痛みが戻ったり楽になったりを繰り返しながら、でも着実に良くなっていきました。
自力で歩くことができなかった頃が嘘のように、少しの間なら小走りで走れるようになり、娘と公園で遊んだり楽しい時間を過ごせることも増えました。
鬱で自殺願望を抱えていたとは思えないほど考え方もポジテイブに変化し、その結果は検査数値にも現れ、着実にリウマチが治っていっていることが実感できました。
そして、発症から約１年半、リウマチの診断が下ってからは約半年後の２００５年１１月に血液検査の結果が全て基準値内におさまったことから、リウマチの卒業宣言をさせていただきました！！
※発病当時（平成１７年）～現在（平成２６年）までの血液データの推移
※上からCRP（炎症数値）、リウマチ因子（RF値）、抗CCP抗体の検査結果グラフ。
※平成17年6月22日より約1か月間リウマトレックス（MTX）を週8ミリ服用。断薬後も数値は下がり続け、平成18年2月に通院が終了。
※平成26年12月に約9年ぶりに検査したところ、CRP=0.1mg/dl、リウマチ因子＝12.0U/ml、抗CCP抗体＝2.2U/ml、MMP3＝15.2ng/mlと、すべての項目が正常となっていることが確認された。
（資料提供＆検査協力：天理よろづ相談所病院、志水リウマチ科内科クリニック）
療養中に一番心を動かされた出来事は、リウマチブログにも書きましたが、身体の痛みがかなり改善した頃に当時まだ２歳だった娘が半年以上ぶりに抱っこをせがんできたことです。
その瞬間に、この子がずっと抱っこしてもらうのを我慢してくれていたことを悟り、号泣してしまいました。
私の身体が痛かった間は、ずっと気遣ってくれてたのです・・・。
たった２歳の子が！ なんで気付かなかったんだろう！
（すっかり改善した数年後の写真♪）
リウマチは本当に私にたくさんの気づきを与えてくれました。
家族をはじめ、いろんな人の優しさにも触れることができ、素敵な人たちとのご縁も繋いでくれました。
他人の目を気にしすぎて我慢することに多かった人生から、素直に自分の気持ちを伝えたり、自分のやりたいことを表現できる自由な生き方にしシフトしていくことができました。
このような想いは、リウマチが治ってから手に入れたものではなく、療養中にすでに得ていたものです。
治ったからリウマチに感謝できたのではなく、リウマチに感謝できたから治ったのだと、今も確信を持って言えることができます。
長くなりましたが、この体験が少しでもお役に立てることを願っています♡
おしまい
（※まとめ記事はこちら）
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