読売新聞2月2日の【顔】欄に
近赤外線を使ったがん治療法 を開発された
小林久隆さんが取り上げられていました。
アメリカの国立衛生研究所で
主任研究員をされていらっしゃり
近赤外線でがん細胞だけを壊す
「光免疫療法」を開発し
その成果がオバマ前大統領の
一般教書演説で紹介された方です。
小林さんのことは、以前、
Facebookか何かでこちらの記事が
シェアされていて知りました

https://www.mugendai-web.jp/archives/6080
この治療法は、近赤外線を当てたがん
だけでなく、別の場所に転移したがんにも
有効な上に、費用は安く、日帰りの
外来治療で済み、入院してもせいぜい
1泊で済むのだそうです。

あと2~3年後に実用化を目指す、
と書かれていたのですが、まさに
2年後である2018年の今、このように
新聞で取り上げられており、実用化に向けて
確実に進んでいることを知り
とても嬉しかったです

「これなら世界を変えることができる」
と感じられたという
「光免疫療法」
日本でも一日も早く実用化されて
がんで亡くなる方が
一人でも減りますように。
一方、最新治療法とともに大事なのが
日ごろの生活で関わるもの。
動物の統合診療医&外科医である
森井啓二先生の1月30日のブログ記事に
ベビーパウダー(の成分であるタルク)
の使用と、発ガンリスクとの
関連性についての記事がありました。
http://shindenforest.blog.jp/archives/74100564.html
ベビーパウダーの主原料となるタルク
という成分が、発ガンリスクをもつもので
ありながら、消費者に警告していなかった
として、全米では製造会社に対して
多数の訴訟が起こされているのだそうです。
ベビーパウダーと卵巣がんの関係は
断定していないものの、ない、とも
書かれていません。
https://www.cancer.org/cancer/cancer-causes/talcum-powder-and-cancer.html
タルク(マグネシウムシリケート)は
粘土鉱物の一種で、ベビーパウダーの他にも
フェイスパウダーやファンデーションなどの
メイク用品の原料としても使用されている
そうですので、日ごろ使っているもの
については、一度確認しておきたいですね。
日ごろのちょっとした心がけで
出来る限り治療の必要のない生活を
送れますように。
【2月6日追記】
同じく森井啓二先生の2月3日の記事に
がんワクチンによるがん治療
について書かれていました。
極微量の免疫を刺激する注射によって
全身のがんを消滅させることが
実験動物で示されたのだそうです。
人についてはこれから臨床試験だそうです。
http://shindenforest.blog.jp/archives/74311077.html
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