臘八節☆ | いのちまるごと美しく!『ホリスティック美人塾』

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峨眉気功・ヨガ・太極拳・ホリスティック医学・ホメオパシー等を学び、人間・いのち・存在についての考察を深めながら、一人ひとりが輝いて生きていかれる道創りを探求中☆

1月27日の朝、中国からお粥のイラストのグリーティングカードが届き、はて?これは一体なんのお祝い??と思っていましたら、Facebookでお友達になっている僧侶の方が

臘八是中國佛教徒紀念釋迦牟尼圓寂的日子」

と書いていらっしゃり、どうやらお釈迦様の何かの記念日らしい、、ということで、今度は心友の僧侶・ギコウ氏に聞いてみました。


そこで成道会臘八接心という修行の習慣の話などを教えてもらい、調べてみたところ、陰暦臘月八日(旧暦12月8日)は、中国では五穀豊穣を祝い、まもなく春節を迎える準備をするお祝いの日で、今年はそれがちょうど1月27日にあたる、ということが分かりました


中国仏教の伝承では、釈迦牟尼が苦しい断食の修業中、スジャータという羊飼いの女性が「羊乳の粥」を食べさせてくれて、それで元気が出て悟りに至ったのがこの日ということで、スジャータのお粥にちなみ、臘八粥と言われるお粥を皆で食べるとのこと☆

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☆お写真はWebからお借りしました☆


臘八粥は別名を七宝五味粥といい、米、アワ、もち米、アズキ、ナツメ、ピーナッツ、クルミ、栗などを煮たものだそうで、栄養豊富で消化もよく、作った臘八粥をお互いに贈りあい、鶏や犬、豚、牛にも食べさせ、庭の果樹の根元にもかけるそうです。
果樹が臘八粥を食べると、翌年必ず多く実をつけると言われているからだそうです☆

確かに薬膳粥のように、少し食欲がない時にも良さそう~☆


お味噌や酒かすを入れて作るレシピもありました。

身体が温まりそうですね!



もともと昔の人々は、アズキを銃の玉と見なし、アズキのお粥を食べることで邪気を払い、平安を祈ったそうです。


この風習は仏教とともに日本に伝わり、今でも、祝い事の席には赤飯が欠かせないのはその名残だとか。


一枚のカードから色々と学ばせていただきました。

さすが師匠。。。(^◇^;)


私たちが学ばせていただいている峨眉の養生学は、医薬、丹道、気功、武術、道学、仏教、と多くの分野にまたがる流派です。


とはいっても、研究対象は人間。

まずは自分自身を知ることから、ですね。



1月も今日で終わりですね。


今週は、face to face のレッスンがあったり、津軽三味線のコンサートにご招待いただいたり、図書館で一日読み放題な日があったり、遅めの新年会などなど、出逢いや学びも満載な一週間でした。

お伝えしたいこともたくさんありますので、追って記事にさせていただきます☆

皆様も良い週末を(^_-)-☆