「臘八是中國佛教徒紀念釋迦牟尼圓寂的日子」
と書いていらっしゃり、どうやらお釈迦様の何かの記念日らしい、、ということで、今度は心友の僧侶・ギコウ氏に聞いてみました。
そこで成道会や臘八接心という修行の習慣の話などを教えてもらい、調べてみたところ、陰暦臘月八日(旧暦12月8日)は、中国では五穀豊穣を祝い、まもなく春節を迎える準備をするお祝いの日で、今年はそれがちょうど1月27日にあたる、ということが分かりました。
中国仏教の伝承では、釈迦牟尼が苦しい断食の修業中、スジャータという羊飼いの女性が「羊乳の粥」を食べさせてくれて、それで元気が出て悟りに至ったのがこの日ということで、スジャータのお粥にちなみ、臘八粥と言われるお粥を皆で食べるとのこと☆
臘八粥は別名を七宝五味粥といい、米、アワ、もち米、アズキ、ナツメ、ピーナッツ、クルミ、栗などを煮たものだそうで、栄養豊富で消化もよく、作った臘八粥をお互いに贈りあい、鶏や犬、豚、牛にも食べさせ、庭の果樹の根元にもかけるそうです。
果樹が臘八粥を食べると、翌年必ず多く実をつけると言われているからだそうです☆
確かに薬膳粥のように、少し食欲がない時にも良さそう~☆
お味噌や酒かすを入れて作るレシピ★もありました。
身体が温まりそうですね!
もともと昔の人々は、アズキを銃の玉と見なし、アズキのお粥を食べることで邪気を払い、平安を祈ったそうです。
この風習は仏教とともに日本に伝わり、今でも、祝い事の席には赤飯が欠かせないのはその名残だとか。
一枚のカードから色々と学ばせていただきました。
さすが師匠。。。(^◇^;)
私たちが学ばせていただいている峨眉の養生学は、医薬、丹道、気功、武術、道学、仏教、と多くの分野にまたがる流派です。
とはいっても、研究対象は人間。
まずは自分自身を知ることから、ですね。
1月も今日で終わりですね。
今週は、face to face のレッスンがあったり、津軽三味線のコンサートにご招待いただいたり、図書館で一日読み放題な日があったり、遅めの新年会などなど、出逢いや学びも満載な一週間でした。
お伝えしたいこともたくさんありますので、追って記事にさせていただきます☆
皆様も良い週末を(^_-)-☆