こんばんは☆
渋谷でのホリスティック美人塾の帰りに、区立図書館へ寄ってきました。
たまたま手にとったカール・ユングの本の口絵にびっくり!
鮮やかな色彩、独特な構図に、カリグラフィー文字。
ユングの『赤の書』からの参照口絵でした。
『赤の書』は、ユングみずからが見た夢や瞑想で浮かんだヴィジョンを日記に記し、それに絵と解釈を加えたものです。
絵もカリグラフィーも全てユングの直筆!
ユングといえばフロイトと並び心理学の専門家ですが、こんな才能まであったのですね。
ユングは早い時期から東洋文化に関心があったそうで、インドの古代文献やチベット死者の書、禅の瞑想、中国の易など、東洋思想・宗教との出会いが、後にヨーロッパ精神の限界を越える思想を築く跳躍台となったそうです。
興味深いのは、ユングは瞑想を無意識から現れるファンタジーを分析する「自己実験」として行っていたそうですが、強い情動を伴うものでありながらも、その際に見えるヴィジョンは予想に反して個人的なものではなかったそうです。
このような経験から集合無意識という概念が生み出されていったのでしょうね。
ちなみに迫力のある上の蛇の絵は、インド神話に出てくるブラフマンの使者。
汝は始まりの支配者、汝は東方の星、、、と詩が書かれています☆
(『東洋的瞑想の心理学』C・G・ユング著、湯浅泰雄・黒木幹夫訳より)
『赤の書』はユングの死後ずっと未公開でしたが、2000年に公開が決まり日本でも創元社さんから出版されています。
http://www.sogensha.co.jp/special/TheRedBook/
A3変型版という巨大な本で、絵を描く時に使うイーゼルのような読み台が必要なぐらい大きな本で、お値段も4万円以上(>_<)
いずれ本物を見てみたいなぁ☆
渋谷でのホリスティック美人塾の帰りに、区立図書館へ寄ってきました。
たまたま手にとったカール・ユングの本の口絵にびっくり!
鮮やかな色彩、独特な構図に、カリグラフィー文字。
ユングの『赤の書』からの参照口絵でした。
『赤の書』は、ユングみずからが見た夢や瞑想で浮かんだヴィジョンを日記に記し、それに絵と解釈を加えたものです。
絵もカリグラフィーも全てユングの直筆!
ユングといえばフロイトと並び心理学の専門家ですが、こんな才能まであったのですね。
ユングは早い時期から東洋文化に関心があったそうで、インドの古代文献やチベット死者の書、禅の瞑想、中国の易など、東洋思想・宗教との出会いが、後にヨーロッパ精神の限界を越える思想を築く跳躍台となったそうです。
興味深いのは、ユングは瞑想を無意識から現れるファンタジーを分析する「自己実験」として行っていたそうですが、強い情動を伴うものでありながらも、その際に見えるヴィジョンは予想に反して個人的なものではなかったそうです。
このような経験から集合無意識という概念が生み出されていったのでしょうね。
ちなみに迫力のある上の蛇の絵は、インド神話に出てくるブラフマンの使者。
汝は始まりの支配者、汝は東方の星、、、と詩が書かれています☆
(『東洋的瞑想の心理学』C・G・ユング著、湯浅泰雄・黒木幹夫訳より)
『赤の書』はユングの死後ずっと未公開でしたが、2000年に公開が決まり日本でも創元社さんから出版されています。
http://www.sogensha.co.jp/special/TheRedBook/
A3変型版という巨大な本で、絵を描く時に使うイーゼルのような読み台が必要なぐらい大きな本で、お値段も4万円以上(>_<)
いずれ本物を見てみたいなぁ☆