言霊=いのちのエネルギーの発露☆ | いのちまるごと美しく!『ホリスティック美人塾』

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こんにちは。
ホリスティック美人塾主宰のMichikoです☆

一昨日は、東京療術学院での帯津良一先生による
『統合医学』の授業でした。

テーマは、『生命場とホメオパシー』というものでしたが、
帯津先生がホワイトボードに書かれたのは、
「言霊の幸(さきは)う国」という言葉でした。

かつて万葉の時代、日本は「言霊の幸(さきは)う国」と
言われ、言葉や音(おん)にエネルギーがあることを
皆で活かしながら生きていました。

ところが昨今、特に忙しい医療現場では、3時間待ちの
3分診療などと言われ、患者さんの話に耳を傾ける医療者は
少なくなってしまいました。

帯津先生は、初診の患者さんのお話を40分、傾聴されるそうです。
40分というのは、こちらで決めたわけではなく、ほとんどの方は
40分間話し続けると、だいたい話し尽くされるそうです(笑)。

その40分間の間、ずっと患者さんのお話を聴いていると、
その言葉や表現の中に、その方のいのちのエネルギーが
現れてくるそうです。
言霊は、いのちのエネルギーの発露である、と。

遮らずに話を聴いていくことで、相手のいのちのエネルギーの発露を
引き出し、こちらのいのちの場と交流して、より自然治癒力の高い場を
共に生み出していく。

今こそ、言霊の幸う国、と呼ばれた良き日本の力を
医療現場にも取り戻そう、そんな熱いメッセージ溢れるお話でした。

今も臨床現場に立ち続けて、一歩でも患者さんが前進できるように
“医療は格闘技” を日々実践されている帯津先生ならではの
メッセージでしたが、さらにご紹介くださったのが、今月発売された新刊本
『医学部進学教室 熱血講義 人の哀しみがわかる医者になってほしい』
という本でした。



 



これは、駿台予備校で医学部進学を目指す学生さんに向けて
年に一度、帯津先生が19年間続けていらした特別講義の内容を
まとめたものです。

本の紹介文には、

【西洋医学と代替療法を統合して「人間まるごとを診る」医学を目指す
帯津先生は、「患者さんのために何ができるのか」こそが医者の責務であり、
「患者さんと一体となって、魂と魂をぶつけ合い、お互いの生命力を
高めなければならない」と説く。後継者の育成にも心血を注ぎ、
医学部進学予備校で19年間に及んだ熱血講義】

とあります。

医師に限らず、また、医療に限らず、相手の中の哀しみを敬い、
寄り添おうとすることは、この地球の場全体を上げていくことにも
つながると思います。


この夏休みにぜひお読みになってみてください☆