2011年1月16日、
『言葉との新しい出会い~新年俳句会@ホリスティック・ケア・スタジオ青山』に
参加してきました。
ご指導くださったのは、
前江東区八名川小学校長の小山正見先生。
「発見・感動・創造の俳句教育」の推進を目指され、
現在は、江東区教育委員会で俳句教育推進を担当されています。
俳句創作は、中学校以来でしょうか。
どこからどう手をつければいいのか、、、と思っていましたが、
小山先生の、
「タイトルをお正月にして、日記を書くような感覚で句を作ってみましょう。
5・7・5のうち、「お正月」だけで5になるから、
あとはそこに続く7・5を作るだけ。簡単でしょ??」
という言葉に、そっかぁ、と一気に頭と心がひらき、句が浮かぶ浮かぶ(笑)。
あんなこともあったな、これも面白かったから皆に紹介したいな、
などなど、10分間で私は7句できました☆
ふっと感じていた感動を、改めて言葉にしてみることで、
通り過ぎてしまう記憶ではなく、鮮やかな経験として残せることに感動しながら、
10分間の創作のあとは、自分の句を2句選んで提出し、
誰の句かわからないように、数句ずつ一度何枚かの紙に書き写した後、
全員で皆の句を一覧表に書き写します。
コピーを使わず、手書きで写すのも、また味のあるもの。
一目読んだだけで思わず笑ってしまうものや、
どんな情景でこの句を作られたのかな、とその方の心を想像したり、
この句の雰囲気は、○○さん作では?!などど楽しみながら書き写しました。
その後は、自分以外の句で自分が気に入った句を4首選び、
なぜその句を選んだのか、どこがお勧めだと思うのか、についても
語りながらの発表会。
特に票が集まった句については、一通りその句について皆で話し合った後、
誰の作ですか??と問い、○○さんか~!!とどよめきが(笑)。
今回の参加者の中には、初めてお会いする方もいらしたのですが、
句を通してその方の人柄を感じることができたり、
仲間の句から、仲間の新たな一面を発見したりと、
俳句という創作時間10分のお手軽な“あそび”の中に、
これからのコミュニケーションツールとしての可能性も感じました。
おまけに、俳句には季節の言葉=季語も含まれます。
俳句創作をきっかけに、小学生の方々は自然の移ろいにも
目が向くようになるそうですし、古来、自然とともに生きてきた
日本人の感性を取り戻すためにも、また、17文字という
限られた文字数の中で葉を選び、自分の気持ちを表現するトレーニングは、
まさに「俳句も気功なんだ!」と感じました。
俳句脳になったためか、帰宅後も、お風呂に入りながら、思わず一句(笑)。
おそらく毎日、その日一日を17文字で表現する習慣をつけたら、
言葉の感性や表現力が磨かれるだろうな~!と、感じました。
気功の功法も俳句も、毎日続けることが一番の煉功であり、
難しいところですが、毎朝の習慣に、今日も一句を創ろう、と
起き出してみることで、小さなことにも感動する一日が過ごせそうです☆
今日から手帳の片隅に、俳句煉功、始めませんか
次回の俳句会のお知らせは、青山スタジオ
のブログでも発表されますので、
ぜひ一度、足をお運びください
小山先生の著書、どの子もできる10分間俳句
小山先生のブログ(十分間俳句 http://blog.goo.ne.jp/haiku_2007
)
ツイッター http://twitter.com/#!/oyamamasami
報告記事を読んでいただくと、さらに感じていただけると思いますので、
合わせてぜひご一読ください☆