先日お話した顎の骨の病巣(ボーンキャビティー)は体にとても大きな負担をかけます。
ばい菌に犯された歯根からは常にばい菌や腐敗毒素が供給され続けるわけですし
その歯根の周りの顎骨には腐ってどろどろになった骨の病巣が出来るわけです。
問題なのはそれが何処にあるのか?ということです。
さてどこでしょう?
おわかりになりますか?
答えは骨の髄です。
「ばい菌に侵された歯根」や「顎骨の病巣がある」ということはどういう事を意味しているか?
それは腐敗毒素発生装置が骨の髄に埋め込まれているようなものなのです。
みなさん「歯の問題」というと体の一部だという考えが希薄です。
どこか別の世界の問題とか、他人事と捉えがちなのです。
歯といえども体の一部であり全身とつながっているのですよ!
歯の周りや顎の骨を通っている血液やリンパ液は手の指の先も通るし。足の先も通るし、皮膚の下も通るし勿論心臓や様々な臓器を全身くまなく循環するのだということを忘れてはいけません。
ということは歯や顎骨で発生した腐敗毒素やばい菌は全身をくまなく循環するのだということなのです。
癌の自然療法で有名なハルダ・クラークも言っています。
癌の患者は神経が抜いてある歯根は全て抜歯して顎骨の病巣を除去する手術(キャビテーション)をして歯に被せてある金属は全て除去するべきだと。
ホリスティックメディシンの巨人であるDr,フォル や Drノジェも述べています。
神経を抜いた歯の問題と顎骨の病巣や不適応な歯科金属の問題は全身に深刻な影響を及ぼす。
だからそれらの問題をクリアにしてからでないと全身の治療が進まないと言及しています。.
顎骨の病巣はボーンキャビティーとかNICOと呼ばれています。それはレントゲンに写らない場合もあるのです。ヨーロッパのホリスティック歯科医たちはしばしばそれを探しそれがある範囲を特定するためにヴァン・アッシェ方式と呼ばれているフィシオエナジェティックのARテストを用います。