脱保湿について | 代替医療師Vanillaのブログ

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健康でいるのも、きれいでいるのもあきらめたくない! シンガポールにて、日々精進。

お願い
すべての記事内容は 常に学びを重ね、日々、また年を経るごとに更新してあります。 各テーマについての最新情報は、新しい記事を参考にされてくださいね。 
よろしくお願いいたます。


このところ アトピーに関しての記事は

あまりあげておりませんね。。

それに反比例したように やはりアトピーに苦しむ方や

アトピー皮膚炎だと判断されたお子さんを持つお母さんが

本当に多く 読者になってくださっています。。


ぼちぼち また 記事にしていかなくちゃなぁと 考え直しても

おりますが 本当にいろいろと考えるところあって この先

発信の場所を あちこち 区切っていくつもりです


まぁ そのことは追々記事でお伝えしますね

さて いろいろとメッセージいただきますが

ごめんなさいね 個別にお返事している時間が 本当に

ありません 冷たいなぁと思われる方もいらっしゃるかと

思いますが もうね こればかりは腹くくって無理っ と

自分にも言い聞かせております

きっと 悩みは多くの人が一緒ですから まとめて記事で

私の思うところは シェアさせてくださいね


最近多いのは 『保湿』についてです

皮膚の構造は その働き 仕組みを ある程度理解

していないと ここ難しいですよね

以下 先日 フェースブックページに貼った投稿を

少し 手を加えて コピペしておきます ****


さて、すでに ステロイドを使用してきて 

なんだか やっぱり おかしいビックリマークと 感じている母親が 

ステロイドを使用するのをやめようと 思ったとき

まずは 保湿が 目下の問題という人も多くいらっしゃるよね。

自分でいろいろ調べてみた結果。

これがいいんだなとか これは使わない方がよさそうだとか、

あれこれの情報に翻弄されて 

「とりあえず これをやっています!」と、いうのはあるかと思います。


保湿はダメ だとか
保湿はいいよ とか

食べ物制限は必須です とか
好きなもの食べた方がいい とか

あれ食べたら治った とか
これ塗ったら治った とか

本当にあれこれの 『これいいよ』『これダメだよ』に
悩まされることでしょう。。。。


でね、これらの言葉は どれも正解なの。

でも 鵜呑みにして 飛びつかないこと

どれも正解だとするのは それを 発したその人の視点が

どこかさえわかっていれば、の ことです


例えば 今日は 保湿をテーマに考えてみよう

保湿がダメだといわれるのは なぜ はてなマーク

自分でガードする力 つまりは 自分で保湿をする力とは

もちろん そもそも 全ての人に備わっている治癒力のひとつですわ
 
いつもお話するように 自分の力で解決しなくてもよいのなら 

自分で解決することはやめてしまうのが 体です

いや きっと『人そのもの』もそうじゃないかなぁ

「やらなくていいよ」って 言われ続けたら どうだろう

しなくなりますわ 得意げ
 
言葉を替えると いつも外から保湿をされてしまうのなら、

自分で保湿しようとする力は 弱ります

それが『ホメオスタシス』という 私たちにそなわった機能だからなのよ


ですから 自分での保湿を頑張らせるためには、

外からの保湿はやめようね というのが

「保湿はダメ」のベースにあるのではないかな はてなマーク


つまり、ステロイド依存があるように 保湿依存もあるのです

その依存からの脱却という意味での『脱保湿』ってことだね



じゃぁ 「保湿はいいよ」のベースの理論はなんだろう はてなマーク

脱ステすると、それは本当に大変な皮膚湿疹の悪化、炎症が

起こることが予測されます

さて ステロイド長期使用によって 体の中で起こった異変は 

そこから今度は ステロイドなしで体が機能していくため 

元の状態に回復していく過程で 皮膚も利用するのです

その過程で皮膚湿疹も炎症も起こります

どうして皮膚を利用するのかは、またゆっくり説明するね


そうなると 皮膚は痒い。

かき壊せば大変な浸出液が出始める。

出血し炎症も悪化する。

さて こんな時 皮膚はどんな状態だろう ?

そう むき出しの状態です。


むき出しの皮膚では 皮膚は外敵の侵入を防げませんねぇ。。

外敵を防ぐ為の「表皮の角質層と皮脂と細菌バランス」の

タッグによってできる弱酸性ガードが 

むき出しの皮膚にはありませんもの

悪さをする細菌をふせげなければ 

そこでまた 細菌による炎症も起こりますし

またまた 過去の抗生剤の記事で書いたように 

真菌もいれば(しかもここで抗生剤の乱用の背景があれば)

真菌も繁殖し炎症を起こします

おまけ:だから時として抗真菌剤がアトピーに効く時もあるのよ


炎症がおこれば 実はこれまた生理反応で 

血液の量や白血球内バランスが変わり 

もっと痒くもなるし 腫れてまいります

悪循環なのですわ ガクリ

むき出しで どうにもガードが出来ないとき 

ワセリンのような べったりとした鉱物ベースの 酸化しない保湿剤なら 

外側からの新たな細菌を寄せ付けませぬ

ワセリンが 「炎症を治す」と思っている方もいらっしゃいますが 

そうではないのだよ

しっかりガードしてくれるだけ

こういう 症状の極期のときに 保湿の手助けで

それ以上の炎症状態を防ぐにはいいのではないかな


炎症が落ち着いてきたら やめればよいのです

アトピーで悩んだことのある人は よく知っている

と思いますが プロペトは 白ワセリンを精製したものです

サンホワイト は もっと精製したものってこと



さて 保湿も このように浸出液が出るような状態に、

なのか

それとも カサカサで熱っぽくて痒くての状態なのか

カサカサも 傷が治っていく過程の状態なのか 

などなど いろいろとステージによっても そこで

起こっていることが 違いますから 換えたほうが

いいと思います


ちなみに ここに 合成界面活性剤入りのクリームを塗ることは

皮膚の改善においては あまり意味がないことを 

理解しておいたほうがよいかと思います

保湿のつもりで塗ったものによって 

皮膚はかえってその保護機能を失ってしまうからね。。。

その理由も また ここでも書かなくちゃかな 

まぁ クリームのほうが 使い心地がよければ

そのステージでは その心地よさをとって良し。と

思いますが その背景でおこっていることを知っておいて

その後の対処に またあたる ってことです



じゃ、オロナイン軟膏はどうですか とか

リンデロン軟膏ははてなマーク とか

ありますね

オロナインはすでに記事にしています

これ→ オロナイン軟膏

あと ちなみにリンデロン軟膏は ステロイドですよ

これも ちょいと記事にします
 

話を元に戻すと

つまり 『保湿』の意味をどこに置くのか

その意味での『保湿』をしているのか

何と比べれば マシだとか 

そのマシの意味は? とかね
 
これが 意外と分かっていないまま 

保湿をする、しない だけで悩まれる方が多いのよ


する、しない に固執するのではなく 

そのときの皮膚の状態を知り

フレキシブル(臨機応変)に対処するのが 

心のストレスも減っていいのではないかなぁ


だって 分かってやっていれば 

想定通りにしか肌は変化しないのだから。。

体って そういうものです


ここまで 書いてきただけでも そうだなぁ。。。

保湿の意味っていろいろあるのかも はてなマーク
 
その保湿に利用する保湿剤にもいろいろあって 

どう作用するのかってことも 知っていなくちゃだし

むき出しの肌に 

そもそも どんな内容成分の保湿剤を

塗込んでしまっているかってことも注意しなくちゃだよ


いらない老廃物処理班の炎症なのか

細菌の炎症なのか、真菌なのか なんなのか 

ってことも

ふ~ん そもそも炎症ってなんなのはてなマーク とかはてなマーク


だいじょうぶよ

普通のお母さんはすべてが 分からなくて当たりまえ

だからこそ これから 簡単に でもしっかり 

理解していく必要があるんだよ。。。

保湿のことだけでも まだまだ書き足りませんが 

まずは序章的に。

これからも出来るだけ 難しい言葉は使わずに説明していくつもりです

自分でも これでハッと来た方は 自分で調べてみようね


そうやって 視点を変えながら多くの情報のいいとこ取りをして 

自分にぴったりの改善法をピックしていくのだよ

自分の体のこと 体の仕組みやメカニズム
 
分かってくると もっと安心してその症状に取り組めると思うよ

ゆっくり がんばってこぉ



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