カピオラニ大通りのニールブライスデールセンター近くにある「シェフ・チャイ」。
ハワイを代表するシェフの一人であるチャイ・チャオワサリー氏のお店は、以前はアロハ・タワーにありましたが、現在は、この場所となっています。
お店に入り、予約名を告げると、バーの前を通って、ダイニング・ルームへと案内されます。
この日はフルムーンコンサートディナーの開催日。入店した時は空いていたテーブルも、じきに一杯になりました。
飲み物を注文したあと、まずスターターとして、チキンのサティがタイ風トマトソースときゅうりのサラダ、そしてフラットブレッドと一緒にサービスされます。
ふと外を見るとマキキの方向には虹。
ワイキキもお店のあたりも感じなかったのですが、やはり山側は雨が多いのですね。
スターターのあとは、五種類の前菜の盛り合わせ。
三人用のプレートには、チャイ・シェフのお店ではおなじみのエビの串揚げとアヒタルタルとアボガドソースのコーン、
左からスモークダックのタコス、フォワグラ入りのCHAWANMUSHI(茶碗蒸し))、クリームチーズとカニのサーモン巻きが並びます。
どれもプレゼンテーションも味も素晴らしく、特にフォアグラ入りのCHAWANMUSHIは、美味しかったです。
食事を楽しんでいるうちにコンサートタイムの午後7時。
ハワイのレジェンドである、ロバート・カジメロさんのピアノと歌が始まりました。
カジメロさんは、素晴らしい歌声に、ユーモアに富んだ会話で、会場を盛り上げます。音楽にあわせたハラウ・ナ・カマレイのフラは、まずワヒネ(女性)から。
カネ(男性)のフラのときには、ワヒネはカジメロさんの横で待機です。
男女の息もぴったりのフラのデュエットにうっとり。
ハラウ・ナ・カマレイのお二人は、一度退場しましたが、食事の後半に、男女それぞれのフラを、もう一度見ることができました。
食事はメインコースへ。
メインは4種類からのチョイスなのですが、この日は8人の会食だったので、それぞれの写真を撮ることができました。
モンゴル風ラムのブランディデミソースは、お勧めの一つです。
お魚はスズキのみそ焼き、野菜添え。
ヴェジタリアンメニューは、タイ風グリーンカレーのテリーヌ。
ブラウンライスは、ジャスミンライスということでした。
私はビーフテンダーロイン。お肉の上のパフにはきのことフォアグラが入っています。
ボリュームがあったので、半分ほど持ち帰りました。
デザートは三種類からのチョイスをコーヒーまたはティーと一緒に。ラズベリーとグアヴァの飾りの中央はホワイトチョコレートのジェラートです。
ココナッツチーズケーキはタヒチアンヴァニラクリームソース添え
私はチョコレートハウピアムース。
フレッシュベリーが添えてあります。
この夜のディナーは、ハワイに滞在されていたウクレレピクニックの主催者で、サザンオールスターズの一員である関口和之さんとご一緒でした。
関口さんを挟んで、ロバート・カジメロさんとチャイ・シェフとの豪華なスリー・ショットです。
素敵な音楽とパフォーマンス、そして美味しいお料理を楽しんでいるうちに、時刻は午後9時過ぎ。
お店のロゴにも照明がはいっていました。
ちなみに、8月のフルムーンコンサートディナーは15日の開催、以後は毎月満月の日の夜となります。人気のディナーですので、早めの予約のうえ、おでかけください。