オハフ島の西の海岸を走るファリントン・ハイウェイの終点ヨコハマ・ベイから、オアフ島の西端のカエナ岬(カエナ・ポイント)へのハイキングを楽しんだスタッフからのレポートをお知らせします。

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(この写真はカエナ岬からの風景です)。

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ヨコハマ・ベイまでは、ワイキキからH-1を西へ向かい、コオリナからナナクリ、ワイアナエ、マカハなどを通って、1時間30分ほど。このあたりのビーチがヨコハマ・ベイとよばれるようになった理由の定説はないようですが、日本から移民の歴史にかわることは間違いないようです。

ヨコハマ・ベイのすぐ先のファリントン・ハイウェイの終点には、ハイカーや釣り人の車が停まっていますので、ここに駐車。

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以前よりはましになりましたが、このあたりは車上荒らしの恐れがあるため、貴重品は車内におかないようにしましょう。

舗装が終わった先がハイキング・コースの出発点です。

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このコースは、1950年代まで、カエナ岬を経由して、ダウンタウンとノースショアのカフクを結んでいたオアフ鉄道の線路跡。最初は比較的平坦です。

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海岸では、釣りをしているローカルがたくさんいます。大物が釣れるのでしょうか。

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歩き始めて10分ほどで、海沿いは、波の浸食による荒々しい風景になります。

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30分ほど進んだところで、来た道の方向を振り返ります。ここにも釣竿が、ずらりと並んでいました。

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この先でオアフ鉄道の跡は崩落していて、山側を迂回することになります。

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足元は海。下を見ると、落差があるので、ちょっとドキドキします。

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スタートから50分ほどで踏み分け道の先に柵と、さらにその向こうに、写真ではわかりづらいですが、カエナ岬の目印である信号塔が見えてきました。

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柵の内側は、カエナ岬の野生動物保護区になっています。ハイカーはくぐり戸を開けて進めますが、犬を連れて入ることはできません。

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保護区に入ってから5分ほどで、カエナ岬の信号塔が近づいてきました。

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砂丘のような砂地を、さらに5分ほど進むと、信号塔の下に到着です。

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カエナ岬からは、オアフ島の西側と北側に広がる大海原をワイドに見渡すことができます。ワイキキやアラモアナとは全く違った海の風景です。

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このまま進んで、ノースショアのデリンガム飛行場からハレイワへもハイキングを続けることができるのですが、車がヨコハマ・ベイにおいてあるので、引き返しました。

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往復2時間ほどのハイキングコース、風景は最高です。
一部をのぞいて、アップダウンが特にきついコースではありませんが、足下は岩や砂地なので、ちゃんとした靴をはいていくこと、また帽子、日焼け止め、そして飲料水は必需品です。

またコース中にお手洗いはありませんので、このことにも留意いただければ、ワイキキでの滞在とは違った、とてもいい体験ができると思います。