キラウエア燈台とネネ

キラウエアというと、現在も活動しているハワイ島の火山を思い浮かべますが、街の名前の「キラウエア」は、カウアイ島のノースショアにあり、この写真の燈台と野生動物保護区として、知られています。

1913年に完成し、1976年に無線標識が設置されるまで、航海の安全を守ってきたこの燈台は、442連隊戦闘団の兵であり、戦後は日系の政治家として活躍したイノウエ元上院議員を記念して、ダニエル・K・イノウエ・キラウエア・ポイント燈台という名称になっています。

燈台へは、この鳥類保護区の看板の先へ進んで、行くことになります。

今回は、駐車場から燈台を眺めただけで、近くへは行かなかったのですが、右側の「ネネの横断に注意」の標識のとおりに、ハワイ州の鳥、ネネに遭遇しました。

写真に写っているのは、二羽ですが、この日は、四羽のネネを見ることができ、鳴き声もききました。

保護区ということで、崖下の樹にも、白い鳥がたくさん、いました。

この一帯には、グンカンドリ、ミズナギトリ、カツオドリ、コアホウドリなどが、生息しており、12月から３月ころまでは、クジラが見ることもできるかもしれないという場所、カウアイ島で、ぜひ訪れたい場所のひとつです。