去年6月に塗替え終えた西区の
施主様から連絡がありまして、風船の
熱ぶくれが数カ所あると連絡ありました。
確認したところ、南面.東面の腰から下側、
一階だけの数カ所が膨れていました…
新築当時の塗装は弾性リシンです。
過去の経験から私が施工した建物で
塗膜膨れの事案は初めてでした。
原因は下欄に記載しております。
南面👇
東面👇 下地から捲れてモルタル露出…
通常の熱ぶくれは、旧塗膜だけが
浮く現象、及びサイディング外壁に
起こります。
今回は下地がモルタルだけに浮くことに
頭が???でした。
浮いた周辺を捲っていくと旧塗膜が全て
剥がれ、モルタル露出したので原因は多分
新築工事当時の塗装職人が下塗りシーラーを
2階から順に塗って降りていくのですが、
最後の1階周りに塗るシーラーが
足る?足らない?のギリギリで塗って
塗布料が少なくて密着不良を起こしたと
考えられます…
弾性塗料の吹付け材なので、尚の事
日差しの熱で膨れたのでしょう。
段差調整のモルタルをコテ塗り
リシンで模様合わせの吹付け
下塗り→上塗り2回で完成!
👇仕上がりどうですか⁉️
私の技術が素晴らしいと思います✨
模様合わせも難しい作業ですが、
一番悩ましいのが、上塗り塗料を
現場調色して全く同じ色を作ることが
難しいのですが、私のスキルなら👌👌
👇東面の削り作業
モルタル乾燥後に模様合わせ
完成✨✨
模様合わせ
完成✨ 自分の技術が誇らしいです😍
模様合わせ
完成✨
本来なら旧塗膜の下地から膨れる事案は
保証対象外になるのですが、さすがに
お引渡し後、1年ですから無償の補修を
させていただきました。
下地がモルタル壁なので、現状の浮きを
撤去して補修完了したので今後は
浮く心配は無いと思います。
施主様にも「何処を補修したのか
分からないです!」と言っていただいて
嬉しいばかりです✨
業者によっては、塗替え完了すれば
気になる事を連絡しても、無視する
酷い会社が現在もあると、お客様から
聞くこともあります。
塗替え検討中の方はくれぐれも
気を付けてください。