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艶がについていろいろ。
基本、翔太くん推しです。

光文社文庫で読み直しをしたかったのに、蔵書にあるのは角川文庫のみ・・・。
でもって、あんまりにも読み込まれすぎてて(笑)これやったら私が持ってた文庫のほうがキレイやったよ(笑)。でももう、手元にはないけど・・・。

今回新たにアルスラーン陣営に参入したキャラが増えて、最初は
「だれやったかな~」
と、思ってたけど、最後まで楽しめました。似たようなキャラが出てるようで、びみょうに違うようで。
著者はキャラの配置まで緻密に考えられてるので、ほんま無駄がないよなーと思う(すごい失礼やな)。

しかし扉絵見てても思うけど、天野喜孝氏の絵は芸術的すぎてよくわからん。(;^ω^)


ああ・・・ギスカール・・・、そうなるんや・・・、と、思った・・・。
この人欠いてどうすんのルシタニアは。
あと、トゥラーンもじわじわきてるし、また次巻で物事が大きく動きそうやね! 細部を忘れないうちに早く続きを読もう。

アルスラーンはともかく、ヒルメスはもうちょっとこう・・・。
なんやろう、結局このふたりはまだまだ若くて甘ちゃんなのだと思うな(べつにそれがいいとか悪いとかではなく)。

他人に親切にしてもらうと嬉しいから、自分もなるべく他人に親切でありたいと思う、と、いうアルスラーンの信条はとてもいいと思う。
このくらいシンプルに他人との距離を測れれば、いいよね。
自分が親切にすることによって相手がどう受け取るかとかまで考える必要はないし、自分が他人に親切にする理由なんかも、考えなくてもいいと思う。

アルスラーンはほかに考えるべきことが多すぎて、そういう「考えてるような自己陶酔だけで実はあまり意味がないもの」にかかずらってる暇がないんやろうけど、真理にちゃんとたどり着いてるんちゃうかしら・・・。

まだたったの4巻やけど、やっぱり最初から登場している「ふるいキャラ」のほうが愛着があるので、もっとアルスラーン側近の皆様方に活躍をしてもらいたいな~。
でも彼らが「あたらしいキャラ」と、絡んでいくのもやっぱり面白い。

しかし、このシリーズは完結してるんやろうね・・・? (禁句か)


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■傅育 ふいく

[名](スル)身分の高い人の子に付き従って大切に育てること。「王子を傅育する」


(2017.04.15)