スピルバーグ監督の最新作「宇宙戦争」を渋東シネタワーで見た。30分前に入ったけど、余裕でいい席を確保できた。やっぱり、うわさ通り、面白くないのかな…
ストーリーは、ある日、レイ(トム・クルーズ)の家に、別れた前妻との子供、レイ(トム・クルーズ)とロビー(ジャスティン・チャットウィン)が週末にかけて遊びにやってくる。しかし、レイはすぐにロビーと口げんかをしてしまい、ロビーは家を出てしまう。それを追いかけようと外にでたレイは、異変の起こった真っ黒な空を目にする…。
それからは映画のラストまで、ジェットコースター並みのどきどきを体験できる大パニック映画に仕上がっていた!!
地球への侵略者、トライポットの大量殺戮からひたすら逃げるというストーリー展開なのだけど、これがめちゃめちゃ怖い。手に汗握る恐怖を体験した。トライポットもどんどん増殖していくしね…。どうやってこの地獄から抜け出すの~?って感じだけど、そんなこと考える暇もないくらい、次から次へと恐怖体験をさせる映画でございました。
この映画を見る前に、友達のTから「その辺のホラー映画よりも怖い映画」と聞いていたけど、いやはや、本当に、そうでした。心臓に悪いよ~。
こんなに私をぞくぞくさせる映画は久しぶり。これもすべて、すばらしいCG映像のおかげ。トライポットの登場シーンや、次々と壊されていく道路、建物などのシーンは圧巻!!
これぞ、映画の最先端!
これぞ、ハリウッド映画!
しかし、あまりにもそれら追っかけっこのシーンがすごすぎたからか、ラストシーンは非常にあっさり感じた。親子愛もこの映画のひとつのテーマだったんだろうけど、それほど印象には残らないし、トライポットの死に方もあっけないので、拍子抜けしたのは事実。
劇場公開前のうわさで、実は宇宙戦争はそんなに期待するような映画じゃないといううわさがたったのは、この辺のことを指しているんだと思う。
でも、私は、トータルで考えると、この大スペクタクル映画に大満足。ダコタ・ファニングも相変わらずかわいいしね。キャーキャーうるさかったけどね。
最後に。「大阪がトライポットを3体壊したらしい…やつらにできて俺たちにできないはずはない!」とかいう台詞は笑えた。なぜ大阪?アメリカ人の(スピルバーグの?)大阪人に対する見方が気になるところです。