サークルHyggeのひろむです。
文学フリマまであと一週間と
なりましたね!私今必死です(笑)
間に合うかな。・゚・(ノ∀`)・゚・。
今日は、先日読んだ本の感想を。
富士山、樹海の見えるショッピング
モールしかない地方の町で福祉士と
して働く男女の恋愛物語。
章ごとに視点が切り替わる。
淡々と描かれたお話なのだけれど、
ある意味個性の強いキャラばかり。
どの主人公も将来が見えない……
見ない生活をすごしている。
福祉士の厳しい仕事や環境も
垣間見えて思わず重い息が
こぼれてしまった。
また、読んでいる途中
「この登場人物嫌だな」なんて
思っていたのに、視点が切り替わり
物語が進む内にいつの間にか
「皆が少しでも幸せになるといいな」
と感じたのが不思議。
「この物語で出てきた皆、不安定で
よるべのないふわふわとした自分を
持っていて、誰でもそうのではないか」
という描写が印象的だった。
最後、ほんの少し希望の兆しが
描かれていて、ホッとできた(*´-`*)ゞ
人と人の繋がりって難しいね。
ひろむ