☆感想☆異常快楽殺人 | HYGGE 創作活動·読書感想

HYGGE 創作活動·読書感想

私たち、創作サークル Hygge(ヒュッゲ) は
関西を拠点として、小説を中心としたに同人活動を行っています。

このブログでは、メンバー4人の創作活動の源ともいえる
読書や日々の記録を残しています。
詳細はプロフィールページをご覧ください。




お願いブログ訪問ありがとうございますニコニコ


月読於菟です。
毎日あっっっついですね……ガーンガーンガーン

できるだけ外に出たくないので、
仕事に出た日に色々とまとめて買い込むのが
恒例となっております\\\\٩( 'ω' )و ////


さて、本日7/26はドクロ幽霊の日ドクロ
だそうで……

そもそもの由来が、江戸時代に
東海道四谷怪談の
初演がなされたそうなんですね〜〜

でもね、わたしは思うのです。

幽霊なんかより、
もっともっと
もっともっと
もっともっと
怖いものがあるではないかと……



そう、人間ですよ!!!!!!!!

間違いなく!!!!!!

わたしの叔母も、
よく口癖のように
「お化けとか幽霊よりも、生身の人間が一番怖いっちゃけんね〜」
(叔母は宮崎の人ですww)

と言っていました。

生身の人間こそがもっとも恐ろしく、
どんなに惨たらしいことも
平然とやってのけることができのです。

そんな人々が
世界中にはたくさん存在しているのを
わたしはこの本でより多く知ることができました。
いやむしろ、知らなかったほうが
よかったのかもしれません。

著者は平山夢明さん

「異常快楽殺人」

もうね、この本を読んで

このシリアルキラーども、
マジでどうかしてるムキーッムキーッムキーッ
こんなの人間のできることじゃない!!!!
この腐れ外道め!!!!
許さん!!!!ムキーッムキーッムキーッムキーッ
って思いました。
そう、はじめのうちは。


本書には7人のシリアルキラーが登場します。

なかでも月読の興味を誘ったのは
大好きなキング御大の作品「IT」に
登場するペニーワイズのモデルとなった
ジョン・ウェイン・ゲーシー

彼は道化師ポゴ🤡として
慈善活動するかたわら
33人の少年を殺害していたそうです。

殺人はもちろん許せません。
でも、ジョンの気持ちもわからなくはないな、
と月読は思うのです。

じつはジョンは幼少期から
実の父親に

おまえはオカマになるだろう
おまえはクズで、間抜けな野郎だ
弱虫、役立たず

などど、
数々の猥雑な罵詈雑言を浴びせられ
虐待されていたのです。

幼少期に
実の親から罵られて育ったジョン

これはもう、
ジョンの父親が殺人犯を育てあげたといっても
過言ではないのでしょうか???

シリアルキラーの多くは
幼少期に性的虐待を受けていたり、
心に深い傷を負ったという人が大多数を
占めているようです。

一概にそうとは断定できませんが
やはり幼少期という過敏な時期に、
おカマだのホモだのと
罵られて育ったら……
想像するに容易いですよね。


はじめこそは
異常者め許さん!ムキームキームキームキー
と怒っていた月読ですが
かれらの過去を知ると
かれらだけを責めることが
できなくなりました。

ジョンのほかにも

★人体標本を作る男
★切り裂き魔
★人肉を主食とした美少年
などなど

もしかしたら、途中で読むのを
やめてしまうかもしれないほど
なかなかヘヴィーな内容となっております。

月読は持ち前の(?)好奇心のおかげで
一気に読みましたが
後味はいいとは言えませんwww

猫のような好奇心をおもちのかた
是非ともこの夏のお供に!
精神の安定の保証は致しませんので
あしからず叫びww


ニコニコ月読於菟ニコニコ