2024.5.4

旅行9日目 No.3 デリー泊

 
さて、お次は長期バックパッカーだった頃の定宿を訪ねてみよう~。
あ、まだ一応あるのね。
 
ここには2013年にも来ていて、その時は既に外国人バックパッカーで賑わっていた昔のナブランではなくなっていた。
 
ナブランの入り口には、以前インド人夫婦が営む日本食(もどき)も出す食堂があって、大人気だった。
 
オクラ丼ばっかり食べてたな。インドでは『日本食』としてバックパッカーの間で人気だったオクラ丼。
つい最近知ったんだけど、元々日本人の友人がデリーで自炊して毎日のように食べていて、
そのレシピをインド人に教えたものが広まったんだって。
 
2013年に訪れた時はまだ辛うじて(離婚して奥さんだけになっていて、メニューは作れないものばかりになっていた)営業していたけど、何もなくなっていた。
 
ナブランホテルの方へ入っていくと、宿の人が出て来たから、
 
 
「以前デリーに来る度にここに泊まっていたので、思い出がたくさんあるんです。中を見てもいいですか?」と聞くと、通してくれた。
 
 
ここは、私が2000年に初めての本格的なバックパッカー一人旅を始めた、記念すべきインド一夜目の宿でもあった。
当時はシングルルームが一泊60ルピー。(当時のレートで約150円)
 
 
冬のデリーはとても寒くて、コンクリートの壁に開いた穴からは一晩中冷たい風が吹き込み続けていて、
毛布を借りられることを知らなかった私は、持っていた服を全部着込んで「寒い寒い」って言いながら眠った。
シャワー用のお湯は、頼むと鉄のバケツに一杯だけ入れて持ってきてくれたんだったな。
 
 
窓のない部屋はまるで牢獄みたいだったし、南京虫にも何度かやられた。
それでも、当時は世界中のバックパッカーが集まる人気の宿で、常にワイワイ賑わっていた。
 
 
11年前に来た時も既にほぼ廃墟だったけど、今回は完全に終わってる感じだったアセアセ
 
シャワーがない部屋のための共同バスルーム。もう直す気なしだね。
 
上の階にも行ってみよう。懐かしいなこの階段。
毎回デリーに到着して部屋に荷物を置いた後、この階段を下りて外に出て行く時のワクワクした気持ちは今でも思い出せる。
 
がらーん。
 
もっと上にも行ってみよう。
 
そうそう、こんな部屋だったね。
シーツと枕カバーは毎回交換しているわけではないから、チェックインと同時にいつも自分で洗ってから使っていた。
今思えば、言えば交換してくれたんだろうけどね。安いから仕方ないと思ってた。
 
壊すつもりなのか、修理するつもりなのかどっちだろうね。
 
あと10年はこのまま放置してそう(笑)
 
ナブランのお隣のPAYALは昔日本人宿だったけど、その後韓国・中国人宿になったと聞いていた。
 
でも、パハールガンジ自体がもうすっかり寂れてしまっていて、外国人旅行者にも殆ど会わない。
アジア人は、韓国人らしき男の子と一人すれ違ったくらいで、白人は2、3人。
あんなにたくさん居たのに、みんなどこ行っちゃったんだろうね?
 

昔は外国人向けの安宿やカフェ、ベーカリー、ネットカフェ、旅行会社、お土産物屋さんなど、
ここに来れば取り合えずなんでも揃う場所だったから、世界中の旅行者が集まっていたけど、
 
 
スマホがある今の時代、ネット屋さんは必要なくなり、バスや列車の予約もオンラインで出来るし、別のエリアのいい宿も見つけられるし予約も出来る。
質の悪い古臭い土産物をここでわざわざ買わなくても、他のエリアに行けばオシャレな雑貨屋さんがたくさんある。
 
 
コルカタのサダルストリート同様、もう『別に泊まるのはここじゃなくてもいい』場所になったんだろうね。
 
 
昔はメインバザールを歩いていると、次から次へと客引きに声を掛けられてめっちゃうざかったけど、今は全然。
たまに遠くから「コニチワ~~~~!!」って声を掛けられるくらい。
 
 
さて、コンノートプレイスの方まで歩いて行こうかな。この通り、だいぶきれいになったな。
 
そういえば、ニューデリー駅周辺に路上生活者や物乞いをしてくるストリートチルドレンを全然見かけない。
外国人が居なくなったからかな?
 
 
それにしても暑い!
ダラムサラは夜は薄手のダウンを着る日もあったくらい涼しかったけど、デリーの今日の最高気温は40℃くらい。
急に暑いところに来たから、きついわ~アセアセ
 
 
コンノートプレイスに到着。
 
ここにはちょっと高級なお店があったり、外資系ファストフード、カフェ、レストラン、映画館などが集まっている。
日本のテレビにもよく映ってるよね。
 
 
お昼ご飯は、南インドのミールスと迷ったけど、ラジャスタン料理屋さんに行ってみることにした。
 
ラジャスタン州はインドの西の砂漠地方。
 
どんなお店かな~?
 
あら、ラジャスタンっぽくてなかなか素敵な内装キラキラ
 
 
ダラムサラ周辺でもよく見かけた、ラヴァンハッタ(ラジャスタニサーランギー)の生演奏もあり。
 
マンゴージュースと、バターミルク
 
ピクルスなど
 
一つずつ盛ってくれる。
 
495ルピー(+5%TAX)のラジャスタンターリー。日本円で約940円。
私がインドでこんなに高いターリーを食べるのは、初めてだね!
 
チャパティ(薄いパン)やカチョリ(揚げパンみたいなの)、パパド(豆の煎餅)、ひよこ豆など
 
お店のオーナーらしきインド人女性がちょこちょこやってきては、色々説明してくれて、
「これとこれを混ぜて食べろ。」とか言って来るんだけど、何が何だかよくわからなかった。
ブドウとキュウリが入った珍しいのがあったのは覚えてる。
 
真ん中のは、デザートだったと思う。
 
どれもすっごく美味しかった!!!
 

って言えたらよかったんだけど、どれも大して美味しくなかった笑い泣き
Googleの評価も悪くなかったんだけどね。もしかしたら、暑さで私の食欲がイマイチだっただけかも?


取り敢えずお腹ははち切れそうなほど、量は十分。
お会計は、お水代も入れて540ルピー(約1026円)だった。
 

ちょっとコンノートをブラっとしようかな。
 
続く。

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