2024.5.2

旅行7日目 No.4 マクロードガンジ泊

 

 
チベットミュージアムからマクロードガンジに戻って来た。
今日もダライ・ラマテンプルに行ってみよう。
 
 
 
お寺に入る時には、毎回荷物のx線検査と身体検査を受けるよ。
 
マクロードガンジの町が見渡せるキラキラあーあ。もう明日の晩ここを去るのか~。さみしいな。
 
マニ車回しとこう。
 
あれ~?やっぱりやってないな。
ここで毎日僧侶たちの問答が見られるって聞いたのに、昨日もやってなかったし、今日もやっていないみたい。
 
問答はこういうの

 

歩いてきたお坊さんに聞いてみると、今このお寺の僧侶たちはホリデーなんだそうだ。

そうなんだ~、残念!

 
 
マクロードガンジにはカフェがたくさんあって、こういうカフェって結構なお値段するんだけど、お坊さんたちの姿をよく見かけるんだよね。
お坊さんたちの収入源って何なんだろう?給料制なのかな???
 
チベット人の民族衣装チュパ
 
お寺で昼寝する犬
 
メインスクエアに戻って来た。
 
ここの坂道のところには、いつもたくさんのチベタンたちが集まって談笑している。
 
お坊さんもいっぱい。
 
時刻は18時半前。今日こそは、今日こそはバノフィーを食べよう!!
毎日このカフェの前を通ってその存在を確認しては「また後で」と通り過ぎていたけど、もう時間がない。
入ろうと思ったその時、Googleカレンダーに入れていた予定の通知が。
 
『チベタンダンス CLUB HOUSE』
 
 
あ、そうだ!!昨日夜ご飯の時に相席してもらった二人が、今日18時半からCLUB HOUSEって言うところに行けばダンスの練習が見られるよ、って教えてくれたんだった!!
 
 
朝からずっと出かけていて正直結構疲れてるネガティブ
でも、せっかく教えてもらったんだし、見に行かないと悪いな。よし、そっちを先にしよう。
 
 
「CLUB HOUSEの場所はその辺の人に聞いたらわかるよ」って言われて、何人かに聞いたらわかる人が居て教えてくれた。
CLUB HOUSEはホテルだった。あれ?本当にここなのかな?
 
 
と、半信半疑でホテルの敷地に入って進んでいくと、奥の広場から音楽が聞こえて来た。
あ、ここだ。やってた~!!
 
 
わ~楽しそう!
 
みんなで輪になって踊る様子は、日本の盆踊りにもちょっと似てるかも。
 
 
1曲終わったところで、私に手を振る男の子が。
あ、昨日の彼だ。ロンドン君じゃなくて、亡命の話を聞かせてくれた彼ね。わ~~~バイバイと手を振り返す。
次々に色々な曲が掛かり、それぞれ全部違う振付になっていて結構難しそう。
 
みんなすっごく一生懸命で、見ていると温かくて平和な気持ちになった。
 
 
昨日の彼も頑張って踊ってる。
こういう踊りに一生懸命参加してる人って、真面目なんだろうなと思う。

 
本当によくこんなに色々な振付が覚えられるな~と思った。
 
 
数曲見終わった後、そろそろバノフィーを食べに行こうと思っていると、昨日の彼が輪を抜けて私のところに来てくれた。
 
 
「あ、ハロー。すごいね~よくこんなに色んな曲の振付が覚えられるね!」
 
 
「僕はまだビギナーだから上手く踊れないけど、毎日練習に参加してるんだ。」
 
 
「え?毎日やってるの?」
 
 
「毎日6~8時、夕方は18時~19:45分まで約二時間ずつやってるよ。」
 
 
「え!!朝と夕方に二時間ずつ!!??すごい。」
 
 
「毎週水曜日だけ、民族衣装を着て踊るんだ。これはその練習。」
 
 
「あ、今日チベットミュージアムで学んだわ。水曜日はチベタンたちにとって大切な日なんでしょ?」
 
 
「そう、ダライ・ラマが生まれた曜日でもあるし、世界中の亡命チベタンたちが毎週水曜日にこうやって集まって踊ってるんだ。」
 
 
「これはダラムサラだけじゃないの?」
 
 
「確かカナダから始まったんだったかな?ダラムサラでは2年位前から始まったんだよ。」
 
 
「へぇ~そうなんだ?」
 
 
今日ミュージアムで見た、Lhakarだね。
毎週水曜日は、チベット語を話し、チベット料理を食べ、チベットの伝統衣装を着て、チベット人としてのアイデンティティを大切にすることによって、中国に対して非暴力的な抵抗運動をする日。
 
 
「ところで、名前はなんて言うの?」
 
 
「Penpaだよ。チベット語で土曜日の意味。」
 
 
「土曜日に生まれたの?」
 
 
「そう。学校でも先生に『キミは土曜日生まれだな?』ってよく言われた。」
 
 
「他の曜日の名前の子も居るの?」
 
 
「色んな曜日の名前の子が居るよ。」
 
 
へ~。チベット人にとって曜日って日本人より重要なのかな?
 
 
その後もずっとダンスは続いていたから、「もう今日はダンスはやらないの?疲れた?」と聞くと、
 
 
「いやキミがずっと一人で見てたから、話しに来たんでしょ?今日はもういいんだ。」
 
 
(あー気を遣って来てくれたんだ。私別に一人でも全然さみしくないんだけどな。そろそろバノフィーを食べに・・・)
 
 
「あーそうか、ごめん。私の為にダンスを抜けて来てくれたんだね。やっぱりローカルの人に色々教えてもらえるのはいいよね。」
 
 
「でしょ?僕と話したから、このダンスが世界中のチベタンにとって大切だ、とか知ることが出来たでしょ?」
 
 
「うんうん。」
 
 
「明日はどうするの?」
 
 
「明日はGyuto Monasteryに行こうと思ってる。」と言うと、
 
 
Penpaと隣に居たお坊さんが、マクロードからシェアジープに乗って、ダラムサラのバススタンドからPalampur行のバスに乗ればいいよ、と親切に教えてくれた。
 
 
「うん、この前そのバスに乗ってノルブリンカに行ったから、行き方はわかるわ。ありがとう。」
 
 
Penpaが、「明日空いてるから一緒に行ってあげるよ。」
 
 
「う、うん・・・そうね。う~ん、でも私一人で行けるから全然大丈夫だよ。」
 
 
なんせ私は人に『連れていかれる』のが嫌いなのだ。
自由気ままに動きたいし、Gyuto Monasteryは特に行くのが難しい場所ではない。
 
 
「もしよかったら、僕のバイクで連れて行ってあげるよ。」
 
 
「バイク?バイクは怖いから嫌だな。」
 
 
「じゃあバスで一緒に行こう。」
 
 
(いや、バスなら尚更全然一人でも行けるし・・・ほんとに一人で大丈夫なのにな・・・)
 
 
「明日はキミのダラムサラLast dayだから、あちこち連れて行ってあげるよ。夜行バスに乗る時もバススタンドまで送ってあげる。」
 
 
(え~~~。Last dayだからこそ、一人で自由気ままに動きたいのに・・・昨日カフェで一緒になっただけなのに、そこまでしてもらうの悪いし・・・)
 
 
「い、いや。別に一日中私と一緒に過ごさなくてもいいよ???そうね、じゃあGyuto Monasteryは一緒に行こうか。」
 
 
(チベタンと一緒にお寺に行くのもいいかもしれない。色々教えてもらえるかもしれないしね。その後バイバイすればいい。)
 
 
「オーケー!!何時に待ち合わせる?」
 
 
「うーん、10時ごろ?」
 
 
「それくらいがいいね。」
 
 
「じゃあ10時にメインスクエアで!」
 
 
「ところで夜ご飯はもう食べた?」
 
 
ヤバい!誘われる!滝汗
私は今日こそバノフィーを食べなくてはいけないのだ!!!
 
 
「ううん、まだ食べてない。じゃあ私行くね!!明日10時にね!!バイバイバイバイ
 
 
ぴゅ~~~~~~っ走る人DASH!DASH!DASH!

 
バノフィー!バノフィー!バノフィー!!!音譜音譜音譜音譜音譜音譜
とやってきたのは、毎日毎日バノフィーチェックをしていたこのカフェ。
 
きれいなカフェ。
 
ここにもやっぱりダライ・ラマ。
 
念願の!!バノフィーパイ(150ルピー=約285円)と、レモンジンジャーハニー(50ルピー=約95円)
 
いっただっきまーす!!!
 
う・・・ん・・・フツー無気力
 
 
15年以上前にここマクロードガンジで初めて食べた時のは、クリームがトロトロに柔らかい感じだったけど、
これ、上の部分がムースになっていて結構固い。
えー----。想像していたのと全然違った煽り
 
 
わー、もっと色んなお店のバノフィーを食べ比べしたかったな~~~。
結局今回も一回しかケーキを食べられなかったアセアセ(写真のお礼でいただいたのは別として)
 
 
バノフィーの後は、向かいのツァンパカフェで軽く夜ご飯を食べよう。
 
エッグチョウメン(150ルピー=約285円)チョウメンはインドの焼きそば。
どこで食べても普通に美味しい。
 
チョウメンが150ルピーもする時代。本当にインドの物価は高くなったな~。
 

<本日の出費>

宿1000

朝 70

切手 100

シャンプー✕8 8

コーヒー70

ミュージアム20

ランチ 140 

お腹薬 170 

ヒマラヤリップ 40✕5 200

バス1300

レモンジンジャーハニー 50

バノフィー 150

エッグチョーメン150

計3428ルピー=約6513円

 

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