2024.5.1

旅行6日目 No.3 マクロードガンジ泊

 

コルラを終えた私は、ダライ・ラマテンプルにやってきた。
 
 
この黄色いところがダライ・ラマ14世の席らしいお願い
 
椅子に向かって五体投地を繰り返していたおばあさんが居た。

 
グル・リンポチェはチベットに密教をもたらした人物で、密教の開祖でニンマ派の創始者でもある。
 
お坊さんが来て、黄色い水を注いでいた。サフランウォーターなんだって。
 
こんなにたくさん。
 
こっちにも。
 
五体投地をしている女性。
何度も何度もひたむきに五体投地を繰り返す姿を見ていると、いつも感動してジーンとしてしまう。
 
一体何回やるものなんだろう?と思って調べてみたら、3、7、21、煩悩の数と同じ108回ってWikipediaには書いてあった。
 
見ているとみんな21回どころじゃない。
チベタンに聞いてみたら、中には一日に300~500回する人も居るんだってびっくり

 
この板は誰でも使えるようにお寺に置いてあるんだね!
 
膝を保護する座布団みたいなのと、手に持って滑らせるための布も置いてある。自前のものではないんだね。
私もやってみたいなぁ・・・でも一人でやる勇気はないなぁ・・・
 
延々とチベタンたちが五体投地をするのを眺めて、結局自分ではやらずにお寺を出たアセアセ
 
 
へー、カングラティーか。
インドの紅茶と言えばダージリンやアッサム、ニルギリが有名だけど、この辺りのカングラティーって言うのがあるんだね。
入ってみよう。
 
色々紅茶に関する説明が書いてあった。
 
お土産にいいね。
 
試飲もさせて貰えるけど、飲んだやつめっちゃまずかったオエー
 
母と姉にお土産を購入。(600ルピー=約1140円)
 
そろそろルンタにランチを食べに行こう。
 
店内はかなり混み合っていて、真ん中の7〜8人くらい座れる大きなテーブルしか空いていなかったから、そこの端っこに座った。
イメージ図下矢印(閉店後)

しばらくすると、アジア系の男の子が入って来て、
私と反対側の端っこの椅子を指さして「ここ座ってもいい?」と聞いてきたから、「もちろん。」と答えると、
彼はカバンを椅子に置いてから席を立った。
 
 
しばらくすると、今度はフランス人の団体が入って来て、
何も聞かず、彼のカバンを勝手に私の隣の椅子に動かしてドカドカと座り始めた。
 
 
わ~すごいな~。人の荷物を動かすのに何にも聞かないんだ驚き
 
 
直子さんに「そのこちゃん、席移動する?」と聞かれたから、移動することにした。
他には日本人のお客さんが3組ほど。
その中で、4人掛けの席に座っていた若い男の子に声を掛けて、相席させてもらうことにした。
 
 
若い男の子だったからじゃないよ!
他のテーブルはすごく声の大きな日本人のおじさんが居たから、苦手だなと思って。ほんとだよ!!知らんぷり
 
 
「さっき会いましたよね。」
あ、そうか、コルラをしていた時に途中ですれ違った男の子だ。
 
 
関西の23歳の大学生で、住んでいる場所を聞くと私の実家と同じ兵庫県で、
私の出身大学の近くで毎日乗り換えをしていた駅だから、親近感が湧いた。
初インドらしい。 
 

さて、私が今日オーダーしたのは、昔の日記にも頻繁に登場する、かき揚げ卵丼。
本当は短期旅行だから日本食は全く欲していないし、できれば地元のご飯を食べたいところだけど、
懐かしい味を久し振りに食べてみるのもいいかな~と思って。
 
ルンタは2000年から最後に訪れた2009年までの間、僅かしか値上げをしていなかったんだけど、
あれから15年、流石にかなり値段が変わっていた。
かき揚げ卵丼が65ルピー⇒200ルピー、日替わり定食が130ルピー⇒300ルピー。
 
来た~!かき揚げ卵丼200ルピー=約380円。
一般的なサクサクな軽いかき揚げとは違って、衣が重くて分厚いのがルンタのかき揚げ。
それが卵でとじてあって、甘くて美味しい。懐かしい味だな。
 
ルンタを出る時に、直子さんがメッセージと共に、懐かしいフリーチベットステッカーをくれた。

驚いたのは、私のフルネームが漢字で正確に書かれていたこと。
 
 
「えっ?直子さん私の苗字どうして知ってるんですか?これ旧姓だけど、Facebookか何かで調べたんですか?」
 
って聞くと、
 
「ううん、昨日ふと思い出したの。多分昔、お手紙か何かで名前を見たんじゃないかな?」
 
 
ええええええ?そんなことってある???しかも、私の旧姓は漢字も読み方もちょっと癖があるのに。
直子さん、超能力者???驚き(この件は未だに謎すぎる)
 
 
今回久し振りにお会いできて、Facebookでもつながることが出来たし、次回行く時は連絡してから行けるな~飛び出すハート
また必ず来ます!!
 
 
相席させてもらった大学生くんに、写真を渡したおばあさんが「ダライ・ラマミュージアムに行ってみるといいよ」って勧めてくれた話をして、一緒に行ってみることに。
 
 
そのミュージアムはダライ・ラマテンプルの近く?中?にあって、開いている時間もとても短いようなことを言っていたんだけど・・・
 
 
わ~可愛らしい小坊主が居る~~~ラブ飛び出すハート
 
あっちの方かなぁ?
 
あの小坊主くんたちに聞いてみようか。と声を掛ける。
 
「え~?ダライラマミュージアム?あっちじゃね?」
 
「いや違うだろ。」「ぎゃはははは。」
 
「う~む、あっちかもね~。」
 
「どれどれ?地図見せて。ふむふむ。」
 
「わかんね!」
 
みたいなやんちゃな雰囲気で、特にこの真ん中のいたずらっぽい男の子が可愛くて可愛くて!
みんな偉いよね、こんな幼いころから親元を離れて(多分)お寺に来ているんだから。立派なお坊さんになるんだよ。
 
 
そこへ年配のお坊さんが現れて、わざわざ事務所に電話をして、開いている曜日と時間帯を問い合わせてくれた。親切キラキラ
結局その日は開いてなかったから、また次の機会に。
 
 
そしてまた五体投地見学へ。
 
やっぱり自分でもやってみたいなぁ。
 
 
「ねぇねぇ、五体投地やってみない?」と大学生くんを誘ってみると、いいですよ、って言ってくれたから、
「やった!!!」と板を運んで来てみる。
 
 
すっごい重いのねこれ。だからさっき男性がおばあちゃんの板を運んであげていたんだな。
 
これも持ってきてセットする。
 
隣で五体投地をしていた尼さんが私たちに気が付いて、『こう、こう、こうよ』とニコニコしながら動きを教えてくれた。
 
 
チベタンに見せたら「パーフェクト」って言ってもらえたけど、カチカチでぎこちないねアセアセ
 
試しに10回連続でやってみたけど、それだけでも鼓動が早くなるし、結構大変。
これを何百回もやるなんて、しかもお年寄りもやっているなんて、すごすぎる!!筋トレにもなるねこれ。
自分でやってみて初めてその大変さがわかった。
 
 
その後は、お寺の外にあるREFUGEE MARKETへ。
ここでは、手作りのマフラーや靴下、ストールや洋服などが売られている。
買い物中の大学生くん。
 
子供用の靴下や帽子がかわいい。
 
「う~ん。こっちの色の方がいいんじゃない?こっちの生地の方が温かそう。」とか、意見を言いながら露店を見る。


ふと、日本に居たら大学生の子と知り合う機会は皆無だし、二人で買い物なんて絶対ないよね、と思って、
 

「大学生の男の子と二人でお買い物なんて、楽しいわぁ~」とおばさん発言をすると、
 
 
「ママ活ですよね!」
 

「ま、ママ活泣き笑い何も買わないわよ。」
 
 
ママ活するほどの経済力はない!
 
 
チベタンの売り子の女性たちに「My son.」と言ってみると、「Your son???NO~~!!びっくり」と目を丸くしていたけど、
私今年で48歳、大学生くん23歳。早く結婚して子供を授かっていたら、普通に親子でもおかしくないよね。
 
 
旅先だと、すごい年下とかすごい年上とか、普段知り合う機会のない職業の人とか、色んな国籍の人とか、
面白い人たちと知り合って話をしたり、一緒に過ごしたり出来るから楽しい。
 
 
大学生くんは、既に海外経験も豊富、語学力も高く、将来の仕事のこともちゃんと考えていて、なかなかしっかりした子だなと感心した。
今回インドにハマりすぎて、私みたいに道を外さないようにね泣き笑い←大学の卒業旅行でインドに行ってレールから外れた人。
 
 
今夜ダラムサラを出ると言う大学生くんとバイバイして、一旦宿に戻って休みましょう。
 

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