2024.4.29
旅行4日目 No.2 ダラムサラ

 

 
ノルブリンカインスティテュートの中にある、Losel Doll Museumに入ってみよう。
 
このプロジェクトは、チベットの伝統衣装を保存する目的で1983年に始まった。

チベットの様々な地域、遊牧民、僧侶、ラモ・オペラ、儀式舞踊を表現した人形が展示されているよ。

 
 

何とここに展示されている人形は、Drepung Loseling monasteryの僧侶たちによって手作りされているんだってびっくり

 

 

僧侶たちは針金と張り子で人形の胴体を作り、金属製の手をつける。 

頭部は細かい粘土で彫刻し、顔を描き、髪をつける。

綿、ウール、絹で仕立てた服を着せ、宝石やその他のアクセサリーをつけて人形は完成するそう。

 

 
ダイヤオレンジスマホで見て下さっている方へ。
人形の細部を見たい場合は、写真をタップして指で拡大して見てね。


コラクル(木に皮を張ったボート)に乗る人々。
 
チベット人は、夏場や収穫を祝うために、よくこんな風に綿で出来たテントを張って家族や友人とピクニックを行い、
お茶やチャンを飲み、歌ったり踊ったりゲームをして楽しんだそう。
 
細かいね〜。
 
遊牧民の生活を現している人形。
彼らはヤクの毛で出来た黒いテントに住み、ヤク、ゾス(ヤクと牛の交配種)、羊、ヤギを食料とし、
ミルク、バター、羊毛、肉などをツァンパ(大麦から出来たチベットの主食)と物々交換していた。
 
チベットの色々な地域の民族衣装。 
 
 細部までよく再現されている。
 
チベットの家 
 
何この人、怖い不安と思ったら、ミラレパと言う11世紀のヨギで、洞窟で瞑想しているところらしい。
 
王様たち。

左右に立っているのは、学者と大臣。

 

33代目の王様(中央)は、仏教を推進した最初の王。
37代目(左)は、多くの学者をインドに留学させて、彼らはサンスクリット語の経典をチベット語に訳した。
42代目(右)は、インドから多くの僧侶や学者を招き、初期の仏教経典の翻訳を改定させた人物。
3人とも仏教関連の功績を残した王様たちだね。

 

 
チャムダンスは、特別な機会に特定の僧侶たちによって演じられるタントラ(密教)式の踊り。
 
神々や生き物の力強い側面を表すマスクを被っている。
 
チャムダンスを踊っている様子

 
 儀式を行うナムギャル僧院の僧侶たち
 
色々な楽器を持っているね。
 
これは東京で行われたチベットフェスティバルの時に私が撮った動画だけど、
チベットのお坊さんたちが演奏する楽器の音はこんな感じ。

 
この女性が持っているのは、
 
先日東京で砂曼陀羅を見に行った時にあったこれと同じだね。

 

左は裸麦、右はそれを粉にしたもの(ツァンパ=チベットの主食)。
ツァンパは食べるだけではなく、仏像に振りかけたり、お祝いの時に宙に投げたりもするそう。
 
問答を行う僧侶たち。問答は、仏教の教えの疑問を問いかけて、それに答えること。
 
立っている僧侶は、自分の主張を強調するために強く手を叩きながら問いかけ、座っている僧侶が答えなくてはいけない。
仏教クイズみたいなもんだね?

お寺に行くと時々見ることが出来るけど、パチンパチンと手を叩きながら何か言い合っているのを見るのは面白い。

 

問答の様子 

 

この怖いおばさんは何だったかな?

説明も写真に撮ってきたんだけど、どの説明がどの人形のことかゴチャゴチャになってわからなくなっちゃったアセアセ

恐らく前のお坊さんを刺そうとしているわけではなく、何かの儀式でしょうにっこり

 
これも説明なしアセアセ
 
ラモオペラと言う、11世紀に始まったチベットオペラの様子
 
元々は、橋の建設のための資金を集めるために、ある聖人が村人たちを集めてダンスの一座を作ったのが始まりで、
その後チベット各地でオペラ劇団が設立されるようになったそう。

 

 
チベットオペラについては、私も初めて知った。

 
チベット中央の西に位置するNgariと言う広大な地域に住む人達は、
中部や東部と著しく異なる多種多様な衣装を着ているんだって。どれも素敵キラキラ

5人の背景に描かれている山は、チベットにあるカイラス山で、仏教、ヒンドゥ教、ジャイナ教にとっての聖地。

 
説明無しアセアセ
 
ラサの市場の様子
 
 女性の民族衣装の数々
 
 
 
こんな頭飾り、生で見てみたいなぁ。
 
2007年にダラムサラを訪れた時、イベントで見ることが出来たチベットの伝統衣装を何枚か貼っておくね。
ダラムサラでは、普段はこんな凝った服は誰も着ていない。
 
 
 
 
 
人形からチベットの宗教行事や文化などを学べて、なかなか面白いミュージアムだった!
 
 
壁画の修復が行われていた。
 
 
 
 
 
奥には寺院もあるんだね。
 
チベット仏教のお寺は、どこもとてもカラフルだよね。
 
 
大きなタンカ(仏画の掛け軸)が掛かっていた。
 
なんかさっきから視線を感じるな・・・・
 
ん????ダライラマ14世!!!
 
のパネルが座ってる爆笑チベット仏教最高指導者のペラペラのパネルに吹いた。これは初めて見たわ~。
 
二階に上がる階段から
 
二階には美しいタンカや仏教経典が並ぶ。
 
このダライラマ14世の写真、いいね飛び出すハート
 
帰るころには、たくさんのインド人の小学生が社会科見学?で訪れていたよ。
ここでは、色々なチベットアートのワークショップも受けられるみたい。
 
 
ノルブリンカインスティテュート、穏やかな気持ちになる素敵な場所だったキラキラ
 
 
そろそろ次の場所に向かおうかな。
 
続く。
 

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