2024.4.26
旅行1日目No.3 デリー

 

 
早速あのレトロな歩道橋を渡って、向こう側に行ってみよう。
 
スマホカメラの性能で自動的に明るく写っているけど、実際はもっと暗い。
目の前に急に座ってる物乞いが現れたりして、びっくりする。
 
デリーは賑やかだ〜キラキラ
 
実際はこれくらいの暗さ。
こんな真っ暗じゃ階段を降りるのも危ないよね。電気をつければいいのに。
 
階段をソロリソロリ降りていると、後ろから「イェ〜ス???ハロォ〜??」と声が掛かった。
 
 
私このインド人の「イェ〜ス???」がすごい嫌いなんだよね。

「Can I help you?」的な感じだと思うんだけど、別にあなたに用はないです、歩いてるだけです。

用事があったらこっちから話しかけるっつーの。

 

 

シカトして歩いていると、

「イェ〜ス???ハロォ~??ジャパニーズ???」と男はついてくる。

 

 

チッむかつきうっさいな!とギロリと睨みながら振り返ると、

インド人じゃなくてチベタンだった凝視

 

 

「ユー ニード ア ルーム?」

 

「あ、ノーセンキュータラー

 

 

そう、ここはマジュヌカティラと呼ばれるチベタンコロニー。

門をくぐって中に入ってみよう。

 
1959年にダライラマが中国からインドに亡命してきたと同時に、たくさんのチベタンがインドにやってきた。
当初はインド政府に与えられた中国国境付近の土地に住んでいたたくさんのチベタンが、
1962年の中印戦争後にマジュヌカティラに移動してきたそう。
 
 
デリーから北に向かう長距離バスはまずここに停車するから、過去に何度も通ったことはあったものの、中に入るのは初めて。
 
 
私の友人の中には、マジュヌカティラが好きで、デリーに来るといつもここに宿泊する子も居る。
 
 
チベットって言うか、Made in Chinaの陶磁器屋さん?
 
四川省成都のチベット人街でこう言うのをよく見たな〜。 かわいい。
 
チベット語表記の看板が並ぶ。
 
広場に出た。チベット仏教のカラフルな旗(タルチョ)がたくさん吊るされている。
 
スギちゃんが『迷宮グルメ』で、このスクエアでバター茶を飲んでたよね。
私もチャイ(バター茶は苦手)でも飲んで行きたいけど、ちょっと時間がないかな。
 
お寺があるけど、閉まってた。
 
 
こんな路地でサッカーをしてる!
 
路地の中のマニ車。チベタンたちは回しながら通って行く。
 
賑やかな通りに出た。
 
宿やレストラン、カフェなどが建ち並ぶ。
うん、次回から泊まるのはここでもいいなぁ。
 
カラフル虹
 
チベットの伝統服屋さんもある。
 
あ、小雨がパラパラ降り始めた。参ったなアセアセそろそろ夜ご飯を食べなきゃ。
これから夜行バスだから、極力量は少なく、刺激の少ないものにしよう。(お腹壊したらいやだから)
 
 
ここでいいかな。
 
ベジテントゥクを頼んだのに、これトゥクパだよね真顔まぁいいや。
130ルピー(約247円)
 
今までに食べたトゥクパの中で、一番不味かったかもって言うくらい、何の味もしなかった煽り
 
 
どうしようかな〜。
実は、夜行バスは取ってあるものの、その町に行くことをまだ迷っているのだ。
 
 
何故かと言うと、ここ最近ずっとそこの天気予報を見ていたんだけど、雷雨続きの予報になっているから。
 
 
これから行く予定のヒマーチャル・プラデーシュ州は、紫の丸のところ。
 
細い山道をバスで移動することが多く、雨季はとても土砂崩れが多い。
だから、安全のために乾季の今を狙って来たのに、雷雨続きとは・・・
 
 
万が一土砂崩れに巻き込まれたらと思うと、心配で。
自分が巻き込まれなくても、その町からしばらく動けなくなる可能性もあるし。
長期旅行の時なら足止めされても構わないけど、今は仕事もあるからな〜。
 
 
天気予報はどの程度あたるんだろう。色んな天気予報を見たけど、気温から何から見事にバラッバラで魂が抜ける
 
 
よし、誰かの意見を聞いてみて決めよう。
飛び込んだのはある旅行会社。
 
 
「Excuse me, あなたのアドバイスが必要なの。ヒマーチャルに行くんだけど、斯々然々で、行くのを迷ってるんだけどどう思う?」
 
 
「ノープロブレム!!!天気予報で雨になってたってずっと降るわけじゃない。
昨日かなり降ったみたいだけど、もうノープロブレム!!ほら、デリーだってさっき雨降ったけど止んだでしょ?」
 
 
「そーぉ?」
 
 
「オー、ノープロブレム!今は雨季じゃないから!!GO GO GO!!
GO and ENJOY!!!バイバイ
 
 
インド人のノープロブレムはプロブレムな事も多いけど、おじさんのお陰でなんか大丈夫な気もしてきた。
行ってみようか。
 
 
もうそろそろバスの時間だから急がなきゃ。
また歩道橋を渡って、反対側へ。
 
あ、乗車場所の目印のマザーテレサの教会があった!!
 
たくさんの人がいるし、ここでいいのかなぁ?と思って待っていたけど、出発10分前になってもバスが現れない。
あれ〜?合ってるのかな?
 
 
あ!そうだ、バスの現在地がわかるURLがメールに付いてたな。
と見てみると、案の定場所が違う!!ガーン(現在地は赤い丸のところ)もっと先じゃん!!
 
いそげ〜!!!
急ぎ足で先に進んで行くと、長距離バスが列を作って停車していた。
 
あった!私の乗るHoliday Appealのバス。
 
万が一の為に、写真を撮って夫に送る。
 
ボスらしいシーク教の夫婦が、荷物置き場に腰を掛けて乗客リストをチェックしていた。
 
 
「このバスは、BhuntarまでじゃなくてKasolまで行くよね?」
 
 
「んー、それは道路のコンディション次第よ。」
 
 
「えっ?そうなの?行くと思ったからこの会社にしたのに。」
 
 
「もし行けなかったら、ちゃんとタクシーをアレンジするから大丈夫よ。」
 
 
やっぱりこのバスもそうなのかネガティブこの路線の口コミを見ると、どのバス会社にも、
 
『途中までしか行かなかった』
 
『Kasolまで行くと書いてあったのに、Bhuntarで降ろされて自力でバスを見つけなくてはいけなかった』
 
などなどの苦情が多数書かれていた。
 
 
だから、今回色んなバス会社の口コミを隅々まで読んだり、直接メールで問い合わせたりして、ものすごく慎重に選んだのだ。
 
 
もっと安いバスはいくらでもあったけど、一番高かったHoliday Appealにしたのは、このバスが目的地まで行けそうだったから。
なのに・・・何か最初から不安~。
 
 
このバスは、TAX込みで2029ルピー!(約3800円)と言う超高額なバス。
(え、そんな高くないじゃんって思うかもしれないけど、インドでたった十時間乗るだけでこの料金は、以前の料金を知ってたらあり得ないくらい高い!)
 
 
インドのバスも高くなったよね~。エアコンやフットレストはついて当たり前だし、昔のバスと全然クオリティーが違う。
 
 
これだけ高いんだから、きっときれいで快適なんでしょうキラキラキラキラキラキラと期待して中に入ると、
 
汚っ!!!ボロい!!!!写真とぜんっぜん違うじゃん!!!!ムキー
 
シートは全体的に土埃で汚れているし、靴の跡があったり、フットレストの布が破れていたり。
 
この毛布なんて不潔そうで絶対に使いたくないチーンシートに頭も付けたくない。
 
窓ガラスだっていつ拭いたのよ???
これで2000ルピーはないわぁえーんこんなボロバスなら、もっと安いバスにすればよかった。
 
唯一ラッキーだったのは、隣が空席だったと言うこと。
昔のインドなら、夜行バスでも隣が男性なんて普通のことだったけど、
今回私が21番の席を購入した時点で隣は『女性限定』マークになっていて、これには感心した。
 
インドのバスは、出発日が近づくにつれて徐々に安くなっていくようで、
乗車5日前には同じバスが1299ルピーまで下がっていた。
直前ならもっと安いのかな。今日はほぼ満席状態。
 
21:05、定刻通りにしゅっぱーつ!
 
午前0時、夕食休憩で止まったレストラン。私はトイレだけ。
 
午前3時のトイレ休憩。
 
あららこのバスはパンクだねアセアセ私のボロバスもこれよりはマシか。
 
汚くてもトイレがあるだけで有難い。
私が若い頃のインドの夜行バスのトイレ休憩なんて、その辺で適当に停車して、
男性はこっち、女性はこっちってゾロゾロ集団で歩いて行って、草むらの中でするのが普通だったもん。
 
真夜中に営業中のチャイ屋さん。
 
あと何時間で着くかな。
では、おやすみなさーい。
 
<本日の出費>

メトロ90

オート20

トゥクパ130

夜行バス(デリー→カソール)2029

計 2269ルピー=約4311円 

 

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