2023.11.23

旅行6日目 No.1 フォートコーチン

 
 
朝ごはんを探しつつ、昨日のマッタンチェリーと反対側(フォートコーチンの西側)に歩いて行ってみよう。

 

 
学校だ〜。
 
生徒たちは何歳くらいなんだろう?先生が居たから聞いてみようっと。
 
 
「How old・・・」
「トゥーハンドレッド!!チョキ
 
 
「いやそうじゃなくて、How old・・・」
「トゥーハンドレッド!!チョキ1817年に出来たのよ。」
 
 
あー、学校がどれくらい古いか聞かれたと思ったのね。最後まで聞けよ泣き笑い
確かケララで一番最初の英語のスクールだとか言ってたかな?
 
 
撮影をしていたから、「彼はアクターなの?」って聞くと、「ウェディング用の撮影だよ。」なるほど〜。
「Congratulationsグッキラキラ」と彼に言うと、「Thanks! I'm very happy爆笑」ってとっても嬉しそうだった。お幸せにラブラブ
 
こっち方面には、朝ご飯を食べられそうな安食堂が全くなさそうだな・・・
 
地図を見ると、この辺りにはこぎれいなカフェや高めの服屋さんが集まっているみたい。
fabindiaや、
 
The Shop、Anokhiなどの人気店も。
 
閑静な住宅街と高級店ばかりで全然面白くないな〜真顔
昨日行ったエリアみたいに、ちっちゃい商店がたくさんあって、ごちゃごちゃしたローカル感溢れるところが好き。
 
 
朝ごはんを食べられないままやって来たのは、聖フランシス教会。
1503年に欧米人が建てたインド最古の教会と言われている。
 
 
ここには1524年に亡くなったバスコ・ダ・ガマのお墓の跡がある。遺体は母国ポルトガルに移されたそう。
 
 両手にたくさん数珠のネックレスを掛けて売り歩く男性。
 
教会から徒歩5分、やってきたのはヴァスコ・ダ・ガマスクエア。
魚を捕る網を直してるところ。
 
あちこちで新鮮な魚が売られている。
 
 
これは何かな〜?
 
サメ?
 
 
今いるのはこの辺り。
 
ここには、14世紀にインドにやって来た中国人から伝わった『チャイニーズフィッシングネット』がある。
 
コーチン(Cochin)と言う街の名前の由来も、“co-chin”=like Chinaだと言う説もあるそう。
 
これはインドの中でも珍しく、ここコーチンとコラムでしか見られないため、観光の目玉になっている。
 
眺めていると、「COME!!」と漁師のおじさんが手招きしてくれた。
え!?中に入ってもいいの?わーい音譜音譜音譜
 
23年前にもチャイニーズフィッシングネットは見たけど、中まで入ったのは初めて。
へー、こうなってるんだね。継ぎはぎだらけ。
 
横から見た隣のチャイニーズフィッシングネット。
大きな網を海に沈めて、数分後ロープを引っ張って網を引き揚げて魚を捕る仕組み。
 
 
錘が沈んで、網が上がっていくところ。
 
隣のネットが引き上げられる様子。
 
沢山の錘の石が吊り下げられている。
 
このリーダーっぽいおじさんが説明してくれた。
 
3月からの3か月間しかシーズンがなく、今みたいなオフシーズンにはほとんど捕れない。
魚の売り上げの30パーセントはフィッシングネットのオーナーへ、残りの70%を5人で分ける。
高齢の漁師さんも多く、大変な仕事なんだそう。
 
 
一日に200~300回も網を入れて引き揚げるんだって。
「ベリベリハードワーク。」と言いながら、俺の手を見てと見せてくれた。
 
 
あ、ごめん!!ピンボケで全然写ってなかったわ煽り
 
 
仲間の漁師さんたち。
 
この年齢で一日に200回も網を引っ張るのは、確かに重労働だろうね。
 
 
何度か見たけど、一匹も入っていなかったり、入っていてもほんの数匹だった。
 
網が沈みやすいようにポールの上を歩く。
 
この人も高齢なのにすごい。
 
面白くて、何度も網の上げ下げを見させてもらった。
 
 
 
 
 
 
 
 
他にもガイドと一緒に見学に来ていた外国人がチラホラ。
たっぷり見学させてもらって帰る時、説明してくれていたおじさんが「Some help please.」と言って来た。
 
 
もちろんタダで見学させてもらえるとは思っていなかったから、
休憩の時にチャイでも飲んで、と言うつもりで200ルピー(5人が4杯ずつ飲める額)を渡そうとすると、
 
 
「Ma'am, we have five people. 500 please.」って懇願するように言ってきた。
 
 
あ、チャイ代では足りなかったかアセアセ
参考までに、前日の博物館の入場料が5ルピー、シナゴーグが10ルピー。500ルピーは伝統舞踊カタカリの料金と同じ。
 
 
私だけじゃなくて他にも観光客がたくさん見学に来るだろうし、
「ん〜500はあげられないかな・・・」と言うと、おじさんは、
 
 
「ペン?ペン?ワンスクールペン?」
 
 
久し振りにその言葉を聞いて、
一昔前は、途上国で貧しい子どもたちに「ワンスクールペン?」と頻繁にせがまれたものだったな、と思い出した。
 
 
いくら漁がオフシーズンとは言え、おじさんは流石にペン一本買えないほど貧しいってことは無いだろうけど、
きっと貧しい子供時代を過ごして来たんだろうなと思った。
 
 
でもやっぱり500はあげなかった。
おじさんもそれ以上は要求してこなくて、最後にガチガチの硬い手でしっかりと握手してくれた。
 
 
「I really enjoyed it. Thank you so much.」とお礼を言って、バイバイした。
 
今は、チャイニーズフィッシングネット以外の漁の方が主流なんだろうね。
 
 
沢山のボートが停まっていた。
 
以前は24あったチャイニーズフィッシングネットは、サイクロンの影響などで現在8つまで減少して、ここには基盤だけが残る。
 
コーチンの象徴でもあるチャイニーズフィッシングネット、是非残してほしいな~。
 

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