2023.11.21

旅行4日目 No.5 フォートコーチン

 

 

今回楽しみにしていたことの一つ、カタカリ。

 

 

コーチンにはカタカリを見られる場所がいくつかあるみたいで、どこで見ようか迷っていたけど、

宿のおじさんが「今はここしか開いてないよ。」(本当かどうかは不明)って言うからここへ。

https://www.keralakathakali.com

 

カタカリは、ケララ州に伝わるインド古典舞踊で、

古代インドの叙事詩である『ラーマヤーナ』や『マハーバーラタ』をテーマにした物語を踊る。

 

 

サンスクリット語で「物語」や「会話」を意味する『カタ』と、

「舞踊」や「パフォーマンス」を意味する『カリ』を組み合わせたもので、

セリフは無く、踊り、指の動き、表情、目の動きなどによって物語を語る。

 

日本の歌舞伎と類似点があると言われ、歌舞伎俳優の尾上菊之助は、2017年に訪印してカタカリを観劇した際に、

歌舞伎のルーツはカタカリにあったのではないかと思うほど共通する点が多いと指摘していたそう。

カタカリの演者も全員男性。
 
 
 チケットは500ルピー(約900円)
 
「何語?」と聞かれ日本語だと言うと、手書きの日本語の説明書をくれたよ。
 
前回はこんな立派な会場じゃなかった気がする。
二階席までほとんど欧米人で埋まっていて、シニアのツアー客の多さにも驚いた。アジア人は2~3人かな。
私の席は2列目だったけど、一番左端でちょっと見にくいアセアセ
 

カタカリは、バラタナティヤム、カタック、マニプリと並ぶ4大インド古典舞踊のひとつとされていて、

中国の京劇、日本の歌舞伎と並んで『世界三大化粧劇』としても知られている。

 
 
舞踊が始まる1時間前から入場出来て、演者たちが舞台上でメイクを施す様子も見学することが出来る。
23年前は最初からずっと見ていたらメイクだけで疲れちゃって、本番で居眠りしちゃったから、
今回は30分を過ぎたころに入場した。
 
化粧を施すことによって、演者は人間から神へと生まれ変わると考えられているそう。
 
昔ながらの石や草などをココナッツオイルと混ぜ合わせて作り出した自然な染料を用いて化粧を行う。
 
黄色い顔は女性、緑はいいキャラクターを示すんだって。
 
 
 
 
 
こんな風に目を赤くするために、Chundapoo (solanum anguivi)と言う植物の種を擦って下瞼の中に入れる。
画像はお借りしました。
 
Chundapooを調べてみると、ナス科のこんな植物だった。
 
ステージや床にコーラムが描かれ、
 
 
ランプに火が灯される。
 
メイクが終わりパフォーマンスが始まる前に、メイクに使われる染料についての説明や、
 
目や指の動きや色々な表情をデモンストレーションしてくれたよ。
 
上下左右に動く目。30秒くらいから高速になるよ。
 
ムドラーと呼ばれる手のジェスチャー
 
 
インド舞踊における9つの感情表現は、愛・嘲笑・哀しみ・怒り・勇気・恐れ・嫌悪・驚き・平安。
 
愛・嘲笑・哀しみ・怒り。
 
勇気・恐れ・嫌悪。
 
いやー素晴らしい拍手
ここまでで、もう既にグイグイ引き込まれてるキラキラ
 
いよいよパフォーマンスが始まる。楽しみ!
 

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