２０２３．１１．２０
旅行３日目 No.1 トリヴァンドラム
初めてのカプセルホテルは、とても落ち着く空間だったけど、
上の人が上り下りする度に私のカプセルがグラグラっと揺れて、「地震？？？
」って目が覚めた。
」って目が覚めた。これは二段ベッドあるあるだよね。
あと、上の人が夜中に男性と長電話してる声が筒抜けでうるさかった。
しかも、上に寝泊まりしてるのは宿の従業員の女の子
ちょっとマナーがないな。
ちょっとマナーがないな。
さて、８：３０頃、楽しみにしていた朝ごはんを食べに出発～～～！
今回来る前にGoogleマップでトリヴァンドラムのご飯屋さんを探していた時、こんな口コミを発見した。
一日経過した米のスープ？？？？何世紀にもわたる懐疑的な物語？？？
何それ？？？面白そう！！！！
調べてみると、それはPazham Kanjiと言う食べ物で、
残りご飯に水を入れて一晩発酵させて栄養価を高めた『ケララのスーパーフード』らしい。
100グラムの普通のご飯には3.4グラムの鉄分が含まれているのに対して、
それをPazham Kanjiにすると、73.91グラムになる。
カルシウム、マグネシウム、カリウム、ビタミンB6、12も豊富。便通が良くなる。
抗酸化作用があり、肌にもいい。
癌を抑制する効果があると言う説もあるそう。
絶対これ食べてみたい！！
私の泊まっているTRIVPODSカプセルホテルの近くに、Pazham Kanjiが食べられるお店はいくつかあるみたいだ。
この時間から開いているところに行ってみよう。
昨夜なかなか渡れなかった大通りは、場所を変えてみたら何とか渡れたわ
ギューギューの通勤バス。
あ～南インドらしいいい光景だな。
昨夜、ぎゃっ！怖い！！って引き返したカーブのすぐ先にこのお店はあった。
なんだこんなすぐ側にあったのか～。あのままもうちょっと進んでみればよかった！！
店内の様子。この後も次々にお客さんが入ってきて賑わっていた。絶対人気店だ。
昨夜来られなかったことが悔やまれる。
地元の人たちは、アッパム、イドリー、パロタなどを食べている人が多いようだ。
お店の人にスマホで写真を見せながら、「Pazham Kanjiが食べたいんです。」と言うと、
「オー、Kanji??? この人Kanjiが食べたいんだって。」
「Kanji??? オー」みたいなやり取りをしている。
「Pazham Kanji、ありますか？」と聞くと、
首を横に振って（Yesの意味）「１０minutes. Sit
」と言われて取り合えず座る。
」と言われて取り合えず座る。じゃあ今日もチャイから始めとこうか。おじいさん、素敵だわ
チャイは１０ルピー＝約１８円。
そういえば、昨年コルカタに行った時チャイの値段がすごい上がっていて、この量だと倍の２０ルピーはしたけど、
ケララではまだ１０～１２ルピーくらいで飲めるんだね。
チャイを啜っていると、向かいに座っていた男性が英語で話しかけて来てくれた。
「ケララはどう？」
「ケララはすごく清潔だし、親切な人が本当に多くて大好き。」
「そう？ありがとう。キミはKanjiが食べたいの？」
「そうなの。初めて食べるから楽しみで。」
「Kanjiは普通は１０：３０～１１：００くらいから提供するんだよ。」
「えっ？？？そうなの？？じゃあ彼らは私の為にKanjiを用意してくれてるの？」
「そうだよ。」
そうなんだ！！？？だから、私が「Kanjiが食べたい」って言った時、困惑した様子だったのね。
わざわざ用意してくれているなんて、ありがたい！！
３０分ほどして運ばれてきたPazham Kanjiを見て「おぉ～～～～！！」と声が出た。
何故なら予想の３倍くらいの大きさだったから。
Karachattiと呼ばれる土で出来た器。面白いね～～～。
普段ミールスなどは手で食べるけど、お粥はさすがに手では食べにくそうだなと思ってスプーンを頼むと、持ってきてくれた。
でも、持ってきてくれたお姉さんは「手で食べるとおいしいのよ」って仕草をしていたから、
インド人はきっとこれも手で食べるんだろうね。
一緒にフィッシュカレーと、何種類かのおかずが出てきた。
これ全部で９０ルピー（約１６２円）
手前のは小魚と玉ねぎの佃煮みたいで、日本人の口に合うと思う。
他のは何だったのかわかんないけど美味しかった。
一口食べて、またまたびっくり。
冷たいのね。
お粥＝加熱したアツアツが出てくる。という先入観から、これも熱いと思い込んでいた。
「あ～。これはあたるかもなぁ・・・」
だって、ミネラルウォーターが使われているとは絶対思えないし、
残りご飯に普通の水を注いで一晩寝かせたものがそのまま出て来てるんだとしたら、
日本から出てきたばかりの私にはちょっと危険じゃない？？？
まぁいいや、あたったらあたったで仕方ない。食べちゃう！
Pazham Kanjiはとってもさっぱりしていて、発酵しているから少し酸味がある。
少しCurd(ヨーグルト)も入っているのかな。
他には生玉ねぎ、キュウリ、パクチー、チリ、マッシュポテト的なものが入っていて、
暑くて食欲がない時でもスルスル入る感じ。
特にこの小皿で出てきたフィッシュカレーがめちゃくちゃおいしい！
食べていると、チャイのおじいさんがちょこちょこやってきては、
「チャイはうまいか？うまいだろう？」
「これとこれを混ぜて食べるとうまいんだ」
「名前は？」
「おかずのお代わりは？」
みたいなことを身振り手振りを混ぜながら言ってきて、かわいい
しっかりポーズを取ってくれた
量が多すぎて、半分くらい食べたところでギブアップ。軽く二人分以上はあるもの。
「とっても美味しかったんだけど、量が多すぎて食べきれませんでした。ごめんなさい。」とお店の人に言うと、
「いいのよいいのよ
」
」わざわざ用意してくれて本当にありがとう
Pazham Kanjiの作り方。
ほんとに水入れて蓋して一晩置くだけだ。
でも、お腹は全然大丈夫だったよ
昨日渡れなかった交差点に行くと、おまわりさんが交通整理してる！！
これなら渡れそうだわ。
昨日二度も助けてくれた果物屋さんはあそこ。
ふぅ、真ん中までは来たけど、ここから先がまた全然車が途切れなくて渡れない
おまわりさんが助けてくれるかと期待していたのに、私には目もくれず。
延々とタイミングを待ち続けてやっと渡れた。
宿に戻ったらチェックアウト。
面白い宿を体験できて良かった！！！
でも、ふと冷静になってみると、
４７歳にもなる大人が二千円もしない宿で面白い！楽しい！って一人でキャッキャッ楽しんでるのってちょっとイタイかも？
お姉さん、色々教えてくれてありがとう
お姉さんが教えてくれた駅までのオートリキシャの相場は４０ルピー。
行きは知らなかったから１２０あげちゃったんだよね。
大通りに出て止まってくれたオートに「いくら？」と聞く。
さあ、このドライバーは一体いくらだと言ってくるかな？
「４０ルピー」
おおおおおおおお！正直者だ
メーターはいつ使うんだろうね。
正直な人にはいつもチップをあげたくなる。
駅に到着して、５０ルピー札を渡して「おつりは要らないよ」と言うと、
「えっ？いいの？」と言う顔をして、遠慮しながら受け取ってくれた。
バイバーイ
トリヴァンドラムセントラル駅。
さて、私の乗る予定の列車は・・・？
昨日のコメント返せてなくてごめんなさい！仕事終わってから返しまーす。
にほんブログ村のランキングにポチッとお願いします
いつもありがとうございます！！
