2023.11.19
旅行2日目 No.7 トリヴァンドラム 
 
 
トリヴァンドラムセントラルの駅の方まで歩いてきたよ。
 
 
まずは小さな雑貨屋に入って、
一回分ずつ入っているシャンプーを7日分と(一袋1ルピー=約1.8円で買えるし便利!)
アリエール(10ルピー=約18円)を購入。
 
 
宿代や食べ物などの物価は数倍レベルで上がったけど、
シャンプー、石鹸、歯磨きなどの生活必需品は20年前とさほど変わっていない気がする。
 
 
雑貨屋のおじさんに、「トイレットペーパーはある?」と聞くと、
「ここではトイレットペーパーはほとんどの人が使わないよ!大きなスーパーマーケットに行かないとないよ。」
 
 
で、仕方なく代わりに買ったのがこれ。
一つ10ルピー(約18円)紙ナプキンみたい。
 
ケララでは殆どのトイレにシャワーホースがついていたから、桶で水を汲んで左手で洗い流す必要はないけど、
それにしたって最後には水分を拭き取らないといけないと思うんだけど、インド人っていつもどうしてるの?
 
 
あと、空港とか駅のトイレの便座が常にビッチョビチョの謎!!
あれ何で???どうやったらあんなに濡れるの?
 
 
一番理解できないのは、『便座がビッチョビチョだったら次の人が困るだろうな』、
って考えないことだけどね凝視
 
 
駅前にはバスターミナルもあって、古いバスを改装したカフェがあった。

 
ケララはゴミが少なくて、街がとってもきれいなイメージだったけど、
この駅前周辺はゴミだらけでかなりの汚さだった。
 
そしてこのゴミだらけのエリアの直ぐ側にあるのが、
私が今回絶対に再訪したかったINDIAN COFFEE HOUSE MAVELI CAFEキラキラキラキラキラキラ
 
INDIAN COFFEE HOUSEは、労働者協同組合によって運営されるチェーン。
 
 
インドでは16世紀からコーヒーの栽培が行われていて、18世紀にはイギリス人によるコーヒーハウスが出来始めたけど、
イギリスの人種差別政策の一環で、インド人は入ることが出来なかったそう。
 
 
1936年にインド政府のコーヒー委員会(協会)によってムンバイに最初のコーヒーハウスが出来、
1940年代には全国に50店舗程のコーヒーハウスが出来た。
 
 
ところが業績の悪化により1950年代半ばに全ての店舗を閉鎖することになり、
従業員たちは職を失うこととなった。
 
 
そこで共産党の指導者が、労働者協同組合を作り経営を引き継ぐことを提案し、
1957年にINDIAN COFFEE HOUSEとしての最初の店舗がデリーとバンガロールに出来たそう。
 
 
それが今はインド全土に400店舗あるんだって。
去年行ったコルカタのINDIAN COFFEE HOUSEもその一つ。

 

 
去年ここに行った時に、
『そう言えば、昔トリヴァンドラムでステキなINDIAN COFFEE HOUSEに入ったな』
って思い出して、
今回ケララに来るって決めた時、絶対ここにまた行きたい!って思ったの。
 
早速入ってみよう。
 
Laurie Bakerと言うイギリス生まれのインド人建築家によって建てられたカフェで、
とても面白い形をしている。
 
 
まずは動画を見てみて〜(37秒)
 
わかった?
そう、この建物は螺旋状になってるの。
 
翌日の昼間に撮った外観写真がこれ。
レンガ造りでとっても素敵キラキラキラキラキラキラ
 
23年前に来た時は、こんなカラフルじゃなくて、もっとシンプルな色だったような気がするけど。
SNS映えを意識して塗り替えたのかな?
 
11番が空いてたからここに座ろう。
 
夕食は他で食べたいから、コーヒー(18ルピー=約32円)だけオーダー。
 
ターバン付きのユニフォームでコーヒーを運んできてくれたよ。
いただきまーす!
 
え!まっずいなこれオエー
まるで出がらしに更にお湯を注いだみたいな味。(うちでやってみたことあるからわかる笑)
 
インドの安食堂や列車で『コーヒー』を頼むと、ミルクは?お砂糖は?なんて聞かれない。
『コーヒー』=『お砂糖とミルクたっぷりのコーヒー』が当たり前。
 
 
それがインスタントであろうと、甘いのが嫌いでなければひどく不味いってことはないんだけど、
(もちろん本当にコーヒーが好きな人は、こんなものはコーヒーじゃないと言うと思うけど)
これはミルクと砂糖が入っていても誤魔化せないほど不味いオエー
 
 
まぁいいや。元々カフェの雰囲気を楽しみに来ただけだから、十分十分OK
 
 
グルグル下っていきまーす。
 
入り口にあるメニュー表
 
螺旋状の建物と言えば、数年前に訪れた会津若松のさざえ堂もすっごく素敵だったな~キラキラ
 
 
 
さて、駅からは市バスに乗って宿の近くまで帰ろう。
車内はこれくらい真っ暗。
 
右に見えるのは、今日列車で到着したトリヴァンドラムセントラル駅。
 
 
料金は10ルピー=約18円。正規のオートリキシャの値段の4分の1。
 
バスを降りたら、夜ご飯を探しに行こうよだれ
今日もし列車が予定通りに到着していたらランチを食べに行く予定だったお店に行ってみようかな。
 
 
大通りを渡って向こう側に行きたいんだけど、
横断歩道はうっすらあるけど信号機はないから車は止まってくれない。
すごい交通量でいつまでたっても渡ることができない。
 
 
一体どのタイミングで渡ったらいいんだろう・・・
一歩出ては引っ込み、出ては引っ込み・・・・
そんな私を見かねて、果物屋のおじさんが出てきてくれた。
 
 
そして、自分が盾になって走って来る車やバイクを次々に手で制止しながら、向こう側まで送ってくれた。
優しい~~~ラブキューンナンニ〜!!
 
 
お店はこの道をまっすぐ行けばあるはず。
・・・・なんか全然街灯がなくて真っ暗になってきたな・・・・
 
 
多分このカーブを曲がればあると思うんだけど・・・・暗いな・・・人通りも全くないしちょっと怖いな・・・
 
 
と思いながら歩いていると、真っ暗闇に停車しているオートリキシャのドライバーと目が合った。
 
 
ギャッ!!ガーンなんか怖いアセアセやめとこう。
ビビりの私はそこでくるっと引き返して、既に通り過ぎたお店に入ることにした。
 
 
メニューを見てもあまり惹かれなかったから通り過ぎたんだけど、ここしかないから仕方ない。
でも、店主さんはとっても感じのいい人。
 
 
ゴビマンチュリアンとパロタのセット(130ルピー=約234円)
 
ゴビマンチュリアンはカリフラワー(ゴビ)に衣をつけて揚げたものに、中華風の甘辛いソースが絡めてあるもの。
マンチュリアン(Manchurian)は満州のという意味で、いわゆる『インド中華』の定番料理。
具材はチキン、エビ、パニール(チーズ)など色々あるよ。
 
 
ニンニクと生姜がすっごく効いていて、元気が出る料理だった!
ケララのパロタ、軽くてふわふわで大好きラブマンチュリアンはご飯の方が合うような気もするけど。
 
お昼ご飯は列車の中でサモサしか食べてなかったから、まだお腹が空いてる。
 
 
「I'm still hungry・・・」とおじさんに言うと、チキンロールを勧められた。
 
「ロール大好き!!うん、それにする!!」
 
「スパイシーなのがいい?」
 
「ううん、スパイシーじゃないのにして。」
 
 
出てきたロールは、コルカタのロールとは違ってペラッペラの生地で、
チリも生玉ねぎもめちゃくちゃ辛くて、ヒーヒー言いながらかなり無理して食べたけど、半分しか食べられなかったネガティブ
 

「ごめんなさい、私には辛すぎて食べられなかったアセアセ」と言うと、
 
「何で辛くしたんだ!!」と料理人に怒るオーナーのおじさん。
 
料理人曰く、普段現地の人に出すよりずっとチリを少なくしたんだそう。え~~~~~。
それでも私には辛すぎたわ。普段辛い物かなりいける方なのになぁ・・・
 
 
「ごめんね、ごめんね、もう一度作り直そうか?」っておじさんは何度も言ってくれたけど、さすがにもうお腹いっぱい。
 
 
おじさんはお会計の時に「これはタダね。」と口直しにピーナツの甘いお菓子をくれた。
 
 
そして、またあの大通りへやってきた。
やっぱり渡れない。怖い~~~~~~~アセアセ
 
 
向こう側で果物屋さんが「おいでおいでおいでおいで」と手招きをしているけど、無理だわ。
しばらくすると、また果物屋さんが助けに来てくれて、無事渡ることが出来た。ナンニ~!!
 
 
あー長い一日だった。
ぬるいシャワーを浴びてカプセルの中に入ると、もう眠くて眠くて・・・
日記を書きながら寝落ちしてしまったふとん1ふとん2ふとん3zzzzzzzzzzzzzzz
 
 
<本日の出費>
タクシー(宿→エルナクラムタウン駅)1500
Veg Kurma 50
アッパム類×3 30
チャイ 12
サモサ×3 40
オートリキシャ 40
宿 1075
シャンプー×7 7
アリエール 10
ティッシュ×2 20
コーヒー 18
夕食 130
水、チキンロール、チャイ 150
計 3082ルピー=約5547円
 

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