2022.11.7➂
朝から歩きっぱなしでもう疲れて来ちゃったけど、もうちょっと歩こうかな。
あ、トラムだ!以前はもっと色んな色のトラムが走っていたけど、
今回は何故かこれと全く同じデザインのものしか見ない。帰国までには乗りたいな。
イルカのイラストが付いたバス。珍しいね
ドライヤーを買いたいんだよね~。
ここまで何とか自然乾燥でやってきたけど、昼間は半袖で暑いくらいでも夜はそこそこ気温も下がるし、
(扇風機をつけたら寒いくらい)やっぱりドライヤーが欲しい・・・
電気屋街のあるチャンドニーチョークをブラブラしてみよう。
レモン水?ジュース?屋さん。
歩き始めてすぐに、旅行にちょうどいい手のひらサイズのドライヤーを発見!
おもちゃみたいな造りですぐ壊れちゃいそうだけど、これでいいや。
言い値の250ルピー=約450円ですぐ買っちゃったけど、もしかして値切れたのかな?十分安いけどね。
チャンドニーチョークはほんっとうにすごい人で賑わっていた。でも殆ど男性。
色んなものが売られていて活気があって、一秒たりとも退屈しない。
この辺りは電飾屋さんばかりで、目がチカチカするくらい眩しかった。
ステキなランプもいっぱいあったよ。
さて、ドライヤーも買えたし宿に一旦戻ろうかな。
客待ちのオートリキシャがずらり。
ちょっとコワイ・・・
疲れちゃったから一時間くらい部屋で昼寝をして、夕方またメトロに乗って活動再開!
マハトマガンジ―ロードで降りて、10分程歩いてカレッジストリートに到着。
900メートルほどあるカレッジストリートは、アジア最大の本のマーケット、世界最大の古本マーケットでもある。
友達のモミタも本が大好きで、月に一度ここを訪れて本を買うそう。
本当にすんごい書店の数で、一体どうやってこの中から自分の欲しい本を探すの?って聞いたら、
常連さんたちは既に自分のお気に入りの書店があるから大丈夫なんだって。
少し迷いながら歩くこと数分、目的地のINDIAN COFFEE HOUSEに到着
ネットでここの事を知ってから、ずっと来るのが夢だったんだよね!!
INDIAN COFFEE HOUSEは、労働者協同組合によって運営されるチェーンで、インド全土に400店舗ある。
労働者協同組合?と思って歴史を調べてみた。
インドでは16世紀からコーヒーの栽培が行われていて、18世紀にはイギリス人によるコーヒーハウスが出来始めたけど、
イギリスの人種差別政策の一環でインド人は入ることが出来なかったそう。
1936年にインド政府のコーヒー委員会(協会)によってムンバイに最初のコーヒーハウスが出来、
1940年代には全国に50店舗程のコーヒーハウスが出来た。
ところが業績の悪化により1950年代半ばに全ての店舗を閉鎖することになり、従業員たちは職を失うこととなった。
そこで共産党の指導者が、労働者協同組合を作り経営を引き継ぐことを提案し、
1957年にINDIAN COFFEE HOUSEとしての最初の店舗がデリーとバンガロールに出来たそう。
なるほど。だから今も協同組合が運営しているんだね。
早速中に入ってみよう~~~
わ、すごいな。
古びた階段を上って行く。
ワクワクする~~~
一階席はこんな感じ。でも絶対上のテラス席に座りたいって思ってたんだよね!
テラスに上がってみる。あの狭い入り口からは想像出来ないくらい広い~~~!
天井がすごく高いから、人々の声がガヤガヤガヤガヤ響いて独特の雰囲気。
ノーベル文学賞を受賞したベンガルの詩人・思想家・音楽家のラビンドラナート・タゴール、
空いている所に座るとウェイターさんが来てくれる。
インドではコーヒー=甘いミルクコーヒーが基本。特に南インドでよくコーヒーが飲まれるよ。
ホットコーヒー32ルピー=約57円
折角だからコーヒーだけじゃなくて何か珍しいものを食べてみようか。
フィッシュフライにしてみよう。100ルピー=約180円(ピントが全然合ってなくて失礼)
ミルクコーヒーは普通に甘くておいしい。
フィッシュフライは・・・か、かたっ!!!ナイフでも切りにくいくらいガッチガチ。
一体どうやったらこんなに固い衣が作れるんだろう???
そして味はやっぱりマサラ味でスパイシー。まっずい!!!ここでは食べ物は頼まない方がよさそうだ・・・
私が食べ終わる頃に、大学生のカップルが席を探してウロウロしていたから、
一人でテーブルを占領していた私は「もうすぐ出るから座っていいよ。」って空いていた二つの椅子をオファーした。
最初は遠慮していたけど「じゃあ・・・」と言って座った後しばらく喋ると、とても礼儀正しくて感じのいい子たちだった。
今までインドの大学生とあまり話したことがなかったけど、みんなかわいくて印象がいい
私がおばさんになったからそう感じるのかも?
このウェイターの格好も素敵
別の角度からの動画。
上から写真を撮っていると、田舎っぽい15、6歳の女の子がヒンディ語で話し掛けて来た。
英語を話せないようで、簡単なことも全く通じなかった。
外国人の私にすごく興味があって目をキラキラさせていて、一緒に写真を撮りたいのは仕草でわかったから、
写真を撮ったらとっても嬉しそうだった。
一階にいる女性に向かって「ママ」と手を振っていたから下に降りて挨拶をしに行くと、
お母さんにしては高齢で、全く垢抜けないその子のお母さんとは思えない程上品で洗練された雰囲気を持っていて、
とても流暢な英語を話すから不思議に思っていると、
「私は大学の教授をしているの。この子は養子なのよ。
この子はとても貧しい家庭に生まれたんだけど、とっても賢い子なのよ」
さて、ここから帰るバスの乗り場は、っと・・・GoogleMapが示した通りに歩いて行くと、
真っ暗な裏通りを歩くことになってしまった。
えー、やだな、こんな道怖いな・・・って思いながら歩いて行くと、
おじいさんが私の顔を見てニカッと笑って、
「ハーローーーーーーーーー!!」ってめちゃくちゃ手を振って来た。
うわ!可愛すぎる
戻って挨拶をしにいくと、歯の無い口でニッコニコ笑いながら私の手を握ると、
「ハロー!!ハロー!!ハロォォォォ~~~!!」っていつまでもブンブンブンブン振って、なかなか離してくれなかった
ここからバスに乗ろう。
エスプラネードで下車して、ニューマーケット脇を通って帰る。
疲れが取れそうなシャキッとするレモンソーダを飲みながら、しばらく日記を書かせてもらう。
友達のサンジャイのお店にちょっと寄ってお土産の柿の種をあげると、
「これ美味しいね、止まんない。」ってパクパクパクパク凄い勢いで口に運び続けてた。
インド人に柿の種が人気なのは本当だった
帰ってシャワーをしてもう寝ようと思っていたのに、21時半ごろお腹がグ〜〜〜〜いつもの屋台へ!!
エッグチョウメン60ルピー=約108円。安定の味だわ。あ~これでもう満足!!
今回は屋台はやめておこうと思っていたのに、屋台ばっかりだね
今日もヘットヘト。おやすみなさい・・・・
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いつもありがとうございます!
<本日の出費>
宿900
バス 10
イドリー 50
チャイ 10
フェリー6
水 10
トイレ 2
ドライヤー 250
オートリキシャおもちゃ 170
チキンシチュー 118
メトロ 10
フィッシュフライ 100
コーヒー 32
バス 10
レモンソーダ 25
石鹸 10
エッグチョウメン 60
計 1773RS=約3191円