2023.11.18
旅行1日目 No.2
ベトジェットはほぼ定刻通りに成田を出発。
LCCだけあって本当に座席の間隔が狭い。
私は予め非常口前の広い席を指定しておいたから、足元は広々。
成田からホーチミンまで7時間弱のフライトだけど、水すら出ないLCC。
持ち込み禁止と読んではいたけど、500mlのお水のペットボトルを持ち込んで、
途中でちょっとお菓子も食べたけど大丈夫だった。
いつもならスクリーンで映画を見たり、機内食が運ばれてくるのも楽しみの一つだったりするけど、
今回は楽しみが何にもないし、シートも固いし、とにかく疲れるだけのすごく苦痛なフライト
あ~~~早く着かないかなぁ~~~~。
いいお天気だ
下に見えるのはメコン川かな~?
現地時間の14:00頃、無事ホーチミンのタン・ソン・ニャット国際空港に到着!
気温は30℃を超えていて、外に出るとモワッとした暑い空気に包まれる。
バスに乗って空港ターミナルへ。
一歩入った途端、ナンプラーとレモングラスとタケノコが混ざったような匂いがして、一気にお腹が空いた。
早くご飯が食べた~~~い。
Transferへ進むと、たった一台しかない荷物検査の機械に長い行列が出来ていて、なかなか進まない
お腹空いたよ~~~。
そうだ、今のうちに夫に連絡しておこうっと。
空港のFree Wi-Fiは30分ごとに繋ぎ直す必要があるけど、サクサク使えてGood!
荷物検査も終わり、フードコートにやって来た!さて、何を食べよう。
ベトナムとは言え、空港だからやっぱりお高めよね。
選んだのは、名前は忘れちゃったけど汁無しの麺と肉団子入りスープのセット。(9.9ドル)
「お飲み物は?」と聞かれ「じゃあお水を一本下さい。」と頼んだら、
「計14.4ドルです。」
「えっ!??お水いくら??」
「4.5ドル(675円)です。」
「4.5ドル!!??お、お水キャンセルで・・・」
高すぎ〜
水はタダで飲める日本っていいよね〜。
いただきまーす!
麺は持ち上げたら全部ついて来るくらい固まってるし、スープは最初からぬっるいし、
値段の割にはイマイチだけど、お腹空いてたからOK!
次のインドのコーチン行きのフライトまでは5時間ある。
飛行機の発着が見えるこの席で、インドの旅行計画の続きでもしよう。
さて、ボーディング前にもう一度腹ごしらえしておこうかな。
空港内のあちこちの売店でバインミーが売られているよ。
日本語で話しかけて来てくれたお兄さんがとっても感じが良かったし、
このお店が一番お水が安かった(1.5ドル)から、ここで買おう。
チリソースの効いたチーズ入りバインミー(3.5ドル)は、パンがサックサクで美味しい!
そこら中にパンくずが落ちたけど
そろそろゲートへ向かおうかな。
帰りにまたホーチミンに寄るから、お土産はその時にゆっくり見よう。
今度の乗客はインド人ばかり。
ヨイショ、ヨイショ。
この後どんどん人が乗って来て、ほぼ満席だった。
ホーチミンからコーチンまでは5時間ほど。
通路を挟んで左に座っていた巨体のアメリカ人男性は、マスクもせず大きな咳をし続けていて、
ウトウトしていても彼が咳をする度に目が覚めてしまうから、全然休めない。
しかも、通路側を向いて咳をするもんだから、たまったもんじゃない。
色々気に掛けてくれた親切な右隣のインド人の男の子も、
マスクはしていたけどずっと鼻水ジュルジュル、くしゃみ連発。
これから旅行が始まる大事な時なんだから、うつさないで~
22:45頃、予定通りコーチン国際空港に到着!!きれいな空港だ
e-Visaの列は何列もあったけど、紙の書類を一つ一つ確認しながらの作業で、恐ろしいほどゆっくり。
一体何時になっちゃうんだろう??と思いながら30分程待ったところで、
職員の男性が「既にパスポートにVisaがある人~?」と声を掛けに来てくれた。
「あ!!はーい、はーい!!」と一人列を抜けて、隣のセクションのカウンターへ。
その職員の男性は、「少しでも早く出られるようにしたからね。」と、
e-Visaに不慣れなカウンター職員にあれこれ指示をだして、手続きを済ませてくれた。Nice
あんまりこういう気の利いたことをしてくれるインド人って居ない気がするよ。
手続きが終わって「Thank you~!」と言うと、二人ともニッコリ笑ってくれた。
モディさんナマステ
時刻は既に23:40。
こんな遅い時間にインドに到着したら、若い頃の私ならベンチで朝まで待った。
去年はコルカタの空港内のリタイアリングルームのドミに泊まった。
今回は一週間の短い旅行だし、もう若くないから少しでもちゃんと休もうと思って、
無料でピックアップしてくれる空港近くのホテルを予約したよ。
私が空港に到着したくらいの時間にちゃんと向こうからWhatsAPPで連絡をくれて、無事合流出来た
今回はデータ通信だけのSIMカードで、電話は出来なかったから、WhatsAPPで連絡が出来るのは助かるね。
「もう一人乗せるから」と、乗って来たのは初老の白人女性。
さっきターミナルの外でタバコをスパスパ吸っていた女性だ。
どこから来たの?と聞くと、酒焼けしたみたいなガラガラの声で「オーストラリアに住んでるわ。」と。
彼女の英語の発音から推測すると、恐らくフランス人。
「あなたも同じホテルに行くの?こうやって迎えに来てもらうのは初めてよ。」
「私も。若い頃ならベンチで朝を待ったよね。」
「そうそう。」
「若い頃は節約のためにそうしていたけど、今は体の方が大事よね。」
「もう若い頃のような旅は出来ないわよね。大きなバックパックを背負って、
汚い安宿に泊まって、お金が尽きるまで旅して・・・・」
「ねー、旅のスタイルが変わるよね。」
「今はスマホがあるから随分便利になったわよね。無かった時は無くても問題なく旅をしていたのに、あれに慣れちゃうと無いと不安よね。」
彼女は私より随分年齢が上だったから、
その年齢でインドに一人旅に来ているだけでもすごいな〜と思ったら、
一人旅ではなく、ボーイフレンドとホテルで落ち合う予定らしい。
車窓から見たコーチンの街は、道路は滑らかで、ゴミ一つ落ちていなくてとってもきれいだった。
コルカタの街とは大違い。
10分もかからず今日の宿泊先に到着。
彼女がチェックイン手続きをし始めた時、
白人のおじいちゃん男性が「オー、ハニー」と部屋から飛び出してきて、
私達の眼の前でブチュブチュやり始めた。
インド人の青年たちは目のやり場に困っている様子。
日本だったら、初老のカップルが人前でブチュブチュなんて考えられないよね。
まー仲が良くてよろしい
さて、今回の部屋は1634RS(2896円)扇風機のみ。
湿気が多く蒸し蒸しした暑さではあるけど、私は扇風機で十分な感じ。
空港にピックアップに来てくれる条件で探したから、私にしては贅沢なお値段。
隅々まできれいに掃除されていたけど、何故か汗臭い
食器類は置きっぱなしなのか、絶対使いたくない感じ・・・
今回空港を出る時に、2万ルピー(約3万6千円)を引き出した。
一週間で2万ルピーなんて、現役バックパッカー時代の私が聞いたらびっくりしちゃう。
当時なら1か月分くらいの額。
物価も上がってるし、宿のレベルも上げてるから、これくらいは必要なはず。
たった一週間だから、気にせずパーッと使っちゃおう
あー疲れた。シャワーを浴びて寝よう。
明日から楽しみだな・・・
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