今年の４月から本格的に保育の仕事を再開することにした私。
４月から派遣で働いていた認可保育園を、８月末の更新のタイミングで退職しました。
めちゃくちゃ楽しくて本当はもう少し働きたかった！
その保育園の面接に行った時は、どこも保育士不足なのか時給のいい派遣の求人は結構たくさんあって、
割とこちらが選べる感じだったから、
『ちょっとでも嫌な感じがしたら断って、また派遣会社に他を探してもらえばいいし、取り敢えず行ってみよう』
ってくらいの気持ちだったんだけど、
園長先生が、「４月から１才のダウン症の男の子が入るので、そのクラスにもう一人職員を増やしたいんです」
って言うのを聞いた瞬間、
「えっ？？？絶対ここで働きたい！！ここがいい
！！」って即決
！！」って即決それにはこう言う訳が・・・（ちょっと長い＆ヘビーな話になります）
私は二回稽留流産（妊娠初期にお腹の中で成長が止まってしまう）をしていて、
治療を始めて割とすぐ授かった一人目の時は、７週目に入る前に。
その後転院してかなり苦労をして授かった二人目の時は、４０代の妊娠継続の難しさを分かっていたから、
「もしかしたら今回も流産になる可能性もあるかも」って気持ちが常にどこかにあった。
だから妊娠がわかった時から、お腹に居る間だけでもせめて何か母らしいことをしてあげたいと思って、
お腹にむかって毎日たくさん歌を歌ったり、何冊も絵本を読んで話しかけたりしていた。
不妊治療のクリニックは９週目まで無事に育ったことを確認出来たら卒業して、
その後出産の為の別のクリニックに移るのが一般的。
何故かと言うと、９週までの間に流産してしまうことがとても多いから。
『妊娠９週の壁』とも言われている。（『１２週の壁』『２２週の壁』・・・と壁は続くんだけどね）
二人目の時は一人目よりも順調に育っていたんだけど、
９週０日目の受診日の前日の夜中に、こんな出来事があった。
いつも通りスヤスヤ眠っていると、突然胃がひっくり返りそうなほどの猛烈な吐き気と、胸が締め付けられるような息苦しさに襲われて飛び起きた。
それはほんの数秒のことだったんだけど、今までに経験したことのない苦しさだった。
「ウゲッ！！何これ！」って声が出たほど。
翌朝は、「◯◯ちゃん（胎児につけていた名前）死んじゃったの？」って泣き叫んでいる夢を見て目が覚めた。
そして不思議なことに、まだ２センチにも満たない胎児の存在なんて実感できるはずもないのに、
それを境になんだか急にお腹から生命力を感じなくなり、しーーーーんと静まり返っている感じがした。
その時から何となくもう悪い予感がしていたんだけど、
その日の午後クリニックに受診に行くと、やっぱり一週間前の診察では元気に動いていた心拍が止まってしまっていた。
先生は、「大きさは９週２日相当なので、つい最近まで生きていたと思います。」って仰っていて、
私は前日の夜中のあの瞬間を思い出して、「あー、きっとあの時だな」と思った。
全く非科学的な話なんだけど、あの時に「もう行くよ」って合図をくれたのかもな〜と思ってる。
９週に入る直前に心拍を止めるなんて、自らの意志としか思えなかった。
だって、一日でもタイミングが遅ければ、私は「やった〜！やっと卒業だ〜！」って期待に胸を膨らませて、
あちこちの産科を探していたはず。
産科に移った途端に流産したとわかったら、期待した分もっとショックだっただろうし、
また不妊治療クリニックに逆戻りになっていた。
まるで少しでも私への負担を少なくするために、あのタイミングを選んだみたい。
流産の手術の後に、原因が母体にあるのか胎児の染色体異常なのか調べて、次の治療に繋げることが出来ると先生に言われて、
８万くらい掛かる検査だったけど、原因は勿論だけどどうしても性別が知りたくて、検査をしてもらうことにした。
その結果、その子が男の子だったこと、２１番目の染色体が３本あるダウン症だったことがわかった。
ダウン症の子は顔に特徴があるし、男の子だと言うこともわかってイメージが湧きやすくて、
その後ダウン症の子を見かける度に「私の子もああ言う感じだったのかなぁ」なんて想像したりした。
だから、面接で「ダウン症の男の子が入って来るクラスの担任を募集している」って聞いて、
「絶対お世話させてもらいたい！！」って思ったの。
数ある保育園の中からこの園に辿り着いたのも偶然とは思えず、こんなチャンスが貰えるなんて、我が子が導いてくれたのかななんて思った。
そのダウン症の子（Aくん）は、発達が他の１歳児と比べるととてもゆっくりで、
他の子どもたちはもう歩いたり走ったり出来るけど、まだ座ることも出来ずバウンサーに寝ていることが多く、
食べ物も、最初はまだミルクしか飲めない状態だった。
とにかくニコニコニコニコ
笑ってくれて、保育士全員がメロメロ
になってしまうほどの可愛さだった。
笑ってくれて、保育士全員がメロメロになってしまうほどの可愛さだった。笑うと出るエクボがまた可愛いのよ。
「こんなに可愛い子っているのかしら？？？？」って言うくらい可愛いくて、みんなを幸せな気持ちにしてくれる子だった。
みんながAくんのお世話を自分がしたくて、取り合いになるほど(笑)
Ａくんにミルクをあげたり、抱っこしたり、オムツを替えたり、膝に乗せて絵本を読んであげたり（読んでる時に私の顔を見上げてニコニコニコニコするのがまたたまらんかったわ）・・・
するのがまたたまらんかったわ）・・・そんな機会を与えて貰えてとっても心が満たされたし、
お友達にも親御さんにも先生たちにもたっくさん愛されているのを見て、良かったな～と思った。
他にも９人の一歳児さんが居たんだけど、めちゃくちゃ懐いてくれてたし、
ほんっっっっっとに全員が可愛くて可愛くて可愛くて、毎日仕事に行くのが楽しみだった！
だから、このまま契約更新を繰り返して年度末まで行ってもいいなぁって思っていたところ、
独身の頃４年一緒に働いていた園長から、
『職員が一人辞めることになったから』と予想していたより早く声が掛かった
（元々パートが必要になったら呼んでもらう約束になってたんだけど、１年後くらいと言われていた。）
正直心残りがたくさんあったけど、やっぱり英語が使える環境に戻りたかったし、
今まで数々のインターや保育園で色んな人の下で働いて来たけど、
この園長ほど先生たちにちゃんといい指導が出来て、いい保育士さんだなと思える人は居ないんだよね。
園の安全面、衛生面、保育面、人間関係など総合的に見て、
『この園長の下なら安心して働ける』ってもうわかってるから、８月末の更新のタイミングで転職することにした。
前の職場は自転車で２０分、一日７時間の週５、今は電車で一時間、一日６時間の週５。
収入は減ったし通勤は大変になったけど、体がすごく楽になった
前の職場はすっごく楽しかった反面、とにかく体への負担が大きくて、
首も肩も回らなくなって、毎日手首や指にテーピングをして仕事をしていたくらい全身が痛かった
転職した途端に手首と指の痛みはピタリと止まって、
あー、あのままあっちの保育園で働き続けていたら体がヤバかったかもなぁ・・・って思う。
前の園を退職するにあたって、園児さんたちに何かプレゼントを作りたいなと思っていたところ、
IKEAに行った時にこういうカーペットを見て、こういうの作ろう～！って決めた。
ダイソーのフェルトを二枚つなげたよ。（縦７０、横１２０センチ）
まずは道路と川、池を切って貼った。
横断歩道、車線、橋、ヘリポ―トを追加。
一番最初に作ったのは、その保育園（モザイクを掛けたところ）。
隣にファミマと郵便局。
商店街的なの
消防署と警察署
ガソリンスタンドとセブン
病院とマック
右半分が完成！
自然エリアにはアヒルと魚、畑と田んぼ。
野菜は抜けたら楽しいだろうけど、すぐ無くなることを予想して糊付け。
トイレも無いとね！
公園
こういうショッピングセンターありそうでしょ？
お風呂屋さん、クリーニング屋さん、アイス屋さん
子供たちが大好きなアンパンマンと、
バイキンマン、しょくぱんまん、ノンタンを作って４カ所に貼ったよ。
どこにいたか分かった？
完成～～～～！！！２週間くらい掛かったかな。
ミシンがあれば縫えたんだけど、ないからホットグルーガンやボンドで貼っただけ。
園児たち、目を輝かせて喜んでくれてたよ。
１歳児クラスの子たちは車を走らせたり、指を指して「あ！アンパンマン！」「りんご！」とか色々喋ってた。
ごっこ遊びが出来る年齢のクラスの子たちは、人形を使ってお買い物をしたりしていて、
うちのクラスに来ると「先生あれ出して～～～」って言ってくれたりして、作った甲斐があった
フェルトだからすぐ毛玉が出来るし、もう今頃はボロボロだと思うけどね
園長先生は勿体ない、勿体ないって言って、
「園児たちに見えるように壁に貼っておいたらいいんじゃない？」って言ってたけど、
「遊んでもらわないと意味がないので(笑)ボロボロになったら捨てちゃって下さい。」って言って来た。
５か月しか居なかった先生の事なんて、園児たちもきっとすぐ忘れてしまうだろうけど、
（きっと１歳児なんてもう忘れてる
）
）ちょっとでも楽しかった記憶が残っていればいいなと思う
Ｒ−１の空きペットボトルで作ったマラカスは１才児さんにもピッタリのサイズ
ビーズやボタン、スパンコール、ポンポンなど何でもOK！
今の職場になってから大体1４時あがりで時間がたっぷりありそうなのに、相変わらずブログは書けず
韓ドラすらなかなか進まない。何でだろ？？？
書きたいことは溜まってるから、ちょっと頑張ろうかな。
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