注意一部の人はつらくなっちゃう内容かもしれませんお願い


2022.11.10➂

 

 

あ~お腹もいっぱいになったし、一旦ベンガリートラに戻ろうかな。

 

と、歩き始めたところで今朝ガンガーで私に「バカ!!インドに来るな!!」って怒っていたラッキーが再登場。

 

 

またかよチーンとても偶然とは思えないタイミングで出て来るな。

こういう人たちって、ターゲットを見つけると仲間同士で情報交換をして、ずっとストーキングしてるらしい。うざ〜。

 

 

あんなに怒ってたからもう二度と声を掛けてこないと思っていたのに、何事もなかったのようにケロっとしていて、

「ボクノミセ コッチネ ミル?」って言って来た。

 

 

いや見ないでしょ。「バカ!!」とか言われた人に1ルピーも払いたくないわネガティブ

 

 

更にベンガリートラを歩いて行くと、またまた別の日本語使いの客引きが現れた。

 

 

「コンニチハ~!ニホンジン?バラナシイツキタ?イツマデイル?」

 

 

とお決まりの質問をしながら、ぴったりと私の後をついて来る。

 

 

もう同じ質問に何度も何度も答えるのに疲れて本当にウンザリしていたけど、


下手に冷たくしてまた「インド人が嫌いなら来るな!!ムキー」とか言われるのも嫌だから、

そのうち諦めるだろうと思いながら、早足で歩きながらも律儀に答えていた。

 

 

「インドハジメテ?ナマエハ?ナンサイ?キョウダイハナンニン?ケッコンシテル?コドモハナンニン?

 

 

あ~またこの質問か。

インドに来てからもう何度も「How many children?」と聞かれて来た。

「Do you have children?」ではなくて、子供がいるのが当たり前の前提で「How many children?」って聞かれる。

 

 

「子供はいないの。」って言うと必ず、「WHY?」(何でってこっちが聞きたいわ!)

そしてその後に続くのは、

「Don't you like children?」(まさか!子供好きだよ大好きだよ!)

 

 

以前から読んでくれている人は知っていると思うけど、私は結婚したのが40歳。


都内の有名クリニックに通い、一千万近く費やしてありとあらゆる最先端の検査と治療を受けて、二回妊娠して二回とも流産。

44歳の誕生日を迎えた頃に、授からないまま不妊治療を終了している。

 

 

不妊治療って、痛いし怖いし何より精神的に本当につらいのよ。

流産も本当につらい。

思い出すと未だに涙が出て来てしまうくらい、人生で一番悲しい出来事だった。

 

 

治療終了後もしばらくは落ち込んでいたけど、最近はもう子供の居ない人生を受け入れて、

その分優しい夫と二人で楽しく自分たちの好きなことをしながら生きて行こうニコニコ

って前向きになっていたし、もう自分は大丈夫だと思っていた。

 

 

日本人は「お子さんは?」って聞かれて「あー子供いないんです。」って言うと、あっ、と察して気を遣ってくれるし、


「何でいないの?子供嫌いなの?」なんて聞いて来る人はまずいないから、

(インド人でもある程度のクラスの教養のある人たちは同じだと思う。)日本で暮らしている限りはもう平穏だった。

 

 

そういうデリカシーの無い質問をして来るのは、多分『みんなが若くして結婚して子供を複数持つのが当たり前』のコミュニティに生きている人たちで、


本当に不思議だから聞いて来るんだろうし、悪気があって言っている訳じゃないのはわかるんだけど、

 

 

わかるんだけど・・・・・

 

 

その質問、めちゃくちゃつらいネガティブ



もう既に「あーまたか。イヤだな。」って思っているのに、


その男が、


「エ~ナンデェ?ナンデ コドモイナイ?アナタ 46サイナノ二 ナンデ コドモ イナイノォ~~?ニヤニヤ


って無邪気にしつこく聞いて来るもんだから、

 

 

「あのね、出来ない人も居るの!!ムキードンッドンッドンッ

 

 

って言うと、男は私の勢いにびっくりした様子で「Oh・・・マタネ~」と言って去って行った。

 


もうめんどくさいから次回から「うん、子供二人居るよ。もう大学生。」とか言えばいいのかな?

とか思っていても、やっぱりつい素直に「いない」と答えてしまう私・・・ネガティブ

 

 

本当は不妊治療を終了してすぐに自分へのご褒美でインドに来るつもりが、

コロナのせいで2年以上先延ばしになってしまったけど、

もし直後に来ていたらもっと耐えられなかっただろうなと思う。

 

 

さて、気を取り直してガートにお散歩でも行こうかな。

ここのガートから降りてみようグッキラキラ

 

この辺りから南下して、一番端のアッシーガートまで歩くよ。

 

伝説の日本人宿久美子ハウス。ご主人は亡くなられたけど、久美子さんは健在らしい。私は一度も泊まったことがない。

 

フォトチップをあげて撮らせてもらった。

 

改めて歩いてみると、こんなにガートの数があったんだ!?とビックリ。

88あるらしいからね。

RAJA GHAT

 

そう言えば、昔はガート沿いで大量の洗濯をするインドならではの光景が見られたんだけど、洗濯屋がいない。(写真は2007年のもの)

 

以前はこうやってズラリと洗濯物が干されていたのに。

 

インド人に聞いたら、水質改善の為政府がガンガーで洗濯をするのを禁止して、別の場所に移したそう。

 


そもそもあのガンガーの水で洗濯って、きれいになるのか疑問になるよね爆笑

今後は遺体を流すことも禁止にしていくらしいよ。

 


あちこちにゴミ箱が設置されていたけど、使われているのもあれば使われていないのもあった。

全体的に昔よりかなりきれいになったと思う。

 

NARAD GHAT

 

MANSAROWAR GHAT

今回あちこちがきれいになっていて、各ガートの看板も茶色い新しいのになっていたんだけど、古いのも消さないでそのままなのがインドらしい。

このガートにも三つも名前が残ってる。

 

一番古そうなの。

 

二番目に古そうなの。

 

最新の。

 

KSHEMESHVAR GHATはピンクの階段がかわいいね。

 

 

KEDAR GHATにはケダルナート寺院があって、巡礼者がたくさん集まるそう。

 

多分故人の写真だろうね。

 

お神輿みたいに担いで階段を上って行った。

 

女性は頭に壺を載せたまま上っていたよ。

 

中には何が入ってるんだろう?

 

 

マーブル柄のヤギ。

 

ガンガー沿いに二つある火葬場のうちの小さい方、Raja Harishchandra Ghatにやってきた。

写真撮影は禁止だから写真はなし。興味のある人は、Youtubeで火葬場の様子の動画がたくさん出て来るよ。

 

 

大きな火葬場と比べると、人数も少ないし随分静か。

久し振りにここで静かに火葬場を眺めながら、人間の生死について改めて考えてみようかな・・・・

 

 

と足を止めて眺めていると、

 

 

「ハローォ!!ジャパニ?ジャパニ?ニヤニヤオー!ハウアーユー?」

 

 

また新しいのが出たよチーン

 

 

「ドンウォーリー、僕はガイドではないよ。キミの安全の為に一つ教えてあげたいことがあるだけ。一人でガートを歩いていると危ないよ。

男たちがキミとセックスしたいと思って寄って来るからねニヤニヤ

(ゾゾゾ~不安親切心で言ってるのかセクハラなのかわからん。)

 

キミはグッドハートを持っているから、遥々インドまで来たのに悲しい思いをして欲しくないんだ。わかった?危ないから一人で歩いてはいけないよ?

 

ところで僕のシルクショップはあっちニヤニヤスカーフもあるしパシュミナもあるしパンジャビも・・・」

 

 

消えてチーンお願いだから静かに火葬を見させてよ。

 

 

男はペラペラペラペラと喋り続け、全く集中できずすぐにその場を立ち去った。

 

 

あのさぁ、あんたのお店で買い物するために遥々インドまで来てるんじゃないんだよムキー


どいつもこいつも次々に話し掛けて来て、一日中私の旅の邪魔をしてくる。

ほんっと自分が儲けることしか頭にないんだから。

 

もう、うんざりチーン

 

猿の神様ハヌマーンの名前が付いたHANUMAN GHAT

 

GULARIA GHAT

 

MAHANIRVANI GHAT

 

NIRANJANI GHAT

 

CHET SINGH GHAT

1781年にチェート・シンと初代英領インド総督ウォーレン・ヘイスティングとの激しい戦闘があり、ここは宮殿兼要塞として使われたんだって。

 

インコ?がいっぱい居た。

 

思ったよりアッシーガートは遠いなぁ・・・

 

JAIN GHATはJAIN(ジャイナ教)の偉い人(ざっくりでごめんね)がこの近辺で生まれたことにちなんで名前が付けられたそう。

 

MAA ANANDMAYI GHAT

アーティスティックなガートだね。

 

JANKI GHAT 

 

BHADAINI GHAT

 

お花売りの兄弟かな?

 

うわ何これ!!びっくりこんなのがガンガーを走ってるの?ウケる。

 

あ~~~やっとASSI GHATに到着した~~~!!

 

んだけど・・・記憶の中のアッシーガートと全然違うんだけど。

もっと寂れてて静か~なガートだったイメージだったのに、すんごい大きくて賑やか!!

今はここでも大きなアールティ(プジャ)の儀式が朝行われるみたいだね。

 

アッシーガートに最後に来たのが2003年だからね・・・

当時はまだ珍しかったピザ屋さんがこのアッシーガートにあって、そこのアップルパイがバックパッカーの間ですごく有名だったんだよね。

今はいくつもピザ屋があったよ。

 

 

今回久し振りにそのアップルパイを食べよう!って思ってアッシーガートまで来てみたんだけど、そのピザ屋がどこだったかわからなかったし、ランチでお腹がいっぱい過ぎたアセアセ

 

 

当時の彼氏が日本から会いに来てくれた時に連れて行ったピザ屋さんね爆笑

あの時のハエの数は半端なかった!下矢印

 

 

体重計屋さんの姿をまだあちこちで見た。体重計を売るのではなくて、体重を測らせてくれるだけだよ。

 

さぁ、またここからメインガートの方まで戻らないと。

もう薄暗くなって来たしガートを歩いて帰るのはちょっと怖いから、表通りから帰ろうかな。

 

夫とビデオ通話をする約束をしてるから早く帰らないと!

 

続く。

 

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