2022.11.9➁
お昼ご飯を食べようとある食堂に向かっていると、美味しそうなドーサを焼いているお店を見つけた。
「あードーサも食べたいなぁ~!う~んでも今日はターリーかなぁ。」と思いながら見ていると、
奥から「コレ ペーパードーサダヨ。スゴクオイシイヨ。」と、食べていたインド人が日本語で話し掛けて来た。
わ、また日本語だでも見た感じこの人は悪い人ではなさそうだ。
「ニホンドコ?トキョー?オーサカ?インドハジメテ?バラナシイツキタノ?イツマデイルノ?ドコトマッテル?
イマドコイクノ?キョウダイハ?ケッコンシテルノ?・・・・」
って、うんざりするほど同じことを質問攻めして来る客引きのインド人たちとは違って何も聞いて来ないし、
「へ~じゃあまた食べに来てみる。ありがとう。」と言うと「ドウイタシマシテ。」とあっさりしている。
さて、昔よく食べに行っていた食堂はこの辺だったかな~?あ、あった!!!
おじさんにお店の名前を確認しようと「Excuse me.」って話し掛けたら、顔も見ずに手で追い払われた。えっ
めげずにもう一度「Excuse me.」って言ったら同じことをされたから、えー感じ悪いって思って、
向かいのこのお店に入ることにした。
お店は満席で外で外国人が3人待ってたんだけど、「一人だけ空いたから先に入って。」とお店の人に言われて、
「後から来たのにごめんね」って先に入ると、すぐにテーブルが空いたから結局その3人と相席することになった。
3人はイスラエル人(男2女1)で、多くのイスラエル人バックパッカーと同じように兵役を終えてすぐに旅に出たそう。
男二人で旅をしていたのに途中で彼女が出来て三人で旅をしていると言う、複雑な関係
みんなこれから色んな国を回る予定で、まだまだ旅は続くそう。若いっていいなぁ~
おばさんも若い頃は自由に世界を旅していたのよ
「イスラエルは私が行った時はまだ日本よりは安かったけど、今は物価がもっとあがっているみたいだね。」と言うと、
「今世界で一番高いよ。」もう行けない(2021年は生活費の高い都市ランキングでテルアビブが一位だったみたい。)
カメラを使っている私を見て何か言っていたから、「カメラも持って旅してる?それともスマホだけ?」って聞いてみると、
全員スマホだけだそうだ。やっぱりそういう人が多いのかな?
私が頼んだのは、ミニターリーだったんだけど、ミニでもこれ。120ルピー=約216円。
このお店大正解だった!美味しかった。
頼んでないフライドライスやチーズナンなどどんどんサービスで運んで来てくれて、食べ切れない程だった。
3人とバイバイした後はメインストリートへ。
歩いていると、土産物屋さんにまたまた流暢な日本語で声を掛けられた。
「う~んごめん、お土産買う予定ないの。見ても買わないよ。」って答えると、
「ボク オオサワタカオノ シンヤトッキュウニデタヨ。シャシンミル?」って言って来たから、
「おぉ~そうなの?うん、じゃあ写真だけ見せて。」と彼のお店へ。
深夜特急の中で沢木耕太郎(大沢たかお)に「カミサマ カウカ?」って話し掛けてきたモケと言う物売り役だって。
あ~そう言えばそんなシーンがあったような気もする。覚えてないけど
彼の本当の名前はモケではなくて、ムケさん。
バラナシ・ムケで探したら、彼のことを書いたブログがたくさん出てくるらしい。
日本人や外国人の証明写真が壁にたくさん貼られていて、確かに日本人のたまり場みたいになっているようだけど・・・
「バラナシは日本語で話しかけてくる人がほんっと多いよね。今日も着いてすぐ酷いこと言われてムカついた~。」
「ナンテイワレタノ?」
「『そんなにインド人が嫌いならインドに来るな、帰れ!!』って言われたんだよ。」
って言った時、ムケさんの表情が一瞬強張ったのを私は見逃さなかった。
はい、絶対仲間
恐らく彼のところの客引きだったんでしょう。
でも、「美味しいラッシー屋さん知ってる?」って聞くと、
「バラナシデ イチバン オイシイ ラッシーヤサン ゴゴナラ イッショニイッテアゲルケド?」
って言われて、「う~~ん(やだな、要らないな・・・)」って言うと、
「ア、ヒトリデ コウドウスルノガ スキ?ウン ワカッタ。」って場所だけ教えてくれたのはよかった
久し振りにリムカでも飲もう。飲み切るのにちょうどいい250mlの小さいサイズが出来ていた。
柑橘系の炭酸だよ。芳香剤みたいな強い香りが以前より抑えられていて飲みやすくなった印象。20ルピー=約36円
さてさて、ガートでも歩きに行こうかな。
ガートと言うのは川に向かって階段状になっている場所のことで、インド人たちはそこで沐浴するだけではなくて
洗濯したり、シャンプーしたり、歯磨きしたり・・・
サドゥ(世俗を捨てたヒンドゥ教の修行僧)が喜捨を求めて座っている。
ここバラナシはヒンドゥ教の聖地で、インド中からたくさんの巡礼者がガンジス川で沐浴する為に集まって来る。
ガンジス川沿いにはガートがたくさんあって、このDashashvamedh Ghatはメインガートとも言われる
中心にある一番賑やかなガート。
この地図には少ししか載ってないけど、実際には88もガートがあるそう。そのうち二つでは火葬が行われている。
おでこに宗教的なシンボルを書いているところ。
鳥に餌を撒きながら進んでたよ。
ボートが近代化してる!
このオレンジのもすごいね。
最後に来た15年前はこういう木の手漕ぎボートが主流だったと思う。
水に浮く移動できる通路まで出来てた。
ガンジス川を北に向かって歩いているよ。
15年前両親と旅をした時に泊まってたホテルだ!懐かしいなぁ~。
あれ?こんな所前はなかったような。あのロケットみたいなのは何だろう???
沐浴する人々。
定員オーバーじゃないのかな?
Lalita Ghat。可愛らしいガートだね。
色がいい。
「写真撮って」って言って来た三人組。サングラスは加工じゃなくてホンモノです。
ちょっとここに座って休憩しようかな
続く。
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