2022.11.6➂
 
 
さて、二つ目のシナゴーグから歩くこと6~7分。
やってきたのはKONA DUKAN。ここも友達のYoutubeの配信で知って、行ってみたかったところ。
 

 
こんな感じで沢山の人で賑わっていた。
全体の写真を撮るのを忘れちゃったから、KONA DUKANのFacebookからお借りしました下矢印
 
店員たちが着ているユニフォームに番号が付いているのが面白い。みんななかなか動きがいいグッキラキラ
 
おじさんが私の為にパフォーマンスしてくれた。
 
ええと・・・どうやってオーダーするんだろう?と思って、隣の若いカップルに聞いてみると、
「オーダーを取りに来るから座ってて大丈夫だよ。」と言って、私の為に店員さんを呼んでくれた。
 
 
待っている間彼らと話をして、また聞かれてもいないのに「I LOVE KOLKATAラブラブラブラブラブラブラブ」とコルカタ愛を伝えると、
「Thank you~~~!!」って笑っていて、
私のマライトーストが届くと、「ここに一緒に置いていいよ。」と椅子をシェアしてくれた。
 
 
マライトースト40ルピー=約72円(二枚で。一枚はチャイを待っている間に食べちゃった)と、
たっぷり入ったチャイ30ルピー=約54円。
 
マライ=クリームは、牛乳を温めた時に上に出来る膜を集めたものなんだって。よくインド料理にも使われる。
それにざら目の砂糖が掛かって出て来る。最初はサクサク、段々溶けてくるとトーストがしっとりして二度おいしい。
ここのチャイも、有名店だけあってすごく美味しかったグッキラキラ
 
 
隣のカップルが去ると、さっきからこっちをチラチラ見ていた若い男の子二人組の一人が、
「Are you Japanese?」と話し掛けて来た。「YES」と言うと、
 
 
「It was my dream to speak to Japanese people in Japanese language!!
コンニチハ。ハジメマシテ。ワタシノナマエハ○○デス。」
 
 
と日本語で一生懸命話してくれた。彼は日本のアニメの大ファンだそうで、
新海誠監督の『君の名は。』が大好きで、「スズメノトジマリの公開をすっごく楽しみにしているんだ!」って。
 
日本のアニメで覚えたと言う、「ギュードン」「カツドン」はどんな食べ物?と聞いて来て、
「牛丼は牛肉だよ。あなたヒンドゥ教徒?食べないよね。」って聞くと、
 
 
「実は牛肉食べたことあるんだ。両親にばれたら勘当されちゃうけどね!!爆  笑」って。おぉ、そういう時代なのか。
 
 
流暢な英語を話す二人は、インド西部のラジャスタン州出身で現在コルカタの大学に通っているそう。
とても賢そうで礼儀正しい青年たちで、好感が持てた。
 
 
KONA DUKANのあるB.B.D. Bagh(ダルハウジー)と言う地区は官公庁街で、
イギリス植民地時代に建てられた立派な建物が残っている。
 
日曜日で、全然車も通らないし人も歩いていなくて、怖いくらいシーンとしていた。
所々に警察官が数人単位で座って警備してたけどね。
 
Writer's Building
 
イギリス東インド会社のライター(下級事務官)の主要な管理事務所として使用されていたそう。
東インド会社って歴史で習ったやつだ!へ~~~。何か急にリアルに感じる!!
 
1947年のインド独立後は、2013年まで西ベンガル州首相や閣僚、その他の高官のオフィスが置かれていた。
 
 
 
歴史を感じさせる看板だね。
 
右はCalcutta Collectorate、左はGPO(General Post Office)
 
 
 
ガラガラの通りでクリケットをする少年たち。
 
何か懐かしいなぁこの看板。もうネット屋さんもないし、こういう看板は見なくなったね。
 
これは何だったかな?赤い色がかなり色褪せていた。
 
今までこの地域には列車のチケットを取りに来たり、日本への小包を送りに来たりと何度も足を運んでいたのに、
ひとつひとつの植民地時代の立派な建物を意識して見たことがなかった。
説明を読みながら見てみると、歴史を感じて面白いものだね。
 
 
方向音痴の私は、GoogleMapを見ているのにも関わらずどこを歩いているのかわからなくなって、
この辺りをグルグル、グルグル・・・・疲れた~~~~煽り
 
 
シャールクカーンを撮っていたら、中に居たお店の人に笑われた泣き笑い
 
歩いてエスプラネードまで戻ってくると、ストリートの子どもたちに勉強を教えているグループを見かけた。
 
 
椅子に座ってふんぞり返っていた男女は、見るからにハイクラスっぽい身なりをしていて、
「NPOか何かなんですか?」と聞くと、
「いいえ、個人のボランティアよ。」って教えてくれた。いい取り組みだな~。
 
EsplanadeにあるTipu Sultan Masjid。
 
チョーロンギーにある遺跡のような古いビル。
 
コルカタのバスはそれぞれ個性があって面白い。
 
このバスにはトラがいっぱい。
 
サダル近くの、以前はカセットやCDが売られていた場所は今はレコードばかり。
 
今日はお店の人が居たから聞いてみたら、
 
「私はここで40年間商売をしているんだ。初めはカセット、それからCD、DVDを売っていたけど、
今はストリーミングが主流になって売れなくなってしまったんだ。
でも、最近は若い人の間でもレコードが人気だからこうやってレコードを売っているんだよ。」
 
 
日本でも(世界中で?)最近若い人の間でレコードが人気、って聞くもんね。同じだね。
 いつも通っていたネット屋さんが私の事を覚えていてくれた!
彼も「もうみんなスマホを持ってるからネット屋は辞めたよ。Wi-FiとSIMカードさえあればいいからね。」
今はお土産物屋さんとカフェをやっているんだって。
 
時代は変わるよね〜。
 
 
さて、カフェに行って3日分溜まってしまった日記を書こうかな。
CALCUTTA BREW CAFEに入ってみたけど、いつまでたっても店員さんが出てこないから諦めて出て来たアセアセ
 
カフェを出たところで、突然スッと後ろから近付いて来た男性が、
「ここのカフェ、僕も入ったことあるけどイマイチだったよ。」って声を掛けて来た。
 
 
怪しい物申すこの偶然を装ったつもりでめちゃくちゃわざとらしい近付き方は、
100%『外国人をカモにして儲けようとする輩』に違いない。きっとサダル辺りからずっとついて来てたんだな。
 
 
「僕はお茶の商売をしていて静岡に何度か行ったことがあるよ。インドの紅茶を輸出して、
静岡の緑茶を輸入してるんだ。ロックダウン中はマザーテレサの施設でボランティアをしていたよ。」
 
 
嘘くさ~~~~~。そんなちゃんとした商売をしている人には全く見えないけど?えー?
 
 
カフェを探してると言うと、「いくつかあるから案内してあげるよ。」と言って教えてくれた2か所は
私も知っているカフェだったし、早くバイバイしたいから、
 
 
「大丈夫。私自分で探して決めるから。ありがとう。」と言うと、意外なことにあっさりと去って行った。
あれ?珍しく私の勘が外れたかな???
(と思ったけど、後日やっぱりニューマーケットの客引きだと言うことがわかった爆笑
 
 
結局パークストリートのOXFORD書店の2階にあるカフェに決めた。
書店には何度も行ったことがあるけど、カフェには貧乏長期旅行時代には入ったことはない。
 
 
メニューを見ると、チャイも紅茶の種類もめちゃくちゃある。
ダージリンだけでこんなに。
 
チャイもこんなに種類があるポーン
 
飲んだことのないグリーンダージリンティーにしてみたけど、まっずいゲロー
162ルピー(約290円)道端のチャイの方が百倍美味しいわアセアセ
 
ひたすら日記を書く、書く、書く。
店員さんに二回も「もう下げてもいいですか?」って言われてやっと退店アセアセもう行けないな泣き笑いお邪魔しました〜お願い
 
今日の夜ご飯は何を食べようかな~。
ベンガル料理が続いたから、今日は北インド料理にしようっと。
2000年から一人でも友達とも数えきれない程通った、カルサレストランへ。
 
ここはターバンのシーク教徒が経営するお店で、シークではない従業員たちが彼らの下で働いている。
久し振りだな~懐かしいなぁ~音譜音譜
 
 
お店に入った私を席に案内しようと出てきたウェイターの彼を見て、
「オーーーッ???びっくりとびっくり。

 

 

彼も目を見開いて「Long time no coming.」とすぐ思い出してくれ、「Ten years!」と私。

 

 

青年の頃から知っている彼がまだ働いていた。

すっかり丸くなっていたけど、堂々とした歩き方は当時のまま。

 
 

彼はニコニコと愛想のいい店員ではないんだけど、かと言って感じが悪いと言う印象は与えないし、よく気が利く。

 

 

昔からどんなに大人数で来てもオーダーを紙に書かず全て暗記し、決して間違えることなく持ってくる優秀なウェイターだった。

 

 

安食堂のウェイターは決してステータスの高い仕事ではないけど、

彼はいつもすごく堂々としていて、プライドを持って働いているのが伝わってきた。

 

 

私は彼のそんなテキパキとした働きっぷりを、いつもカッコいいなと思って見ていたんだったな~と思い出した。

 

 
昔は細くて眼光も鋭く、低くていい声で話す男らしい彼と話すのも実は楽しみの一つだった。
なのに、この10年間コルカタの事を思い出す時、彼の事は一度も思い出さなかったんだけどねアセアセ
 
 
メニューは以前とすっかり変わってしまっていて、いくら探しても私のお気に入りだったベジマサラがない。
 
 
聞いてみるとメニューにはないけど作れるよとの事で、ベジマサラ(75ルピー=約135円)、タンドリーロティ(2枚で20ルピー=約36円)、レモンソーダ(25ルピー=約45円)
 
クリーミーでめちゃくちゃ美味しい爆  笑
 
お会計はシークのおじさんに自己申告またはウェイターさんが伝えてくれて、黒板で計算してくれていたんだけど、
何と今も変わらず黒板を使ってたキラキラキラキラキラキラ
嬉しくて、「まだそれ使ってるの!?」って写真を撮らせてもらった。
 
この10年で変わったものもたくさんあるけど、変わらないものもちゃんとあるねニコニコ
 
 
帰りに買って帰ったドリトスみたいなスナック。10ルピ=約18円。
 
お札は古いのと私の知らない新しいのとがどちらも流通していて、まだ慣れないアセアセ
 
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<本日の出費>
宿900
シュウマイ50
チャイ6
シナゴーグ100
マライトースト 40
チャイ 30
櫛 25
グリーンダージリンティー 162
カルサ 120
水 20
スナック 10
計 1463RS=約2633円

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