2022.11.6➁

 

 

さて、朝ごはんも食べたし次の目的地に行こうかな。

Google先生~~~~!!爆  笑バイバイ

Mapを見ると、ここから徒歩8分だって。

 

 

あーこれが出て来たと言うことはもう近いかな~。

 

イスラム教徒の人たちが使う『ミスワク』と呼ばれる木の歯ブラシ。

中近東ではアラクと言う木の根っこから出来ているらしいけど、

インドではインドセンダン(ニーム)の木がよく使われるんだって。

一本3ルピー(約5.5円程)

 

木の歯ブラシは昔はアラビア半島だけで使われていたけど、1400年以上前にイスラムの指導者である預言者

ムハンマドが推奨したことで、世界各地のイスラム教徒に伝わったんだって。

 

 

もう使われていないトラムのレールの通った道を歩いて行く。

 

コルカタはインドでトラムが走る唯一の街なんだけど、減ってしまって寂しいなぁ・・・

 

キリッとした賢そうないい顔をしてる。

 

開店準備中。

 

毛布屋さん。日本では売れなさそうな派手な柄ばかり。

 

売り物の帽子をかぶって「撮って」と言ってきたおじさん。

 

目的地のナコーダモスクに到着キラキラ

ここはコルカタの有名な見どころの一つなんだけど、

あんなにコルカタに居たのに以前は殆ど観光をしていなかったから、ここに来るのも初めて。

 
まずはチャイでも飲もうかな。すごくフレンドリーで気持ちのいいチャイ屋さんだった。

おちょこサイズの紙コップで6RS=約11円

 

「頭をカバーして行ってねウインク」とチャイ屋さん。

はーい、いってきまーす!持って来た布で頭を覆ってナコーダモスクへ!

 

靴を脱いで中へ入る。

ナコーダモスクは1926年に建てられたコルカタで一番大きいモスクで、一万人収容できるそう。

コルカタのムスリム人口は約20%(インド全体では14%を占める)


この赤い色がいいねキラキラ

 

礼拝の時間が示されている時計。え?六回???一日五回じゃなかったっけ?どういう事だろう?

分かる人居たら教えて下さいお願い

 

とっても静かで澄んだ空気が流れているキラキラきれいだな~~~お願い
 
体を清めているおじいさんたちの邪魔にならないようにソロリ、ソロリ。
 
はぁ~~~~お願い素敵な時間だキラキラキラキラキラキラ
 
って思って眺めていたら、
 
 
 
 
 
 
「カーーーーッペッ!!!カーーーーッ!!!」
 
え~~~~~~~~~~煽り
神聖な場所でそれいいんだ?
 
 
ここは一階部分。
数人が・・・・・寝てた。床が冷たくて気持ちいいんだろうな。
 
二階は誰一人居なくて静か。
 
落ち着くな~~~~キラキラって思いながら歩いていたら、掃除のおじいさんがやってきた。
 
ほうきを振りかざしてこっちにやってきたから、虫でも居るのかなと思ったら、私に向かって
「NO TIME!!!OUT!!!OUT!!!!ムキーって怒鳴って来た。
 
 
え???何で?何で??入っちゃダメな時間はないはずだけど???
居たのもせいぜい2、3分だし、キレられる理由がわからない。
 
 
人に向かってほうきを振りかざすなんて、なんて失礼なんだろう。
せっかくいい気分だったのに、途端に悲しい気持ちになってしまった。
 
 
慌てて階段を下りてサンダルを取っていると、上からそのおじいさんが
 
 
「PUT DONATION IN THE BOX!!!ムキー
 
って大声でまた怒鳴って来た。
 
 
人をそんな風に追い出しておいてドネーションとは・・・
 
 
絶対入れない真顔
 
 
「DONATION!!DONATION!!!ムキー
 
 
ってまだ怒鳴っていたけど、無視して出た爆笑
イジワル爺さんバーイバーーーイバイバイ
 
 
次の目的地に向かって歩いていると、おもちゃや雑貨の問屋さん街に出た。
 
 
色使いが日本とは違うね。
 
さて、次の目的地はこの道路を渡って・・・
 
あ、あれかな?
 
イスラム教のモスクの次は、ユダヤ教のシナゴーグ。
門が閉まっていたから入れないのかと思っていたら、インド人の観光客二人がやってきて係員に声を掛けてくれて
一緒に中に入ることが出来た。
 
イタリア・ルネッサンス様式で1884年に建てられたMAGHEN DAVID SYNAGOGUEキラキラ

 

コルカタの有名なユダヤ人に捧げられた記念プレート。

 
へーきれい。
 
このシナゴーグはインド政府によって国家遺産に指定され、インド考古学調査局の管理になっているけど、
実際に管理をしているのは管理人たちで、驚いたことに全員イスラム教徒なんだって。
 
 
男性がやってきて、色々説明してくれた。
彼もやっぱりイスラム教徒で、長年ここの管理をしているそう。
 
 
男性の話によると、
コルカタには現在22人しかユダヤ教徒は居ないらしい。
 
以下Wikipediaやネットからの情報下矢印
 
英国統治時代のコルカタは、英国領インドの首都でありインド商業の中心地として繁栄していた。

コルカタのユダヤ人の歴史は、18世紀後半にシリアのアレッポやイラクのバグダッドからインドにやってきた商人たちから始まり、19世紀初頭に急速に発展した。

20世紀半ばには6000人を超えたユダヤ人も、1947年のインド独立後、イスラエル建国後に色々な国に移住して行った。
 
 
その為、定期的な礼拝は15年近く前に途絶えてしまった。
シナゴーグで礼拝を行うために必要な成人男性の最低人数(通常10人)である「ミニャン」を見つけるのも、
困難な状況になっている。
 
 
ほとんどが高齢化し、定期的にこの場所に来ることができないため、
ユダヤ人会事務局長のA・コーエンさんが毎週金曜日の夕方と土曜日にシナゴーグを訪れ、聖なる灯を灯している。

 

 

 
ユダヤ教にまつわる物が展示されていた。
 
 
二階からの眺め。きれいだけど、やっぱり私はイスラムに惹かれるんだな~と思った。
インド好きでもヒンドゥにはあまり惹かれないし、絶対前世はイスラム教徒だなといつも思う。
 
 
この記事を書くのにコルカタのユダヤの事を調べていたら、
サダル近くのニューマーケットにあるこの古いベーカリーが、コルカタに唯一残るユダヤ系のものだと知った。
イラク出身の現在のオーナーのおじいさんが1902年に始めたベーカリーなんだって。
昔何度か買ったことがあるけど、有名な店だとは知らなかった!
 
このベーカリーについての記事。
少し歩いた所にも別のシナゴーグがあった。
 
門が閉まっていたから中には入らず。コルカタには3つ現存するシナゴーグがあるみたい。
 
 
モスクもすごくきれいだったし(追い出されて嫌な気分になったけど)、シナゴーグも興味深かったな~。

ちょっとお腹が空いて来たから、あそこに行ってみようかな!

 

続く。

 

 

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