2022.11.2後半
(もう帰国してます。)
23:00過ぎコルカタのネタジー・スバス・チャンドラ・ボース国際空港に到着!!
私の知っているコルカタ空港は小さくてしょぼかったけど、
数年前に新しくなったと聞いていた通り、すごく立派になっていた
飛行機から一歩出た瞬間インドの匂いがして、
「おぉ~~~!ほんとに来たんだ!!」と、じ~~~ん
あぁ~~~~~~~~。
ただいまインド~~~~~!!!!
イミグレで並んでいる時、後ろに並んだとても気さくな日本人女性と話した。
お仕事も兼ねて来ていると聞いて、「どんなお仕事なんですか?」と聞くと、
都内のインド好きで知らない人は居ないんじゃないかと言うくらい有名な、
南インド料理の名店のオーナーさんだった!!ビックリ
その方は、私も昔から知っているNPOでもずっと活動をされているそうで、共通の知り合いも居た。
コルカタはリピーターがとても多いから、どこかで繋がっている共通の知人が居る事も多いんだよね。
無事入国を済ませて、Facebookを教えて貰って「またお会いしましょう」と別れた。
時刻は既に0時半近く。
ホテルなどからお迎えに来て貰っていない限り、女一人でこの時間にタクシーに乗って街に出るのは危険。
今夜は一晩ベンチで過ごそうと思っていた。
インドの空港は航空券を持っていないと入場することが出来ない為、空港の中に居れば治安的には割と安全。
でもベンチを見ると・・・あまり快適そうじゃないなぁアラフィフにはちょっともうツラいかな・・・
空港内のリタイアリングルームは、『乗り継ぎ待ちの人のみ使える』とネットで見て来たけど、
ダメもとで聞いてみよう。と階段を上ってレセプションに行ってみた。
「あの~、日本から到着したところで次のフライトはないんですけど、泊まれますか?」
って聞くと、あっさり
「ノープロブレム。一階のカウンターで支払いを済ませてレシートを持って来て。」
え!いいの???なら泊まる!!!
でもまだ1ルピーも持っていないんだった・・・
まずは両替をしなくては。
う~ん、開いている両替カウンターはどこにも見当たらない。
ポリスを捕まえて「Money Exchangeはどこ?」と聞くと、「あっちだ。」と言う。
「あっち」の方向に歩いて行ってみると、ない
そこで別の人に聞くと、「チョコレートショップの裏にある。」と言う。
「チョコレートショップ」の裏を覗いてみると、ない
また別の人に聞いてみると、「◯番出口の先にある。」と言う。
◯番出口の先まで行ってみると、ない
出た!インド人あるある①
【よく知らなくても取りあえず教える】
めげずに女性ポリスに聞いてみると、「中にあったのに。」と言う。
「え、中にあったの?もう一度中に入ることは出来る?」
「NO~~~~。」
「ですよね~他に両替できるところはある?」
「空港の外にあるわよ。」
出口まで行ってポリスに聞いてみる。
「あの~Money Exchangeが外にあるって聞いたんだけど、一旦外に出たらもう空港に入れないよね?」
「入れない。」
「ですよね~」
「あっちにカウンターがあっただろう。」
「誰も居なかった。」
「居なかったのか。」
「うん、居なかった。」
一体どこに行けば両替ができるんだ
バックパックとサブバッグ合わせて10キロ以上ある荷物を持ったまま空港内を行ったり来たり、行ったり来たり。
もう眠いし疲れて来ちゃったよ・・・
「じゃあATMはある?」
「二階にあるよ。セキュリティースタッフに頼んで入れてもらいな。」
「ありがとう!そうしてみる!」
エスカレーターで二階へ上がってみる。
わ~~~新しい空港素敵だな~~~
天井に描かれているのは、ベンガル語の文字だって。
セキュリティースタッフにATMを使いたいと言ってみると、
「あそこのオフィスのマネージャーに許可を貰って来て。」と言う。
オフィスに入って聞いてみると、
女性マネージャーは男性職員に「彼女を連れて行ってあげなさい。」と指示をして、
男性職員は本当は入れない出国ターミナルの中までついてきてくれて、ATMまで案内してくれた。
恐る恐るクレジットカードを入れてみる。なんせ海外でキャッシングしたことがないのだ。
恐る恐る暗証番号を入れてみると・・・・
『お取引出来ませんでした』
な、なんでぇ~~~~~やっぱりベンチで寝るしかないの???
と思っていると、男性職員は「あっちで両替も出来るよ。」と別のカウンターへ案内してくれた。
そこで、やっと、やっと、やっと、50ドル両替出来た~~~~!!
バンザーイ!!!(但しレートはめっちゃ悪い)
男性職員は絶対チップを要求してくると思っていたのに、全く要求されず拍子抜け。
ルピーを手に入れた私は、リタイアリングルームの申し込みカウンターにやってきた。
あれ?やっぱり『ONLY FOR TRANSIT PASSENGER』って書いてあるじゃん
係員に「乗り継ぎのエアチケットを見せて。」と言われて、
「ええと、ないんです。日本から着いたばかりでここで一泊したいんですけど、ダメですか?」
「トランジット以外はダメだ。」
うっそ~~~んレセプションの人はいいって言ったのに~。
この為に苦労して両替したのに~~~。
(コメントでクレカ使えたんじゃないの?とご指摘が。全く思いつかなかった)
「でもこんな時間に一人でタクシーに乗るのは危ないからイヤだし・・・」
「・・・・明日何時にチェックアウトする?」
「6時くらい?」
「まぁいいだろう。」
いいの??やった~~~~!!!
既に時刻は1時。日本時間だと4時半だ。
もう眠くて眠くて死にそう・・・・・これでやっと横になれる!
・・・と思ったら甘かった。
その係員は、どこかに電話を掛け始めて長々と喋っている。
あのー、それ、私のベッドについての電話でしょうか?それとも関係ない電話なんでしょうか?
電話を切ると、今度は別の係員がカウンターに入って来てベンガル語で何やら言い争いを始めた。
あのー、それ、私のベッドについての相談でしょうか?それともただの喧嘩?
言い争いが終わると係員はまた電話を掛け始め、電話を切るとダラッダラ、ダラッダラと何かに記入し始めた。
あのー、それ、私のベッドについての書類ですよね???
たった一つベッドを割り当てるだけなのに、いったいいつになったら手続きが終わるの~~~???
お客さんが待ってるから急いで仕事をする、って素振りは全くない。
出た!インド人あるある➁
【仕事おっそ!】
何とカウンターで「泊まりたい」と申し出てから、
「784ルピーね。」とこのレシートを貰うまで、約30分。
ふぅ・・・・・やっと支払える!とお札を渡すと、コインのお釣りが返って来ない。
「あれ?6ルピーは?」と言うと、
係員は私の顔色を伺いながらゆっくりと2ルピーコインを一枚置いた。
「・・・・・・あと4ルピー。」
仕方がないなぁと言う風に、更に2ルピーコインを一枚。
「・・・・・・いやいや、あと2ルピー」
係員は1ルピーコインを一枚。そして渋々最後の一枚を置いた。
出た!インド人あるある➂
【出来る事ならお釣りは1ルピーでもごまかしたい】
さぁレシートをもって、再び二階のレセプションへ。
ここでもまた係員がゆっくり、ゆっくり、私のパスポートを見ながら帳簿に情報を記入していくのを待って、
やっと部屋へ。
長~~~い廊下にたくさんの部屋があったよ。
ここが女性用ドミトリー。
インド人女性や子供が6人程既に横になっていた。
荷物を置ける棚も電源も一人ずつちゃんとあるし、とっても清潔。
バスルームも清潔
バスタオルと、500mlのミネラルウオーター二本も付いてきたよ。
でももうシャワーは明日の朝にして、今日はとにかく寝よう。
1時半過ぎ、やっとベッドに横になることが出来た。
まだ空港から一歩も出ていないのに、早速インドに来た実感が湧く出来事の連続だったな。
あ~~~疲れた
おやすみなさい
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