お寺の中だから雰囲気も最高だし、
色々な古典音楽&舞踊だけじゃなくて、
ヨガありワークショップありでほんっとうに素晴らしいイベントだった
インド舞踊の衣装とお寺がすごくマッチしてた
美味しいインド料理も食べられたしね。
しかもこれ、オールナイトイベント。
北インドでは、伝統的に古典音楽のコンサートはオールナイトで行われることが多いんだって。
この時は仮眠室もあってみんな寝袋持参で来ていたけど、やっぱり私も朝までは起きていられなかった
またあったら是非行きたいな~~~!!
(22時には寝ちゃうかもしれないけど)
サーランギー奏者Ustad Sultan Khan
タブラ。素人がポンと叩いてすぐに音が鳴るようなドラムじゃなくて、すっごく難しいよ。
世界的に一番有名なのはZakir Hussainかな?
一体指がどうなっちゃってるの???って感じだよね!
二番目はバーンスリー(寺原太郎さん)とタブラ(池田絢子さん)
バーンスリーは竹で出来た横笛。
Pandit hariprasad chaurasia
池田絢子さんは8年前のイベントでも見たことがあって、もの凄く表情が豊かで個性的な方だな~って思った。
インド音楽はいつも弦楽器や笛などが先にソロでゆっくり静かに始まって、
途中からタブラが入り、段々速度が速くなり、最後にうわ~~~っと盛り上がって終わるパターンなんだけど、
池田さんはタブラのパートが始まるまでマスクをされていて、
(あー表情が見えないのか、残念だな)と思っていたら、
タブラが入る直前にパッとマスクを外してニカーーーーーッと笑って叩き始めた。
そこからはもうコロコロ表情を変えながら楽しそうに叩く池田さんに目が釘付けで、
申し訳ないけど全然バーンスリーに目が行かなかった(でもこの方もすごい方らしいよ)
タブラもすごく難しい楽器で、当然血の滲むような努力を重ねて来られているんだと思うんだけど、
池田さんはまるでタブラと一体化しているみたいに感性で自然に叩いているように見えた。
合間に解説を入れてくれていた、カタックダンスの前田あつこさんによると、
池田さんはまるで人間メトロノームかのように正確なリズムを刻む方らしい。
私はど素人だからそういうのとか、
誰が上手い下手とかは全然わかんないけど本当に惹きつけられた
隣に座っていた二人組も池田さんが凄すぎたって言ってた。
三番目はサントゥール(宮下節雄さん)とタブラ(指原一登さん)
宮下さんは、日本のサントゥールの第一人者でとても有名な方。
すごくきれいな音色で、最初の静かなソロの部分でウトウト寝ちゃった
でも、気持ちよくなって寝ちゃうのも、
インド音楽では全然ありなんだって!
サントゥールはこんな楽器。
クルミで出来ていて、クルミの撥で叩くんだって。
元々イランから伝わって、インドのカシミール地方で発展したそう。
宮下さんのグルでもあるPandit Shivkumar Sharmaさんは、残念ながら今年の5月にお亡くなりになった。
ステージの飾りがまたすっごく素敵だった
奥はサリーの布で、真ん中にインド国旗の三色が使われていて、手前のは日本の着物の帯なんだって。
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