2008.1.8


<本日の移動> カシャーン9:00→バス

12:30テヘラン



早朝、まだ道はツルツルに凍っていた。
重いバックパックを背負って、氷の上を20分掛けて昨日のバス会社まで歩く。



「ターミナルじゃなくてここに来て。」

って確かに言われたはずなのに、オフィスは閉まっていて、誰も居ないダウンえー!



話しかけてくれた女性が、
「大雪のせいでハイウェイがクローズしてるから、電車しかないわよ。」って教えてくれた。



もうバスの出発時刻なのに。
チケットはもう購入してしまってるし、どうしよう・・・

取り合えずバスターミナルまで行ってみよう。


女の子の学生二人の助けを借りてタクシーを拾って、ターミナルに到着すると、

テヘラン行きのバスはちゃんと出ていて、私の乗る予定だったバスはとっくに出発してしまっていた。



結局同じ会社のチケットを二度買う羽目になってしまった。

モッタイナイショック!でも仕方ない。(25000リアル=約300円)


途中はずっと雪景色だった。

三時間半ほどで首都テヘランに到着。

$Sonokoの一人ときどき二人旅

 

テヘランの南バスターミナルに到着してからメトロに乗ってみた。

一回分でいいのに、これしかなかった。
$Sonokoの一人ときどき二人旅


市バスが2円程なのに比べると、メトロは10倍くらいして高い。

といっても20円だけど。



イマームホメイニーからアミールカビールストリートを歩いて、目的地のマシュハドホテルへ。

ここもバックパッカーが集まる宿。

とっても清潔キラキラ(ドミ40000リアル=約476円)



イランでどこでもハズレなく美味しかったのが、チェロウ・モルグ。

今日も絶品爆笑(20000リアル=約240円)




テヘランの街の見た目は・・・・



正直な感想は、今までに訪れたどの国の首都よりも醜く、魅力がなかった。

※あくまでも個人の感想です。



余程魅力を感じなかったのか、何と一枚もテヘランの街の写真を撮っていない笑い泣き



イラン人の若い男の子、女の子たちは、さすが首都と言う感じで洗練されていて、

とってもオシャレだった。



どうやら、イランではニワトリのとさかのような前髪が流行っているらしく、

女の子もスカーフから思い切り前髪を出して、これでもかって言うくらいとさかを立てている。



ちょっと面白くて笑ってしまった。
それにしても、男女ともにやっぱりイラン人は美しい顔立ちをしているラブ



テヘランでは、特にすごい見所は無いけど宝石博物館が面白いよ、って聞いて、

メリバンクの地下にあるそれを見にいった。



入り口の扉は、何十センチもある重い鉄の扉で、セキュリティーチェックも厳しい。

残念ながら写真撮影は禁止だった。



そこには、ただアクセサリーが置いてあるのではなくて、

色とりどりの宝石で作った巨大な地球儀や椅子が展示されていて、超ゴーーーーーージャス!!!ラブ



宝石に興味が無い私でも、はぁ~~っってため息が出るくらいのすごさだった!



以下の画像こちらより↓お借りしました。

 

地球儀すごいよね!日本はど~こだ?

 

 



イスタンブール行きの列車のチケットを買いにメトロで途中まで行って、

氷の上をそろ〜りそろ〜りと20分歩いて、やっと駅まで到着したと思ったら、



なぜかチケット購入不可能で、旅行会社に行けと言われて、旅行会社に行くと休みだったチーン

 

 

また明日の朝、出直しだ。
全くの無駄足。今日は色々ついてない。
そう言う日もあるわね。



旅行者が噂していた、超巨大シュークリームを買ってみた。

11000リアル(約130円)って、サンドイッチが二つ食べられるくらいの値段。



美味しかったけど、甘い!!!

イランではシュークリームをいっぱい食べたな。


チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤


2008.1.9


朝起きてすぐ、駅の近くのエージェンシーで、トルコのイスタンブール行きの列車のチケットを購入!

(578000リアル=約6880円)
ホッ。やっとイランを出発出来る!!


イスタンブールはトルコの西側。

東にも見所はたくさんあるのだろうけど、トルコ東部は現在マイナス10度雪雪の結晶の世界と聞いて、

一気にイスタンまで向かってしまうことにした。寒いのは苦手雪



ここまで一気に行くよ!
$Sonokoの一人ときどき二人旅
 

テヘランからイスタンブールまでは、三泊四日の列車の旅になる。



今日のサンドイッチ屋さんのおじさんは、とっても優しくて気持ちのいいおじさんで、温かい気持ちになった黄色い花



イランでは、貧乏旅行の私はサンドイッチにどれだけ助けられたか・・・



お昼過ぎに、新井くんとアメリカ大使館跡へ。

ただひたすら高い壁が続いて、何も見えずダウン


何故「跡」なのかというと、ここで79年にアメリカ大使館占拠事件があったから。

 

 

イラン革命~アメリカ大使館占拠事件の流れを簡単にまとめると、

 

 

イラン最後の皇帝パフラヴィ―二世は親米で、アメリカとの結びつきを強める。


下矢印

「白色革命」強権的な西洋化、近代化。

反対する勢力は弾圧され、言論や思想の自由も封じ込まれる。

反体制派のホメイニはパリに亡命。

下矢印
貧富の格差広がる。

若者をはじめとする民衆が反発ドンッドンッドンッ
下矢印

収拾がつけられなくなったパフラヴィーは1979年1月イランを離れ亡命。

下矢印

亡命先のパリから戻ったホメイニが1979年2月イスラム原理主義、反米路線を掲げる新政権を樹立。

「イラン=イスラム共和国」が成立。

ホメイニ


下矢印

イランから逃れたパフラヴィー2世の受け入れをアメリカが認めたことで、

ホメイニ支持の学生たちがテヘランのアメリカ大使館を襲撃。

下矢印

444日間もの間、人質を取り占拠。

下矢印

1980年アメリカとイランは国交断絶


って流れ。へ~~~。


まだ道路は凍っていて、ツルツル。ほんと危ないあせる



さぁ、明日からの列車旅の為に買出しだ~~~!



トマト5個、きゅうり5本、キウイ5個、りんご3つを購入。

これで3日分足りるかなぁ。



新井くんは、タブリーズと言う街にバスで向かっていった。

またね~~~~~~~~~~!!!バイバイ


バイバイして、近くの宿でネットをしていると、新井くんが帰ってきた。

あれっ??おかえり~~~~~!!バイバイ


タブリーズ方面は、大雪でバスがストップしていたらしい。



「じゃあイスタンまで行っちゃおうよ、行ちゃおうよ!ニヤニヤ



って言う私の誘いに乗って、一緒の列車でイスタンに向かうことになった。



やった~~~~~~~~~~!!!

3泊4日、一人じゃ退屈で死んじゃうところだった合格

 

 チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄


アメリカ大使館占拠事件を描いた映画アルゴ、見たことある人〜??パー

大使館員たちが極秘の作戦でイランを脱出する話。

実話だと思うとめーちゃくちゃスリルがあるし、超面白いよ!!

 

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<本日の出費>
宿 40000(ドミ)
タクシー 4000
バス(カシャーン→テヘラン)25000
メトロ 4000
昼食 20000
ミュージアム 30000
超巨大シュークリーム 11000
夕食 3500(サラダ)
計 137500リアル=約1640円

 

宿 40000
列車チケット(テヘラン→イスタンブール)578000
サンドイッチ 6000
おやつ類 22500
メトロ 2000
野菜果物 17000
砂糖 3000
水 3700
サンドイッチ 4000
チャイ 1000
ネット(2時間)16000
夕食 16500
計 709700リアル=約 8480円
 

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