2007.12.13
<本日の移動>
→→ケルマーン10:00(マシュハドから14時間半)
バスの中で目覚めると、砂漠の中だった。
どこまでもどこまでも、砂漠。
10:00にケルマーンのバスターミナルに到着。
昨日バスの中で話しかけて来てジュースをご馳走してくれた英語が話せる男の人が、明日のヤズド行きのバスのチケットを買うのを手伝ってくれた。
その上、目指す街の中心のアーザーディー広場までのタクシー代も出して送ってくれて、
「もしなにか困ったことがあったら電話して。」
って電話番号を教えてくれて、もうそこでお礼を言って別れようとしたのに、
「YOU MUST CALL ME.」と、テレフォンカードまで買い与えてくれた。
イランの人は本当に親切な人が多い。
バックパックが重くて重くて(イマームレザー廟で貰った<あなたのイスラムを知る>本のせいか?)やっっっっとのことで宿に辿り着くと、
またしても宿代がガイドブックよりかなり上がっていた。
イランの物価はこの古い情報よりかなり上昇しているみたいだ。
70000リアル=約830円でチェックイン後、バザーレ・ヴァキール(ヴァキール市場)を歩いていると、
またしても若い男の子たちのからかいの声があちこちから飛んできた。
あまりにも嫌な声掛けが多いから、iPodを大音量で聞いて、周りの声が聞こえないようにした。
からかってくるタイプは、向こうから歩いてくる時点で大体わかるから、
すれ違う時にイヤホンの上から両耳を手で押さえて、一切何も聞こえないようにした。
これ、いい!!防げる不快なものは防ぎたい。
何気ない建物がきれい。
このケルマーンの町に来た目的は、一つだけ。
インド〜パキで一緒だったゆなちゃんが、超オススメしていたチャイハネ(カフェ)があるのだ。
ケルマーンは治安も悪いし、他に見所も特にないけど、このチャイハネのためだけにでも訪れる価値があると言う。
チャイハネ・イエ・ヴァキールの入り口
このチャイハネは元々ハンマーム(中東の公衆浴場)だったらしい。
外国人のみ入場料が掛かる。(2000リアル=約24円)
中に入ると、こーーれーーーはーーーー、スバラシク素敵!!!!
生のイランの伝統音楽を楽しみながら、一時間半ほどゆっくりお茶を飲んだ。
あーーーここは本当に最高!!是非オススメしたい。
とってもいい気分でチャイハネを後にすると、入り口のところで家族連れに会った。
日本人の私にとても興味を持って、一緒に写真を撮りたいと言ってくれた。
めかしこんだ兄弟、かわいい
歩いていると、道端でサッカーをしていた少年3人組が居て、「ハロー」って声を掛けられた。
勝手にサッカーに加わってみると、「いいよいいよ!!」って言ってくれたから、
しばらく動き辛い長い黒コートをズルズルしながら一緒にサッカーした。
スカーフがずり落ちないようにサッカーをするのって難しい
イランの女性は大変だなぁ・・・道端でサッカーをするイラン女性はまず居なさそうだけど。
モスクにも入ってみよう。ここでも女の子たちが色々助けてくれた。
朝、テレフォンカードをくれた彼に一応電話をしなければ失礼かと思い、電話を掛けてみると、
「今から会える?」といわれた。
特にこの町で困ったことはないし、一人で大丈夫だ。
「頭が痛いから、今日は休みたい。」
と嘘をつくと、それでもしつこく少しだけでも会えないかと言われた。
多分本当に親切にしたいだけの人なんだろうとは思うけど、万が一のことを考えるとやっぱりこの前のこともあるし怖い。
丁重に断って電話を切り、サンドイッチをテイクアウトして、日が落ちる前に部屋に戻った。これが一番
このチャイハネ、また行きたい〜素敵だよねぇ。
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<本日の出費>
バス(ケルマーン→ヤズド)35000
宿 70000
石鹸 15000
サンドイッチ+ジュース 12500
チャイハネ 7000(入場2000+
チャイ5000)
水 3000
ガム 2000
サンドイッチ 5000
計 149500リエル=約1787円