2005年の冬休み3週間で行った29歳の時のインドの話です。
朝、目が覚めるともう6:15!!!
慌てて飛び起きて宿の屋上に上がった。
聖地カニャクマリでは、早朝から沢山の人がサンライズを拝みに海岸に向かう。
前回は海で見たし私は屋上からでいいや。
何とか間に合ったけど、生憎の雲り。
日本では忙しくて気にも留めないのに、
旅に出るとサンライズとサンセットを見るのが一大イベントになるね。
その後海の側でコーヒータイム。
インドと言えばチャイが主流だけど、南ではコーヒーもよく飲まれるんだよ。
甘~~~~いミルクコーヒーね。
No.3に行ってダールワダ(上・豆のハンバーグを揚げたもの)と
マサラワダ(下・豆粉のドーナツ)とで朝食にする。
昨夜気が付いためちゃくちゃショックなこと。
今回持ってきた一眼レフのフィルムカメラは手に入れたばかりで慣れてなくて、
何とフィルムが巻けてなかった〜〜〜
チェンナイ~カニャクマリの36枚がパー。ショック過ぎる!!!
デジカメが信用できないからフィルムカメラも持ってきたのに・・・・
フィルムが巻けてないのに一生懸命ピントを合わせたり、
光がとか構図がとか考えて36枚も撮ってたと思うと情けない
(フィルムすらまともに入れられないカメラを持ってくるなよ!!)
今日は覚えている限り昨日と同じ場所に行って撮ったけど、
昨日と同じ人が歩いているわけでもないし、
同じ写真は二度と撮れないんだと改めてがっかり。
ま、写真を撮るのが目的なわけじゃないしまだデジカメの写真がある。
気持ちを切り替えて行こう!!
セットドーサを焼いている所。
一昨日の記事に書いたこれもウタパムではなくてセットドーサでした!
HIROMI☆インドさんが教えてくれました。有難うございます
ドーサを焼いている所。
南インドでよく見られるのがこのレッドバナナ。甘~〜いよ。私は緑のが一番好き。
水汲みにやって来た女性たち。家に水道ないのかな?
写真屋さんには日本人が。誰だろ?
ちなみに、STD、ISD、PCOは電話サービスのことで、
それぞれ州外への電話、国際電話、ローカル電話を指す。
このマークがあるお店の中には小さな電話ブースがあって、
通話が終わったらガチャンガチャンってレシートが出てきてお店に支払う仕組み。
Skypeが無い時代は、こう言うお店から電話を掛けてた。
以前はそこら中で見かけたけど、
携帯がこれだけ普及した今でもあるのかな?
海の方へ行くと、ポストカード売りの男性が「買わないか?」と声を掛けてきた。
体がとてもとても小さくて曲がっていて、脚も不自由で木の杖をついていた。
もうチェンナイの大きな書店でポストカードを何枚も買ってしまった後だったから、
昨日から他のポストカード売りがやってきてもずっと断り続けていた。
でも、普通こんなに障がいがあったら物乞いをする人が殆どなのに、
この人はちゃんと自分の力で稼ごうとしているし、
何よりもとっても澄んだきれいな目をしていたから好感を持って、
この人からなら買ってもいいかなと言う気になった。
かと言って、言い値をあっさり払うのも同情心で恵んであげるみたいだから、
ここはいつも通りに値段交渉開始。
「ちょっと高いかな〜。もうちょっとまけて〜!」
「ん〜じゃあ70ルピー!」
「もう一声!!」
「オッケーオッケー!60でいいよ!」
「やった〜!ありがとう〜!」
お互いが納得行く値段で交渉が成立してお金を払おうとしている時、
インド人女性が彼を見て1RSを渡そうとして来て、
彼はすごく嫌そうな顔をして断っていた。
女性も悪気はなかったんだろうけど、
ちゃんとプライドを持って仕事をしているのに物乞い扱いをされたら、
そりゃ嫌な気持ちになるよね、と思った。
私がお金を払った後、「サンキュー!!」と握手まで求められて、
最高に素敵な笑顔でバイバイしてくれて、何だかとっても爽やかな気分になった。
ボート(20RS=約50円)に乗って島に渡ってみよう。このちっちゃい所ね。
ここがインドの最南端か〜
風が強くて気持ちがいいけど、めっちゃ暑い!!
裸足で歩いてると地面で火傷しそうだ
日陰に入ってのんびりとポストカードでも書こうっと。
ここはきっとインド最南端のトイレだね!
(ほんとトイレの写真撮るの好きだな~笑)
そろそろ戻ってお昼ご飯にしようっと。
ミールス27RS=約67円。今日は全部平らげた!
二回目のカニャクマリももう満喫したから
あとは列車の時間まで部屋でゆっくりしていよう。
続く。